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この記事で学べることユーザーの役割や業務フローに合わせて画面を柔軟にカスタマイズすることで、ユーザーにとって操作性の高い画面に変更することができます。カスタマイズをするには、まず業務を理解し、どのような画面で操作ができれば効率的かを把握する必要があります。今回は良く使用する4つの画面カスタマイズについてご紹介します。会社のイメージに合わせたテーマや背景の設定会社のブランドイメージにあわせて、ロゴや背景を変更することができます。Salesforceのデフォルトで用意されているテーマのいずれかを選択または、独自のカスタムテーマを作成することが可能です。会社のブランドカラーやロゴを設定することで、オリジナリティを出すことができます。自社のSalesforce組織であることがひと目でわかり、ユーザーにとって、より親しみが持てますね。操作手順については、参考リソースの“Lightning Experience での組織のブランド設定”よりご確認ください。ホーム画面のカスタマイズLightning Experienceのホーム画面には、各ユーザーが1日のスケジュールを管理するために必要とする情報を表示することをお勧めします。デフォルトでは、四半期のパフォーマンスサマリーや、今日のToDoおよび商談に関する重要な最新情報を参照することができます。画面右上の[歯車マーク]|[編集ページ]をクリック、または[設定]|[Lightning アプリケーションビルダー]からホーム画面に表示するコンポーネントのカスタマイズが可能です。今回は営業マネージャー用にホームページに未承認申請と営業担当の成績を確認するためのレポートグラフのコンポーネントを追加しています。・四半期パフォーマンス当販売四半期の商談のうち、完了した商談と、完了する確度が70%を超えている進行中の商談のみが表示されます。また[鉛筆]マークをクリックして目標を設定します。・未承認申請ホーム画面に未承認申請を配置することで、承認者は一覧で未承認リストを確認、返答することができます。最大で46件までの未承認申請が表示されます。・レポートグラフ毎日確認する必要がある指標をホーム画面に表示することで、レポートタブをクリックしなくても、ログイン後すぐに確認することができます。確認したい指標や重要となる項目を配置することで、ホーム画面を最大限に活用することができます。アプリケーションのカスタマイズアプリケーションとは、ビジネスの業態や業務内容に合わせて、必要となる機能を1つのツールとしてまとめたものです。使用できるアプリケーションはアプリケーションランチャーから確認することができます。今回は標準で用意されているアプリケーションのうち、セールスとサービスについてご紹介します。「セールス」は営業支援を目的としたアプリケーションで、新規顧客の獲得や営業の生産性向上、正確な分析・意思決定を実現するための機能が用意されています。「サービス」では顧客からの問い合わせ管理、サービスコストの効率化をサポートする機能が用意されています。各アプリケーションを選択すると画面が切り替わり、そのアプリケーションで用意されている機能が使用可能となります。上図のように、「セールス」ではケースが表示されませんが、「サービス」に切り替えることで、ケースが表示されます。選択したアプリケーションで、表示されていないタブもアプリケーションランチャーから検索をすることで、タブを表示させることができます。また、部門や役職に応じてLightningアプリケーションを作成し、ユーザーが一般的な業務を完了するために必要となる、項目 (タブ) を組み込むことが可能です。たとえばインサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルに、新規アプリケーションを割り当てます。インサイドセールス担当にとってキャンペーン、リード、ToDoなどが特に重要となりますので、今回はこの3つを含めたアプリケーションをカスタマイズします。操作手順1.[設定]|[クイック検索]ボックスに「アプリケーションマネージャ」と検索し、 [新規Lightningアプリケーション]をクリックします。2.アプリケーション名に「インサイドセールス」と入力し、必要に応じて画像を設定します。3.アプリケーションに含める項目を[▶]で追加し、表示される順番を[▲][▼]を使って調整します。4.インサイドセールスアプリケーションにアクセスできるユーザプロファイルとして、インサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルを選択します。設定は以上です。「インサイドセールス」のアプリケーションを選択し、確認してみましょう。先ほど選択した項目のみが表示されていますね。組織のユーザーはアプリケーションの切り替えや、タブの並び替えを簡単に行うことができ、必要な項目や使用する順番に並び替えて表示されていることで、業務の効率化につながります。表示ラベルの変更オブジェクト、項目、またはタブの名称を自由に変更することができます。組織に合わせて分かりやすい表示ラベルを設定することで、ユーザーは迷うことなくSalesforceを操作することができます。[設定]|[クイック検索]ボックスに「タブと表示ラベルの名称変更」と検索し、変更したいタブの[編集]をクリックします。たとえば、[リード]タブを[見込み顧客]に変更し、[次へ]をクリックすると、表示ラベルの名称を変更することができます。※上図のようにタブ名を[リード]から[見込み顧客]に変更すると、一部項目の表示ラベルが連動して変更されますので、意図に沿った表示ラベルになっているか確認してください。変更を保存すると、タブ名が[リード]から[見込み顧客]に変更されています。使い慣れている名称に変更することで、ユーザーは迷うことなく対象のタブを見つけることができますね。考慮事項タブ名を変更することで、一部項目の表示ラベルが連動して変更されるテーマは一度に1つのみ有効化でき、1つのテーマが組織全体に適用される学習ツールLightning アプリケーションの作成およびカスタマイズ(Trailhead)タブと項目の表示ラベルの名称変更に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Lightning Experience のカスタムホームページの作成(Trailhead)Lightning Experience での組織のブランド設定(ヘルプドキュメント)まとめ画面のカスタマイズをすることで、ユーザーの利便性が高まります。一方で、急に今までとは異なる画面に切り替えてしまうとユーザーの混乱を招く恐れがあります。Salesforce運用中は、切り替え前にユーザーへの周知を行いましょう。どのような画面で操作ができれば効率的か業務フローを理解し、ぜひ組織にあった“使いやすい”画面をカスタマイズしてみてください。
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この記事で学べること改めて基本機能の使い方に関するハンズオンセッション(エキスパートコーチング)を受講することで、ツールの使い方に慣れたり、最新のデータから世界のショッピングトレンドを知ることでEコマースにおける課題や傾向を掴むことができます。この記事のゴールサイトがローンチしてから運用フェーズに入る段階でツールの使い方を学習することに加え、何を目指して運用すべきなのかや標準機能以外に活用可能なソリューションはどのようなものがあるのかについても学びましょう。学習ツールはじめようシリーズ:機能の使い方について学びます。必要な時にいつでもコマースのエキスパートコーチングのリクエストが可能はじめての方には、『Getting Started / はじめよう』シリーズがおすすめです。並べ替えルール基本について説明し、ベストプラクティスを紹介し、また、Einstein Predictive Sortを使用して並べ替え順序をパーソナル化する方法について学びます。サイト内検索サイト検索機能の使用方法の基本的な知識、および継続的なサイト検索の最適化を効率的に実行する方法について学びます。EinsteinEinstein機能活用に関するご相談を承ります。キャンペーンとプロモーションキャンペーン、限定子、プロモーションを使用して、サイト上のさまざまな顧客セグメントにサイトエクスペリエンスや割引を提供する方法を学習できます。Search Engine Optimization (SEO)SEOに関連するBusiness Managerの使用方法のレビューを行い、使用上の問題点と不足している知識を特定し、レコメンデーションをします。コンテンツアセット、スロット/Page Designerコンテンツアセット、スロット、Page Designer機能に関する機能概要情報を提供をしますReports & Dashboards各ツールで利用可能なレポート、指標の定義、データの収集方法、ツールへのアクセス方法について説明します。商品とカタログ商品とカタログに関する機能概要、運用のベストプラクティスに関する情報を提供をします。動画で機能を学ぶCommerce Cloud を動画で学ぶ基本的な機能を各トピックごとにカバーしている動画を見てCommerce Cloudの理解を深めましょう。エキスパートコーチングの申し込み方法: リクエスト方法
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この記事で学べることSalesforce稼働後の(自社の)組織体制変更時の対応の流れを知ることができます組織体制変更時に使用するツールについて知ることができます組織体制変更時の対応の流れSalesforceのシステム管理者のみなさまは、普段新入社員のユーザを作成したり、退職するユーザを無効化したり、ユーザ情報の更新(部署やロール、プロファイルの変更)等のユーザ管理業務を行なわれていると思います。※ ユーザの管理については「ユーザ管理の便利機能」も参考にしてください。今回は、期初や期末にみなさまの会社で行われる事があるであろう、組織の体制変更に伴い、Salesforceにどのような変更を行う必要があるかを考慮点含めて説明します。※人事異動の場合はユーザ情報の更新(ロール項目の変更)になりますが、今回はロール自体を変更する場合の作業の流れになります一般的に、組織の体制変更がある場合、以下のような変更が行われると思います。それをSalesforceに反映させるための変更箇所は以下のとおりです。組織の変更に伴う変更点Salesforceの設定変更箇所組織の体制変更(新たな部署が設置される/既存の部署が統合されるなど)・ロール(自体)の変更・階層構造の変更既存の部門/部署名の変更・ロール(の名称)変更・ユーザの[部署名]の変更部署のメンバーの変更・ユーザの[ロール]の変更役職名の変更・ユーザの[役職]の変更お客様の担当替え・取引先や商談の[所有者]変更・活動の[任命先]変更注意事項:上記以外にも、例えば[ロール名]を条件にしたレポート、ダッシュボード、数式項目、フロー等の自動化設定がある場合は、それらの変更も忘れずに実施しましょうユーザの[ロール]や[役職]項目以外にも、プロファイル、マネージャーや権限セットの変更が必要な場合は一緒に変更しますSalesforceの設定変更箇所を把握したので、「早めに変更作業をしたい」と思うかもしれませんが、その前に!決めておくべきことがあります。移行ルール変更作業に着手する前に、関連部署のメンバーとあらかじめ以下を決めておくことで、変更作業をスムーズに進めることができます。組織の体制変更後に、Salesforceのデータをどのようなルールで共有するか(データへのアクセス権をどうするか)最終的に、どのようなロール階層にするか共有ルールを使用するか、使用する場合にはどのようなルールにするか誰がどの取引先を担当するか取引先の新旧担当者一覧の作成商談の担当はどうするか例:現在進行中の商談の担当者は変更しない、完了している商談の担当は変更しない(過去の実績を組織の体制変更前の担当で把握する必要がある場合は、担当者を変更しないでください)活動の担当はどうするか例:まだ完了していない活動の任命先を変更するか/しないか注意事項:上記以外のオブジェクトを使用している場合は、オブジェクト毎に担当をどのようにするかを決めておきましょう。移行ルールが決まったら、次の流れで変更作業を行いますロール・共有ルールの変更ユーザ情報の変更各データの所有者変更1.ロール・共有ルールの変更まずは組織の土台となるロール、およびロールを使用した共有ルール(アクセス権)の設定を行います。ロールや共有ルールは、2.ユーザ情報の変更作業が完了するまでは反映されません。そのため、ユーザ情報変更作業前に、あらかじめ準備をしておきます。組織の体制変更後の状態に合わせて、ロールを変更します。新たな部署が追加される場合は、[ロールの追加]からロールを作成します部署が統合される場合も、新たな部署を作成します。統合前の部署を残しておくと、退職したユーザのロールを変更する必要がありません階層構造の変更はなく単なる名称変更の場合は、[表示ラベル]と[レポートに表示するロール名]を変更します階層構造が変わる場合は、[このロールの上位ロール]項目を変更します会社の合併など、大幅な組織体制変更の場合は、新しいロール階層を定義することをお勧めします。組織の体制変更の前日までは、旧体制のまま業務を行う必要があると思いますので、あらかじめ新組織体制の準備でロールを作成しておき、新組織体制に変わるタイミングでユーザ情報を更新して新しいロール設定を反映させます。次に、ユーザ情報を変更して、新しい組織体制を反映させましょう。2.ユーザ情報の変更組織の土台となるロールおよび共有ルールの設定が終わったら、ユーザ情報の変更を行います。ユーザ情報は、以下3種類の方法で変更することができます。ユーザの詳細画面の[ロール]項目を変更するロールの詳細画面から複数ユーザを一括で変更するデータローダを使用するユーザの詳細画面の[ロール]項目を変更するロールの詳細画面の[ユーザをロールに割り当て]で、複数ユーザを一括で変更する(具体的な操作手順は、「ユーザへのロールの割り当て」(ヘルプ)をご覧ください)データローダを使用する組織の体制変更がある場合、一般的には、ロールを変更するタイミングでプロファイルや部署名、役職名等も変更になることがあると思いますので、それらを一度に変更ができるデータローダを使用することをお勧めします。(データローダの使い方ついては「初めてのデータローダ 〜Update編〜」(サクセスナビ)をご覧ください)注意点:承認プロセスにマネージャー項目を使用している場合は、マネージャー項目も忘れずに変更しましょう。ユーザ情報の変更が完了したら、取引先や商談などのデータを変更します。3.各データの所有者変更事前に定義した移行ルールに従い、データの所有者(や任命先)を変更します。所有者の変更は、画面上から行える「所有権の一括変更」もしくはデータローダをご利用いただけます。どちらのツールが適しているかは、以下をご確認ください。注意点:「所有者の一括変更」機能を利用できるのは、リード、取引先、カスタムオブジェクトのみです上記フロー以外のデータ(例:現在の所有者が所有している完了している商談など)の扱いについては、オプションで選択をすることができます。以上で、組織の体制変更があった場合に、システム管理者様にて対応が必要な作業は完了です。学習ツールロールの項目(ヘルプ)ユーザの項目(ヘルプ)データの所有権の移行(ヘルプ)取引先の一括変更で、同時に移行されるデータについて(ナレッジ)まとめ変更作業を始める前に、移行ルールを決めておくことが重要ですデータ変更に使用できるツールは「所有権の一括変更」とデータローダがありますので、要件にあう方を選択しましょう
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この記事で学べること スコアの活用方法の決め方スコア活用のためのダッシュボード確認結果から具体的な活用方法に落とし込むステップ2でスコアを確認・評価できましたでしょうか?ステップ3では、ステップ2の結果から、具体的なスコアの活用方法に落とし込みます。活用方法を考える流れは以下です。スコアの利用することによってねらう効果を明確にします代表的なものは「売上目標の精度向上」「受注確度向上」「業務効率化」この3つですスコアをどのように活用するかを明確に決めますねらう効果に紐づけて、どのようにスコアを活用するかを具体的に規定しますスコアを利用した効果測定方法を決めますスコア利用前・後で何を比較するかや、ねらう効果の達成率の測定方法を明確にします以下に例を出します。ここがポイント :ステップ2の結果を閾値や条件に組み込んで、具体的な活用方法に落とし込んでいきます。たとえば、ステップ2で、以下の評価が出ていた場合スコアは商談確度をしっかり反映しているスコアが70以上の商談は成立する可能性が高いスコアが30未満の商談は失注可能性が高い評価結果を閾値などに利用し、以下のような活用方法に落とし込みます。スコアから商談をランクつけして売上予測に利用ランクA:70以上、B:50以上、C:30以上 D:29以下スコアが70以上(ランクA)から下がったお客様にはコンタクトを3日以内にとるスコアが50−69(ランクB)のお客様を重点顧客とし、受注に繋げる施策キャンペーンを行う活用のためのダッシュボード整備スコアの活用方法が定まったら、状況確認のためのレポートやダッシュボードを作成します。レポートダッシュボードの一例を紹介します。スコアをランク化して活用する場合スコアをA~Dなどのランク化して活用する場合は、商談スコアから商談のランクを表示する数式項目を作ることをお勧めします。レポートでスコアをレンジ毎にバケット作成する手間がなくなります。数式例:IF (OpportunityScore.Score<1 , "none", IF(OpportunityScore.Score<30, "D",IF(OpportunityScore.Score<50 , "C",IF(OpportunityScore.Score<70 , "B","A"))))スコアの中央値を利用する場合の例補足:完了時のスコアをダッシュボードで表示するためには、商談完了時のスコアを保存して確認しようの設定が必要です。スコアの変化量を活用する場合の例補足:スコアの変化量をダッシュボードで表示するためには、商談スコアの変更履歴を保存しようの設定が必要です。どのような内容をダッシュボードで配置するかイメージがつきましたでしょうか。ダッシュボードを作成したら、次のステップに進みましょう。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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この記事で学べることリード(見込客)とは何かなぜリード管理が必要なのかリードの活用方法リード(見込み客)を管理して、より多くの商談化を目指そうリードとは、商品への関心を示しているものの、まだ購入すると評価されていない見込み客のことです。リード管理では、見込み客を評価し、ナーチャリング(育成)をします。評価をすることで、見込み客が将来の顧客となる可能性があるかを判断し、可能性が最も高いリードから重点的に取り組むことが可能となります。またナーチャリングを行うことで、見込み客に対して自社の製品やサービスに対する興味・関心を高める事が可能です。それではSalesforce上でリード管理を行う方法を、以下の学習ツールで学びましょう。学習ツール1.<動画>オンデマンド Sales Cloud:リードの管理(1:03:36)リードの管理を正しく行うための準備、リードから商談が発生したとき、Salesforce ではどのような変換が行われるのかを学びましょう。https://play.vidyard.com/KSSeuuEAyJ7HBGz82iXbZ1.html*画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です2.<動画> 【標準オブジェクトシリーズ】リード・キャンペーン(09:43)さらに、マーケティングイベントを管理できるキャンペーン機能を活用することで、リードから商談成立までのマーケティング活動の分析が可能になります。この動画では、リードとキャンペーン機能活用のメリット、活用開始のための3つのステップを紹介しています。https://play.vidyard.com/xsHMgEdZWMqs35byXw1waN.htmlまとめリード管理について理解できましたか?ポイントは以下のとおりです。リードソース毎に最適な入力方法を検討する。リードワークスペースや割り当てルールを活用し、生産性を向上させる。リードの状況とランクを利用し、統一した評価基準とアクションを定義する。リード管理の効果を最大化するために、レポート・ダッシュボードを活用する。
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(2022年5月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IPアドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/FAFk6oq7E3uUzGr6kWSxfv全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ当記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の5月号となります。前半は技術関連情報、後半はセキュリティ関連情報の構成で、特に重要な情報に絞ってご紹介いたします。お客様に必要なアクションにいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。まずは技術編です。2022年5月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてご紹介します。Summer '22のバージョンアップに向けた情報です。日本のお客様の本番環境は、6/12にSummer’22へバージョンアップが行われます。新たな情報としましては、日本語版のリリースノートなどの各種情報が公開されております。残りの期間は限られておりますので、バージョンアップに向けての準備を引き続きよろしくお願いいたします。関連リンクプレリリース環境サインアップSummer'22リリースノートリリースモジュールRODとFeature Matrixサクセスナビ : バージョンアップに備えましょう次にSummer'22リリースノートの更新情報です。リリースノートは定期的に更新されており、ここでは5月の更新情報のうち、特に管理者の皆様に知っていただきたいものを抜粋してご紹介いたします。なお、この情報は5/30時点のものとなります。最新情報はこちらのリンクよりリリースノートをご確認ください。関連リンクGet Fairer Resources When Running Apex TestsSales Cloud for Slack (Beta)レポート実行ページでの複数の項目の編集 (正式リリース)選択した Salesforce オブジェクトに基づくレポートの作成 (ベータ)Summer '22 リリースノート : リリースノートの変更続いて、Summer'22で自動有効化予定のリリース更新情報です。いくつかリリース更新がございますので、注意点のご確認をお願いします。関連リンクフローおよびプロセスの CPU 時間消費の正確な測定 商品へのゲストユーザアクセス権の保持と制御を行う共有ルールの作成同じコンテキストと同じユーザアクセス権で一時停止中のフローインタビューを再開する Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止安全なメールアドレスの更新とパスワードのリセット (リリース更新)注文の新規保存方式の有効化改めてのご案内となりますが、機能の廃止に関連するすべての情報を 1 か所で簡単に見つけることができるように、 Salesforce 機能の廃止のダイジェストを月次でメールをお送りしています。メールを受信されている管理者様はお見逃しのないようにご確認をお願いいたします。今後の機能廃止予定の一覧です。新たな追加情報ではございませんが、赤枠内の4点については6月に廃止予定となっておりますので該当機能をご利用中のお客様は、業務に影響を及ぼす場合もございますので下記リンクより詳細のご確認をお願いします。関連リンクMarketing Cloud マイデータ機能の廃止Pardot ドリップの廃止Email Studio の従来の Web ツールおよび従来の CloudPages の廃止についてよくある質問Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止Salesforce for Outlookの廃止予定日が2024年6月に延期させていただいております。関連リンクSalesforce for Outlook の廃止5月分の技術関連情報は以上となります。続きまして、セキュリティに関する情報をご紹介します。先月との差分は、MFAのロードマップと FAQの2点となります。MFA適用のロードマップについて更新内容をご紹介します。Herokuについて2022年6月1日の強制適用を予定しておりましたが、延期させていただいております。現時点では時期は未定となっておりますが、お客様内でのご準備が出来次第有効にしていただくことを推奨しておりますので引き続きご準備いただけますようよろしくお願いいたします。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップMFAのFAQに関する更新を以下に記載します。MFAのFAQの更新は上記の通りです。次回バージョンであるSummer’22におけるMFA関連のバージョンアップ情報は上記の3点となります。関連リンク組織全体の多要素認証の有効化将来の MFA の自動有効化と適用からの除外ユーザの除外WebAuthn (FIDO2) セキュリティキーによるユーザ ID の検証5月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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Salesforce利用分析のためのイベントログの参照ガイド
この記事で学べることイベントモニタリングに含まれる2種類のログを理解し、活用に向けてユーザがどのようにSalesforceを利用しているか分析するために、確認したいケースごとにどこの情報を参照することにより、ユーザがどのようにSalesforceを利用しているかを確認することができることを理解できます。イベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス/Event Monitoring Analytics分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとは利用状況の確認方法ログイン状況の確認(Event Monitoring Analytics から)利用状況確認の第一歩目としてログイン状況の確認が必要です。Event Monitoring Analytics のLoginsダッシュボードを活用すれば、数回のクリックで誰が頻繁にログインをしているか、また特定プロファイルや部門/役職(ロール)のユーザのログイン回数がどの程度か一目瞭然となります。従前の作業で必要であった、ログイン履歴のCSVファイルをダウンロード、表計算ソフトにインポート、関数やフィルタ機能を駆使して必要なデータを抽出しグラフ化、といった煩わしい作業が不要になります。あまりログインができていないユーザや部門があれば、ログインされない原因を確認して対応します。例えば、使い勝手が悪いとの事であればレコードタイプやページレイアウトのカスタマイズを実施する、使い方が分からないとの事であれば使用方法の従業員教育をする、そもそも使う理由や効果が納得できないとの事であれば導入目的を説明して理解を促す等の対応が考えられます。人気の高いレポート/ダッシュボード/ファイルの確認(Event Monitoring Analytics から)ログイン状況の改善がなされたら、次のステップとしてどの様な情報がよく参照されているかを把握します。利用頻度の高い情報は有益である可能性が高いと考えられるためです。例えば利用頻度の高いダッシュボードの情報をアナウンスすることで、ユーザやチームは今まで活用できていなかったダッシュボードに気付くことができるかもしれません。この様な利用傾向はEvent Monitoring Analyticsで提供されるダッシュボードから容易に確認ができます。Salesforceにおけるダッシュボードの利用傾向はDashboards、レポートの利用傾向はReportsまたはReport Downloads、ファイルの利用傾向はFilesのダッシュボードから確認ができます。また、この様な利用傾向を容易に共有できる機能をEvent Monitoring Analytics は有しています。どのキーワードで情報が検索されているか確認(Event Monitoring Analytics から)Event Monitoring Analytics においてダッシュボードではありませんが、データセットとして用意されているSearchデータセットのSEARCH_QUERY項目を調べる事によって、どのようなキーワードでSalesforce内の情報が検索がされたのかを確認ができます。Searchデータセットの内容についてはソースのログである検索イベント種別をご確認ください。Searchデータセットによってユーザが業務上どの様な情報に関心を持っているか分かり、効果的にナレッジを提供できる蓋然性が高まります。利用頻度の高いリストビューの確認(リアルタイムイベントモニタリングから)ユーザがどの様なフィルタ条件のリストビューを用いているかも重要な情報となり得ます。リアルタイムイベントモニタリングのListViewEventからFilterCriteria項目を確認することでフィルタ条件を確認できます。リアルタイムイベントモニタリングで確認できる内容についてはアクセスログの参照ガイドの記事も併せてご参照ください。レコードの作成や編集に要した時間を把握(リアルタイムイベントモニタリングから)ユーザが特定のレコードの作成や編集にどの程度の時間を要したか、リアルタイムイベントモニタリングのLightningUriEvent(Classic環境の場合はUriEvent)から、画面を開いた時刻と保存時の時刻の時間差で確認をする事ができます。具体的にどのオブジェクトに対する操作であったかはQueriedEntitiesを、どのレコードに対する操作であったかはRecordIdから確認をします。EventDate : 指定された URI イベントが捕捉された時間 (クエリの実行後)。たとえば、「2020-01-20T19:12:26.965Z」などです。最も細かい設定はミリ秒ですOperation : エンティティで実行されている操作。Read, Create, Update または Delete があります。作成および更新操作はペアで捕捉されます。つまり、操作ごとに 2 つのイベントレコードが予期されます。最初のレコードは操作の開始を表し、2 番目のレコードは操作が成功したかどうかを表します。2 つのレコードはRelatedEventIdentifier によって相互に関連付けられます。作成または更新操作に対して 2 番目のイベントが記録されていない場合、ユーザが操作をキャンセルしたか、クライアント側の検証で操作が失敗しています。(必須項目が空の場合など)。RecordId : 表示または編集されているレコードの IDQueriedEntities : URI によって参照されるオブジェクトの API 参照名Username : イベントが作成された時点での user@company.com 形式のユーザ名ハイパフォーマーの活用方法を共有ユーザによる利用状況の把握ができたら、次のステップとしてハイパフォーマーの活用方法を抽出して展開することが考えられます。ハイパフォーマーが良く使っているダッシュボードやレポート、ファイルなどを共有し、レコードの作成や編集にかける時間をどの様に短縮しているかといった工夫をヒアリングして展開します。ハイパフォーマーからのフィードバックを得る事で使い勝手の良いアプリケーションとなっていき、ログイン率が向上、改善のサイクルが回っていくことが期待できます。ケーススタディ太陽光発電システムを販売する米国最大のプロバイダーであるS社は、導入開始間もないモバイルアプリケーションの利用促進に課題を持っていましたが、イベントモニタリングを使用して課題を抱えているユーザーを特定し、的を絞ったコーチングを提供することで、モバイルアプリケーションの採用を加速しました。また、化粧品業界向けの特殊原料を製造する大手メーカーのT社は、一部の営業チームがCRMを使用していなかったことでが課題でしたが、イベントモニタリングにより、使用頻度と営業成績の観点から、営業チームの行動を追跡できるようになりました。 時間と使用の質を調べることで、Salesforceを頻繁に使用する営業担当者がそうでない営業担当者よりり成績が良いことを証明できました。Salesforceの利用が増えることで、その価値を売上高で示すことができるので、実際にSalesforceをもっと使おうという気にさせることができSalesforceをより多く使用するように営業担当を動機付けることができました。学習ツールプラットフォームイベント開発者ガイド- リアルタイムイベント監視オブジェクトSOAP API 開発者ガイド - EventLogFile でサポートされているイベント種別サクセスナビ - アクセスログの参照ガイドまとめイベントモニタリンクおよび、リアルタイムイベントモニタリングのログを分析することにより、ユーザのログイン状況、よく使用されるリストビュー、レポート、ダッシュボード、ファイルなどが理解でき、レコードの作成や編集に要した時間も把握するとこができます。また、利用状況と売上や勤務時間など他の情報との関係性を発見できるかもしれません。これで得られた洞察により、利用活用の障壁に対策を講じたり、利用の動機付けを行うことによりSalesforce の利用および活用促進につなげることが可能となります。
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当該製品は新規販売を終了しています。この記事で学べることインテグレーションユーザの作成方法インテグレーションユーザ作成時の注意事項Sales EnablementとSalesforce組織間のデータ同期の設定方法インテグレーションユーザの作成Trail Tracker は API 経由で組織とデータを共有するため、組織にインテグレーション目的専用の特別なユーザを作成する必要があります。また、専用ユーザではなく実ユーザをインテグレーションユーザとしてしまうと、退職時にユーザを無効化したり、ログインパスワードの変更の都度、同期の再設定が必要となるため専用ユーザの作成をお勧めしています。さらに、インテグレーションユーザは、本番組織の有効なユーザである必要があります。組織に対してログイン以外の追加の権限は必要ありません。そのため、この管理パッケージでインストールされた Trailhead オブジェクト以外のオブジェクトに対する権限がないプロファイルを作成する必要があります。標準ユーザをコピーし、ユーザ権限 (必須の「API の有効化」を除く)、CRUD 権限、Apex または Visualforce アクセスのような設定エンティティアクセス権をすべて削除します。インテグレーションユーザにユーザバッジのような Trailhead オブジェクトへのアクセス権を付与するには、「Trailhead Admin」(Trailhead 管理者) 権限セットを割り当てる必要があります。これにより、このユーザを使用して組織データにアクセスすることは、アクセス権を取得したとしてもできなくなります。また、カスタム権限セットを通じて、「メタデータ API 関数を使用したメタデータを変更」ユーザ権限も割り当てる必要があります。TRAIL TRACKER権限セットの割り当てインテグレーションユーザーが、アプリケーションランチャーからTrail Trackerにアクセスできるようにするために、新しい権限セットを割り当てる必要があります。以下権限セットはTrail Trackerのインストール時に自動生成されます。インテグレーションユーザに「Trailhead Admin」の権限セットを付与します。権限セット説明Trailhead AdminTrailmix を割り当てたり、進行状況や完了率に関するレポートを実行したりするユーザー。Trailhead AssignerTrailmix を割り当てたり、進行状況や完了率に関するレポートを実行したりするユーザー。Trailhead User進行状況や完了率に関するレポートを実行するが、Trailmix の割り当ては行わないユーザー。クイック検索ボックスで「権限セット」と検索し、[権限セット]をクリックします。権限セット一覧から、「Trailhead Admin」を選択します。権限セットをクリックした先の画面で、割り当ての管理 ボタンをクリックします。割り当てを追加 をクリックし、インテグレーションユーザ(同期ユーザ)へ権限セットを付与します。セキュリティトークンの取得次に必要になるのは、インテグレーションユーザのセキュリティトークンです。 セキュリティトークンが何か知らない場合や、これまで取得したことがない場合は、次の手順に従います。右上隅にあるインテグレーションユーザのアバターアイコンをクリックし、[設定] を選択します。検索項目で、「トークン」を検索し、[私のセキュリティトークンのリセット] をクリックします。[セキュリティトークンのリセット] ボタンをクリックします。受信トレイで「Your new Salesforce security token 」(新しい Salesforce セキュリティトークン) という件名の 「support@jp.salesforce.com」からのメールを探します。 これは後のステップで必要になります。データ同期の設定方法Salesforce組織にログインし、画面左上のアプリケーションランチャーでTrail Trackerを検索します。Trail Trackerアプリケーションのタブが画面上部に表示されます。データの同期設定は、「Trailheadの設定」タブから行います。1.インテグレーションユーザの認証設定Sales Enablementのデータ同期は、インテグレーションユーザの認証情報を利用して行います。以下の設定を行います。本番組織のインテグレーションユーザのユーザ名/パスワードを設定前のステップで取得したセキュリティトークンを設定カスタムドメイン(私のドメイン)を使用している場合はドメインを設定。使用していない場合は空白で可学習状況の追跡対象とするユーザライセンス種別を選択(複数選択可)[標準]にはSalesforce、Salesforce Platform、Identity などのライセンスが含まれます。社外ユーザ(Community を使用する代理店の方等)の学習状況を追跡したい場合は、“Partner” や “Self-Service” も併せて選択する必要があります。2.データ同期時刻の設定Sales EnablementのデータをSalesforce組織側に同期するスケジュール(1日1回)を設定します。※Salesforce組織のデータ更新はSales Enablementに即時反映されます。同期設定は不要です。スケジュール済みジョブがある状態で設定をすると以下のエラーとなります。既に同期のスケジュールが設定されている場合は、以下の操作でスケジュール済みジョブを削除してから再設定します。画面左上のクイック検索ボックスより、スケジュール済みジョブのメニューを検索します。検索結果から、「環境」>「ジョブ」>「スケジュール済みジョブ」を選択します。スケジュール済みジョブの一覧から同期スケジュールのジョブ(Trailhead Reporting)を探し「削除」をクリックします。3.データ同期ログ取得の設定Sales EnablementとSalesforce組織間のデータ同期におけるログを取得します。「デバッグレベル」のリスト内から [ [ERROR Only (エラーのみ)] を選択して、インテグレーション中に発生したエラーのみが取得されるようにします。選択し「保存」します。学習ツール<動画>データ同期時刻の設定(02:40~)まとめデータ同期のタイミングは以下の通りです。Enablementサイト → Salesforce組織 への同期:1日1回同期(同期時間の設定が必要)Salesforce組織 → Enablementサイト への同期:即時同期 (設定不要)インテグレーションユーザは、本番組織の有効なユーザである必要があります。同期設定の際は実ユーザの認証情報を使用するのではなく、インテグレーション専用のユーザを作成することを推奨します。同期スケジュールを変更する場合は、スケジュール済みジョブを削除してから再設定が必要です。
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この記事で学べること利用状況の確認方法利用状況の理解から導ける改善アクション利用状況の確認方法を理解しましょうQuipの運用が始まったら、利用状況を把握して活用度が上がっているかを確認しましょう。利用状況を見て活用度が順調に上がっていれば今の推進方法を継続して運用を進めましょう。逆に活用度がなかなか上がっていない場合は、対策を行っていく必要があります。まずは、Quipの利用状況を確認する方法についてご紹介します。Quipの利用状況を確認いただく方法は2つです。1つ目は、Quipの管理コンソールを使用する方法です。管理コンソールは、スーパー管理者の権限が割り当てられたユーザでのみ使用が可能となります。Quipの管理者は管理コンソールから自社での活用度を定期的に監視しましょう。管理コンソールで確認いただける代表的な数値は以下となります。月間でのアクティブユーザ数 過去1ヶ月でログインのあったユーザ共同編集者数 過去1ヶ月間で共有コンテンツを編集した、共有コンテンツにコメントした、共有コンテンツを閲覧したユーザーの数コンテンツ数アクティビティ数 コメント、メッセージ、いいね、メンションインテグレーションした文書数 Salesforceのレコードにリンクされた文書数その他管理コンソールで確認できる数値の詳細は、「Quipの活用状況の理解」よりご確認ください。管理コンソールを表示させる手順は以下の通りです。1. 画面左下のご自身の丸いアイコンをクリックします。2. 続いて表示された画面の左側にある「管理者」をクリックします。3. 右側にリンクが表示されますので、一番上の「管理コンソールを起動」をクリックします。4. トップ画面が表示され、画面左側にサイトメンバーを表示するボタンや設定画面へのボタンが表示されます。2つ目は、Salesforceのレポートを使用する方法です。Salesforceレポートでの利用状況の確認は、Salesforce連携をしている場合にのみ可能となります。Salesforce連携はQuip Advancedエディションのご契約が必要となります。Salesforceレポートで確認いただけるQuip関連の数値は以下となります。Quip文書の作成数/更新数/最終更新日Quipテンプレートを使用した文書の作成数/更新数/最終更新日Salesforceのレコードに紐づけられたQuip文書数ユーザごとの閲覧数/編集数その他確認いただける数値の詳細は、「Quip エンゲージメント総計値」をご確認ください。またレポート作成までの手順については「Lightning ダッシュボードへの Quip テンプレート総計値の追加」よりご確認ください。利用状況の把握から改善アクションにつなげましょう上述したように管理コンソールでは、活用状況に関するさまざまな数値が確認いただけます。それでは、確認いただいた数値からどのような改善アクションにつなげていけば良いのでしょうか。まずは下記の表で管理コンソールで見れる数値ごとに、そこから「判断できること」「次のアクション」を確認しましょう。ユーザの最終ログイン日からはQuipをよく利用しているユーザを見つけ、その方に活用事例の紹介してもらうなどQuipの社内推進活動に協力してもらうといったアクションにつなげられます。月間アクティブユーザ数の推移では勉強会などの推進活動後に増加傾向を確認し、増えていない場合は情報の発信方法を変えるといったアクションになるかと思います。コンテンツ数の推移からなかなかQuip文書が増えていないと判断できる場合は、Quipのテンプレート機能を使用し文書が作成されやすい環境を作っていきましょう。いいねやコメント、メンションなどの共同作業アクティビティ数が少ない場合は、推進者が積極的にメンション付きでメッセージを飛ばしたりするなど、Quip上でのコミュニケーションを活発化させましょう。またメンションを受けたユーザがコメントの確認時にいいねを押して「確認済み」や「了解」の意思表示をすることも発信していきましょう。このように、管理コンソールで利用状況を確認して、そこからよりQuipを活用いただくために改善アクションを実行してください。まとめ管理コンソールで確認できるQuip利用状況の数値と、そこから判断できる改善アクションは理解いただけましたか?管理コンソールでは、作成されたコンテンツ数やアクティブユーザ数、共同作業アクティビティ数が確認できます。定期的にQuipの利用状況を確認し、定着が進むように改善アクションを実施していきましょう。
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この章では、CRM Analyticsの活用を開始するにあたり、最初に知っておいていただきたい内容を記載しています。CRM Analyticsとは?CRM Analyticsとは、AIを搭載したSalesforceの分析プラットフォームです。 Salesforceと直接連携し、現状や過去の経緯をもとにした分析だけでなく、将来の結果を予測し、ビジネスにおいて次の行動を考える手助けをします。
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Salesforceの商談情報を請求業務へと紐付け、シームレスな請求管理に役立つアプリや、POSレジの会計データや店舗情報をSalesforceに連携するアプリをご紹介します。各アプリの機能の概要や特徴はサービス名リンクをクリックしてご確認いただけます。★こちらもぜひご活用ください★Salesforce AppExchange 販売管理アプリ 比較・紹介資料freee for Salesforce~見積書・請求書など帳票作成から入金消込までシームレスな顧客管理~営業管理と財務管理間の「業務とデータの溝」を埋めます。Salesforceの商談などのデータとfreeeの債権債務・入出金データ・財務データの連携をシームレスに行うことができます。freeeで作成される損益計算書のデータをSalesforce上で閲覧することも可能にします。MakeLeaps for SalesforceSalesforceの商談データから見積もり作成、送付、請求、入金管理まで完結できるサービス「MakeLeaps for Salesforce」。営業と経理の書類作成の手間、部署間の伝達ミスを大幅に削減し、社内リソースをコアビジネスへと可能にします。ぜひ帳票管理もSalesforceに一元管理しましょう。マネーフォワード クラウド債権請求 for Salesforce見積書、請求書作成・入金確認まで一気通貫。Salesforceの商談などから1クリックで見積書・請求書の作成が可能。今まで必要だった転記の手間はもう必要ありません。また、マネーフォワードクラウド請求書の入金情報をSalesforceに連携し、現在の入金状況をリアルタイムに把握、未入金に対する迅速な督促・回収を実現します。請求管理ロボ for Salesforce月々大量に発生する請求・消込作業の効率化・自動化を実現(作業時間1/25の事例あり)。部門間でアナログ管理していた請求とお金の情報をSalesforceに集約し、人的ミスとコミュニケーションコストから解放。月次決算の早期化と、キャッシュフローの可視化によって、迅速かつ正確な経営判断をサポートします。ユビレジ for Salesforceユビレジで設定したマスタ情報や、会計データをSalesforceと双方向で同期します。レポート機能を使いユーザー独自の管理画面を作成することで、売上分析、独自の経営指標の設定など、多様なニーズに対応できるようなります。
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この記事で学べること運用ルールとはなにかなぜ運用ルールが必要なのか運用ルールの作成イメージこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用ルールの必要性・作成方法を理解し、ルール作成に着手いただく」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。運用ルールとはなぜ運用ルールは必要なのか運用ルールの作成イメージ運用ルールとは運用ルールは、日々の業務でSales Cloudを利用する上で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」確認/入力するのかを定めたものです。なぜ運用ルールは必要なのか運用ルールは”Sales Cloudの定着化”した状態を、具体的に定義したものです。運用開始前に定着化した状態を描けなければ、Sales Cloudの定着化は実現できません。ここでいう”Sales Cloudの定着化”とは入力・更新されたデータを定期的にマネージャーがチェックし、コミュニケーションをしている状態を指します。日々更新されるデータをマネージャーが確認し、部下の状態に合わせたアドバイスすることで、メンバーの行動を変え、効果創出を実現します。もし、運用ルールを作成していないと、以下のようにマネージャーはSales Cloudを見なくなり、部下はさらに入力しなくなるという悪循環に陥ってしまう可能性があります。マネージャーは入力状況がバラバラで、部下の状況を正しく把握できない部下はせっかく入力したデータが活用されず、入力の目的意識が薄れるSales Cloudを定着化させ効果を創出するためにも、日々どんな場面で利用するのかを定義した運用ルールが重要になります。運用ルールの作成イメージコミュニケーションルールと入力・更新ルールの作成イメージをそれぞれご紹介します。また、この2つのルールをもとにいつコミュニケーションが行われ、そのためにはいつまでに情報を最新化する必要があるのかを1週間の流れの中で整理した運用フローについてもご紹介していきます。コミュニケーションルール「データの可視化を行いましょう」で作成したレポート・ダッシュボードは、マネージャーに効果創出のためにはどんなマネジメントを行えば良いかの気付きを与えてくれます。ただし、そのレポート・ダッシュボードを初めて見るマネージャーにとっては、そこからどのような情報を確認し、活用すればいいのかすぐにはわかりません。(これまでレポート・ダッシュボードを使用したことがない人には、特に難解なものに見えるはずです)運用開始後、スムーズにマネージャーが情報を活用できるように、ダッシュボードの各グラフから何を確認して、どのようなコミュニケーションをとってほしいのかを明確にしましょう。コミュニケーションルールはダッシュボードごとに作成することをおすすめします。入力・更新ルール運用開始後、利用ユーザーは入力・更新ルールを都度確認し、データの入力・更新を行うことになります。スライドやスプレッドシートなどを使用して、ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力・更新するのかを定めるのがおすすめです。「マニュアルの更新が追いつかないので改善を後回しにする」「マニュアルが更新されず実画面とあっていない」といった運用でよくある課題を未然に防ぐためにも極力シンプルにすることを心がけましょう。オブジェクトごとに入力・更新ルールを作成していきます。下図は入力・更新ルールの一例です。商談のように、フェーズを管理する情報の場合、下図のように各フェーズで何を入力してほしいかを定義すると、利用ユーザーは入力時に混乱が少なくなります。運用フローこれまで、コミュニケーションルールと入力・更新ルールにより、マネージャーのデータ活用や利用ユーザーの入力をそれぞれ定義する方法をお伝えしてきました。最後に、この2つのルールを、1週間の流れの中でいつ実施していくのか、データ活用とデータ入力・更新との関係性も含めて整理しましょう。これにより、利用ユーザーのデータ入力に対する目的意識が明確になり、入力を更に促すことができます。例えば、週次の営業会議でマネージャーがデータを確認しフィードバックする場合、下図のような運用フローにまとめることができます。学習ツールより詳しく知りたい方は、以下のオンデマンド動画をご視聴ください。オンデマンド動画:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)運用ルールを作成いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。ワークシートは こちら からダウンロードできます。まとめ運用ルールの必要性・作成方法は理解できましたでしょうか?改めて運用ルールのポイントを以下にまとめています。運用ルールは”Sales Cloudが定着化した状態”を定義したものであり、効果創出のためには必要不可欠な要素運用ルールは入力・更新ルール、コミュニケーションルールの2つがあり、それぞれ作成が必要ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力するのか確認できるよう作成するご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ運用ルールを作成したら、次はそのルールをどのように現場へ展開するか学びましょう!次の記事:ユーザートレーニングを実施しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら