メール配信効果を高めましょう
公開日: 2022.11.09
この記事で学べること
- 配信効果の確認方法
- 各指標を向上させるコツ
- トライアンドエラーの繰り返し方
この記事のゴール
メール配信を終えて一息ついたら、結果を確認してみましょう。
当記事のゴールは「配信結果を確認し、改善アクションを行うこと」です。
配信結果を確認する
ここでは主要な指標と確認方法を学びます。主要な指標は下記の通りです。
1.配信到達率
メールの総送信数に対してバウンスされることなく、受信者に正しくメールが到達した確率
2.開封率
メールの総配信数 (バウンス数を除く到達した数) に占める、開封数の割合
3.クリック/開封率
送信したメールの確認方法は下記の記事をご参照ください。
- ヘルプ記事:リストメールレポートの表示
- ヘルプ記事:リストメールレポートの総計値
各指標の効果を向上させるコツ
各指標の結果を向上させるための一般的なコツをいくつかご紹介します。お客様のビジネス状況に応じて、ベストな方法は三者三様ですので、いろいろとお試しいただきながら “自社の成果の向上に一番効果があった方法" をぜひ見つけてみてください。
1.配信到達率
送信ドメインのDKIM認証はお済みでしょうか?
認証がお済みでない場合、スパム・なりすましと判定され、バウンスとなり到達されないリスクが大幅に高まります。
ドメイン認証やロールベースのメールアドレス(例: info@)など、配信到達率を下げないために確認すべきポイントを下記の記事でご紹介しています。
- サクセスナビ記事:メール送受信の仕組みと Pardot でできること
2.開封率
受信ボックスを開いて目に飛び込んできたメール、みなさんならどのようなメールであれば開封したくなりますか?
- 配信時間は適切か
- 件名の長さは適切か
- 送信元のメールアドレスは誰か
開封したくなるメールの代表的なコツを下記の資料でご紹介していますので、ぜひご確認ください。
3.クリック率
クリック率は非常に重要な指標です。理由は、メールのリンククリックにより「プロスペクトとCookieが紐づく」ためです。
プロスペクトとCookieの紐づけについての詳細はこちらの記事をご覧ください。
- サクセスナビ記事:プロスペクトとCookieの紐づけを理解しましょう
メール内の本文で伝えたいすべての情報を網羅する必要はありません。あくまで動機づけを行い、リンククリックをした先のウェブページで情報をお伝えしていく構成を心掛けることが重要です。
『B2Bマーケティング完全攻略ガイド』では、効果的なメールテンプレート作成のためのチェックリストが用意されています。
また配信頻度や、リストを大別する条件と配信コンテンツにお悩みはありませんか?『BtoBデジタルマーケティングの『勝ちパターン』』を読めば、多くの企業で当てはまるコツが掲載されていますので、ぜひご参考ください。
実施と改善を繰り返しながら、自社にとってベストな方法をぜひ見つけてみてください!
トライアンドエラーを繰り返そう
改善を繰り返して最適な方法を編みだす上で、A/Bテストの機能がとても有効です。
A/Bテストとは、Aパターン・Bパターンと2つのコンテンツを作成し、一部の対象顧客に対して配信を行います。一定期間を過ぎ、結果が良かった方のパターンを勝者と判定し、残りのリストに対して勝者のパターンでメールを配信します。詳しい方法はヘルプ記事をご参照ください。
- ヘルプ記事:A/B テストのメール
学習ツール
より詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。
Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。
- エキスパートコーチング「リストメールの送信」
まとめ
「配信結果を確認し、改善アクション」を実施できましたか?
ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。
- ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ
さて、メールを送るだけでは意味がありません。関心がすでに高い / 高まった顧客は営業担当で素早くフォローしていく必要があります。続いてのステップでは、「見込み客の選別」を行うために「見込み客をどのように絞りこむか決めて設定」していきます。
「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
公開日: 2022.11.09
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活用7ステップ
-
STEP1. 初期設定
-
STEP2. 施策検討
-
STEP3. 獲得
-
STEP4. 育成
-
STEP5. 選別
-
STEP6. 自動化
-
STEP7. 効果測定