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この記事で学べることリード(見込客)とは何かなぜリード管理が必要なのかリードの活用方法リード(見込み客)を管理して、より多くの商談化を目指そうリードとは、商品への関心を示しているものの、まだ購入すると評価されていない見込み客のことです。リード管理では、見込み客を評価し、ナーチャリング(育成)をします。評価をすることで、見込み客が将来の顧客となる可能性があるかを判断し、可能性が最も高いリードから重点的に取り組むことが可能となります。またナーチャリングを行うことで、見込み客に対して自社の製品やサービスに対する興味・関心を高める事が可能です。それではSalesforce上でリード管理を行う方法を、以下の学習ツールで学びましょう。学習ツール1.<動画>オンデマンド Sales Cloud:リードの管理(1:03:36)リードの管理を正しく行うための準備、リードから商談が発生したとき、Salesforce ではどのような変換が行われるのかを学びましょう。https://play.vidyard.com/KSSeuuEAyJ7HBGz82iXbZ1.html*画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です2.<動画> 【標準オブジェクトシリーズ】リード・キャンペーン(09:43)さらに、マーケティングイベントを管理できるキャンペーン機能を活用することで、リードから商談成立までのマーケティング活動の分析が可能になります。この動画では、リードとキャンペーン機能活用のメリット、活用開始のための3つのステップを紹介しています。https://play.vidyard.com/xsHMgEdZWMqs35byXw1waN.htmlまとめリード管理について理解できましたか?ポイントは以下のとおりです。リードソース毎に最適な入力方法を検討する。リードワークスペースや割り当てルールを活用し、生産性を向上させる。リードの状況とランクを利用し、統一した評価基準とアクションを定義する。リード管理の効果を最大化するために、レポート・ダッシュボードを活用する。
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この記事で学べること改めて基本機能の使い方に関するハンズオンセッション(エキスパートコーチング)を受講することで、ツールの使い方に慣れたり、最新のデータから世界のショッピングトレンドを知ることでEコマースにおける課題や傾向を掴むことができます。この記事のゴールサイトがローンチしてから運用フェーズに入る段階でツールの使い方を学習することに加え、何を目指して運用すべきなのかや標準機能以外に活用可能なソリューションはどのようなものがあるのかについても学びましょう。学習ツールはじめようシリーズ:機能の使い方について学びます。必要な時にいつでもコマースのエキスパートコーチングのリクエストが可能はじめての方には、『Getting Started / はじめよう』シリーズがおすすめです。はじめよう: 並べ替えルール基本について説明し、ベストプラクティスを紹介し、また、Einstein Predictive Sortを使用して並べ替え順序をパーソナル化する方法について学びます。はじめよう: サイト内検索の最適化サイト検索機能の使用方法の基本的な知識、および継続的なサイト検索の最適化を効率的に実行する方法について学びます。はじめよう: Einstein商品レコメンデーションEinstein商品レコメンデーションの利用の拡大および改善に役立つ、商品レコメンデーションの概要について説明します。はじめよう: オンサイトマーケティングおよびプロモーションキャンペーン、限定子、プロモーションを使用して、サイト上のさまざまな顧客セグメントにサイトエクスペリエンスや割引を提供する方法を学習できます。はじめよう: 検索エンジンの最適化 (SEO)SEOに関連するBusiness Managerの使用方法のレビューを行い、使用上の問題点と不足している知識を特定し、レコメンデーションをします。はじめよう: コンテンツ管理/Page Designerコンテンツ管理:Business Managerを使用してコンテンツを管理する方法及びPage Designerの概要とデモを紹介します。はじめよう: 指標と分析各ツールで利用可能なレポート、指標の定義、データの収集方法、ツールへのアクセス方法について説明します。はじめよう: 商品とカタログB2C Commerceにおけるカタログ、カテゴリ、商品の基本設定やベストプラクティスについて説明します。How ToシリーズHow To:Einstein Complete the Set(セットを完成)Einsteinの "Complete the Set"の概要、設定手順、ベストプラクティス、および次のステップと主要なリソースについて学びます。How To:Reports & Dashboardsのテクニカルレポート利用可能なレポートとその使用方法について説明します。動画で機能を学ぶCommerce Cloud を動画で学ぶ基本的な機能を各トピックごとにカバーしている動画を見てCommerce Cloudの理解を深めましょう。エキスパートコーチングの申し込み方法: リクエスト方法
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(2022年5月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IPアドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/FAFk6oq7E3uUzGr6kWSxfv全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ当記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の5月号となります。前半は技術関連情報、後半はセキュリティ関連情報の構成で、特に重要な情報に絞ってご紹介いたします。お客様に必要なアクションにいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。まずは技術編です。2022年5月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてご紹介します。Summer '22のバージョンアップに向けた情報です。日本のお客様の本番環境は、6/12にSummer’22へバージョンアップが行われます。新たな情報としましては、日本語版のリリースノートなどの各種情報が公開されております。残りの期間は限られておりますので、バージョンアップに向けての準備を引き続きよろしくお願いいたします。関連リンクプレリリース環境サインアップSummer'22リリースノートリリースモジュールRODとFeature Matrixサクセスナビ : バージョンアップに備えましょう次にSummer'22リリースノートの更新情報です。リリースノートは定期的に更新されており、ここでは5月の更新情報のうち、特に管理者の皆様に知っていただきたいものを抜粋してご紹介いたします。なお、この情報は5/30時点のものとなります。最新情報はこちらのリンクよりリリースノートをご確認ください。関連リンクGet Fairer Resources When Running Apex TestsSales Cloud for Slack (Beta)レポート実行ページでの複数の項目の編集 (正式リリース)選択した Salesforce オブジェクトに基づくレポートの作成 (ベータ)Summer '22 リリースノート : リリースノートの変更続いて、Summer'22で自動有効化予定のリリース更新情報です。いくつかリリース更新がございますので、注意点のご確認をお願いします。関連リンクフローおよびプロセスの CPU 時間消費の正確な測定 商品へのゲストユーザアクセス権の保持と制御を行う共有ルールの作成同じコンテキストと同じユーザアクセス権で一時停止中のフローインタビューを再開する Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止安全なメールアドレスの更新とパスワードのリセット (リリース更新)注文の新規保存方式の有効化改めてのご案内となりますが、機能の廃止に関連するすべての情報を 1 か所で簡単に見つけることができるように、 Salesforce 機能の廃止のダイジェストを月次でメールをお送りしています。メールを受信されている管理者様はお見逃しのないようにご確認をお願いいたします。今後の機能廃止予定の一覧です。新たな追加情報ではございませんが、赤枠内の4点については6月に廃止予定となっておりますので該当機能をご利用中のお客様は、業務に影響を及ぼす場合もございますので下記リンクより詳細のご確認をお願いします。関連リンクMarketing Cloud マイデータ機能の廃止Pardot ドリップの廃止Email Studio の従来の Web ツールおよび従来の CloudPages の廃止についてよくある質問Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止Salesforce for Outlookの廃止予定日が2024年6月に延期させていただいております。関連リンクSalesforce for Outlook の廃止5月分の技術関連情報は以上となります。続きまして、セキュリティに関する情報をご紹介します。先月との差分は、MFAのロードマップと FAQの2点となります。MFA適用のロードマップについて更新内容をご紹介します。Herokuについて2022年6月1日の強制適用を予定しておりましたが、延期させていただいております。現時点では時期は未定となっておりますが、お客様内でのご準備が出来次第有効にしていただくことを推奨しておりますので引き続きご準備いただけますようよろしくお願いいたします。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップMFAのFAQに関する更新を以下に記載します。MFAのFAQの更新は上記の通りです。次回バージョンであるSummer’22におけるMFA関連のバージョンアップ情報は上記の3点となります。関連リンク組織全体の多要素認証の有効化将来の MFA の自動有効化と適用からの除外ユーザの除外WebAuthn (FIDO2) セキュリティキーによるユーザ ID の検証5月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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Salesforce利用分析のためのイベントログの参照ガイド
この記事で学べることイベントモニタリングに含まれる2種類のログを理解し、活用に向けてユーザがどのようにSalesforceを利用しているか分析するために、確認したいケースごとにどこの情報を参照することにより、ユーザがどのようにSalesforceを利用しているかを確認することができることを理解できます。イベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス/Event Monitoring Analytics分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとは利用状況の確認方法ログイン状況の確認(Event Monitoring Analytics から)利用状況確認の第一歩目としてログイン状況の確認が必要です。Event Monitoring Analytics のLoginsダッシュボードを活用すれば、数回のクリックで誰が頻繁にログインをしているか、また特定プロファイルや部門/役職(ロール)のユーザのログイン回数がどの程度か一目瞭然となります。従前の作業で必要であった、ログイン履歴のCSVファイルをダウンロード、表計算ソフトにインポート、関数やフィルタ機能を駆使して必要なデータを抽出しグラフ化、といった煩わしい作業が不要になります。あまりログインができていないユーザや部門があれば、ログインされない原因を確認して対応します。例えば、使い勝手が悪いとの事であればレコードタイプやページレイアウトのカスタマイズを実施する、使い方が分からないとの事であれば使用方法の従業員教育をする、そもそも使う理由や効果が納得できないとの事であれば導入目的を説明して理解を促す等の対応が考えられます。人気の高いレポート/ダッシュボード/ファイルの確認(Event Monitoring Analytics から)ログイン状況の改善がなされたら、次のステップとしてどの様な情報がよく参照されているかを把握します。利用頻度の高い情報は有益である可能性が高いと考えられるためです。例えば利用頻度の高いダッシュボードの情報をアナウンスすることで、ユーザやチームは今まで活用できていなかったダッシュボードに気付くことができるかもしれません。この様な利用傾向はEvent Monitoring Analyticsで提供されるダッシュボードから容易に確認ができます。Salesforceにおけるダッシュボードの利用傾向はDashboards、レポートの利用傾向はReportsまたはReport Downloads、ファイルの利用傾向はFilesのダッシュボードから確認ができます。また、この様な利用傾向を容易に共有できる機能をEvent Monitoring Analytics は有しています。どのキーワードで情報が検索されているか確認(Event Monitoring Analytics から)Event Monitoring Analytics においてダッシュボードではありませんが、データセットとして用意されているSearchデータセットのSEARCH_QUERY項目を調べる事によって、どのようなキーワードでSalesforce内の情報が検索がされたのかを確認ができます。Searchデータセットの内容についてはソースのログである検索イベント種別をご確認ください。Searchデータセットによってユーザが業務上どの様な情報に関心を持っているか分かり、効果的にナレッジを提供できる蓋然性が高まります。利用頻度の高いリストビューの確認(リアルタイムイベントモニタリングから)ユーザがどの様なフィルタ条件のリストビューを用いているかも重要な情報となり得ます。リアルタイムイベントモニタリングのListViewEventからFilterCriteria項目を確認することでフィルタ条件を確認できます。リアルタイムイベントモニタリングで確認できる内容についてはアクセスログの参照ガイドの記事も併せてご参照ください。レコードの作成や編集に要した時間を把握(リアルタイムイベントモニタリングから)ユーザが特定のレコードの作成や編集にどの程度の時間を要したか、リアルタイムイベントモニタリングのLightningUriEvent(Classic環境の場合はUriEvent)から、画面を開いた時刻と保存時の時刻の時間差で確認をする事ができます。具体的にどのオブジェクトに対する操作であったかはQueriedEntitiesを、どのレコードに対する操作であったかはRecordIdから確認をします。EventDate : 指定された URI イベントが捕捉された時間 (クエリの実行後)。たとえば、「2020-01-20T19:12:26.965Z」などです。最も細かい設定はミリ秒ですOperation : エンティティで実行されている操作。Read, Create, Update または Delete があります。作成および更新操作はペアで捕捉されます。つまり、操作ごとに 2 つのイベントレコードが予期されます。最初のレコードは操作の開始を表し、2 番目のレコードは操作が成功したかどうかを表します。2 つのレコードはRelatedEventIdentifier によって相互に関連付けられます。作成または更新操作に対して 2 番目のイベントが記録されていない場合、ユーザが操作をキャンセルしたか、クライアント側の検証で操作が失敗しています。(必須項目が空の場合など)。RecordId : 表示または編集されているレコードの IDQueriedEntities : URI によって参照されるオブジェクトの API 参照名Username : イベントが作成された時点での user@company.com 形式のユーザ名ハイパフォーマーの活用方法を共有ユーザによる利用状況の把握ができたら、次のステップとしてハイパフォーマーの活用方法を抽出して展開することが考えられます。ハイパフォーマーが良く使っているダッシュボードやレポート、ファイルなどを共有し、レコードの作成や編集にかける時間をどの様に短縮しているかといった工夫をヒアリングして展開します。ハイパフォーマーからのフィードバックを得る事で使い勝手の良いアプリケーションとなっていき、ログイン率が向上、改善のサイクルが回っていくことが期待できます。ケーススタディ太陽光発電システムを販売する米国最大のプロバイダーであるS社は、導入開始間もないモバイルアプリケーションの利用促進に課題を持っていましたが、イベントモニタリングを使用して課題を抱えているユーザーを特定し、的を絞ったコーチングを提供することで、モバイルアプリケーションの採用を加速しました。また、化粧品業界向けの特殊原料を製造する大手メーカーのT社は、一部の営業チームがCRMを使用していなかったことでが課題でしたが、イベントモニタリングにより、使用頻度と営業成績の観点から、営業チームの行動を追跡できるようになりました。 時間と使用の質を調べることで、Salesforceを頻繁に使用する営業担当者がそうでない営業担当者よりり成績が良いことを証明できました。Salesforceの利用が増えることで、その価値を売上高で示すことができるので、実際にSalesforceをもっと使おうという気にさせることができSalesforceをより多く使用するように営業担当を動機付けることができました。学習ツールプラットフォームイベント開発者ガイド- リアルタイムイベント監視オブジェクトSOAP API 開発者ガイド - EventLogFile でサポートされているイベント種別サクセスナビ - アクセスログの参照ガイドまとめイベントモニタリンクおよび、リアルタイムイベントモニタリングのログを分析することにより、ユーザのログイン状況、よく使用されるリストビュー、レポート、ダッシュボード、ファイルなどが理解でき、レコードの作成や編集に要した時間も把握するとこができます。また、利用状況と売上や勤務時間など他の情報との関係性を発見できるかもしれません。これで得られた洞察により、利用活用の障壁に対策を講じたり、利用の動機付けを行うことによりSalesforce の利用および活用促進につなげることが可能となります。
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当該製品は新規販売を終了しています。この記事で学べることインテグレーションユーザの作成方法インテグレーションユーザ作成時の注意事項Sales EnablementとSalesforce組織間のデータ同期の設定方法インテグレーションユーザの作成Trail Tracker は API 経由で組織とデータを共有するため、組織にインテグレーション目的専用の特別なユーザを作成する必要があります。また、専用ユーザではなく実ユーザをインテグレーションユーザとしてしまうと、退職時にユーザを無効化したり、ログインパスワードの変更の都度、同期の再設定が必要となるため専用ユーザの作成をお勧めしています。さらに、インテグレーションユーザは、本番組織の有効なユーザである必要があります。組織に対してログイン以外の追加の権限は必要ありません。そのため、この管理パッケージでインストールされた Trailhead オブジェクト以外のオブジェクトに対する権限がないプロファイルを作成する必要があります。標準ユーザをコピーし、ユーザ権限 (必須の「API の有効化」を除く)、CRUD 権限、Apex または Visualforce アクセスのような設定エンティティアクセス権をすべて削除します。インテグレーションユーザにユーザバッジのような Trailhead オブジェクトへのアクセス権を付与するには、「Trailhead Admin」(Trailhead 管理者) 権限セットを割り当てる必要があります。これにより、このユーザを使用して組織データにアクセスすることは、アクセス権を取得したとしてもできなくなります。また、カスタム権限セットを通じて、「メタデータ API 関数を使用したメタデータを変更」ユーザ権限も割り当てる必要があります。TRAIL TRACKER権限セットの割り当てインテグレーションユーザーが、アプリケーションランチャーからTrail Trackerにアクセスできるようにするために、新しい権限セットを割り当てる必要があります。以下権限セットはTrail Trackerのインストール時に自動生成されます。インテグレーションユーザに「Trailhead Admin」の権限セットを付与します。権限セット説明Trailhead AdminTrailmix を割り当てたり、進行状況や完了率に関するレポートを実行したりするユーザー。Trailhead AssignerTrailmix を割り当てたり、進行状況や完了率に関するレポートを実行したりするユーザー。Trailhead User進行状況や完了率に関するレポートを実行するが、Trailmix の割り当ては行わないユーザー。クイック検索ボックスで「権限セット」と検索し、[権限セット]をクリックします。権限セット一覧から、「Trailhead Admin」を選択します。権限セットをクリックした先の画面で、割り当ての管理 ボタンをクリックします。割り当てを追加 をクリックし、インテグレーションユーザ(同期ユーザ)へ権限セットを付与します。セキュリティトークンの取得次に必要になるのは、インテグレーションユーザのセキュリティトークンです。 セキュリティトークンが何か知らない場合や、これまで取得したことがない場合は、次の手順に従います。右上隅にあるインテグレーションユーザのアバターアイコンをクリックし、[設定] を選択します。検索項目で、「トークン」を検索し、[私のセキュリティトークンのリセット] をクリックします。[セキュリティトークンのリセット] ボタンをクリックします。受信トレイで「Your new Salesforce security token 」(新しい Salesforce セキュリティトークン) という件名の 「support@jp.salesforce.com」からのメールを探します。 これは後のステップで必要になります。データ同期の設定方法Salesforce組織にログインし、画面左上のアプリケーションランチャーでTrail Trackerを検索します。Trail Trackerアプリケーションのタブが画面上部に表示されます。データの同期設定は、「Trailheadの設定」タブから行います。1.インテグレーションユーザの認証設定Sales Enablementのデータ同期は、インテグレーションユーザの認証情報を利用して行います。以下の設定を行います。本番組織のインテグレーションユーザのユーザ名/パスワードを設定前のステップで取得したセキュリティトークンを設定カスタムドメイン(私のドメイン)を使用している場合はドメインを設定。使用していない場合は空白で可学習状況の追跡対象とするユーザライセンス種別を選択(複数選択可)[標準]にはSalesforce、Salesforce Platform、Identity などのライセンスが含まれます。社外ユーザ(Community を使用する代理店の方等)の学習状況を追跡したい場合は、“Partner” や “Self-Service” も併せて選択する必要があります。2.データ同期時刻の設定Sales EnablementのデータをSalesforce組織側に同期するスケジュール(1日1回)を設定します。※Salesforce組織のデータ更新はSales Enablementに即時反映されます。同期設定は不要です。スケジュール済みジョブがある状態で設定をすると以下のエラーとなります。既に同期のスケジュールが設定されている場合は、以下の操作でスケジュール済みジョブを削除してから再設定します。画面左上のクイック検索ボックスより、スケジュール済みジョブのメニューを検索します。検索結果から、「環境」>「ジョブ」>「スケジュール済みジョブ」を選択します。スケジュール済みジョブの一覧から同期スケジュールのジョブ(Trailhead Reporting)を探し「削除」をクリックします。3.データ同期ログ取得の設定Sales EnablementとSalesforce組織間のデータ同期におけるログを取得します。「デバッグレベル」のリスト内から [ [ERROR Only (エラーのみ)] を選択して、インテグレーション中に発生したエラーのみが取得されるようにします。選択し「保存」します。学習ツール<動画>データ同期時刻の設定(02:40~)まとめデータ同期のタイミングは以下の通りです。Enablementサイト → Salesforce組織 への同期:1日1回同期(同期時間の設定が必要)Salesforce組織 → Enablementサイト への同期:即時同期 (設定不要)インテグレーションユーザは、本番組織の有効なユーザである必要があります。同期設定の際は実ユーザの認証情報を使用するのではなく、インテグレーション専用のユーザを作成することを推奨します。同期スケジュールを変更する場合は、スケジュール済みジョブを削除してから再設定が必要です。
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この記事で学べること利用状況の確認方法利用状況の理解から導ける改善アクション利用状況の確認方法を理解しましょうQuipの運用が始まったら、利用状況を把握して活用度が上がっているかを確認しましょう。利用状況を見て活用度が順調に上がっていれば今の推進方法を継続して運用を進めましょう。逆に活用度がなかなか上がっていない場合は、対策を行っていく必要があります。まずは、Quipの利用状況を確認する方法についてご紹介します。Quipの利用状況を確認いただく方法は2つです。1つ目は、Quipの管理コンソールを使用する方法です。管理コンソールは、スーパー管理者の権限が割り当てられたユーザでのみ使用が可能となります。Quipの管理者は管理コンソールから自社での活用度を定期的に監視しましょう。管理コンソールで確認いただける代表的な数値は以下となります。月間でのアクティブユーザ数 過去1ヶ月でログインのあったユーザ共同編集者数 過去1ヶ月間で共有コンテンツを編集した、共有コンテンツにコメントした、共有コンテンツを閲覧したユーザーの数コンテンツ数アクティビティ数 コメント、メッセージ、いいね、メンションインテグレーションした文書数 Salesforceのレコードにリンクされた文書数その他管理コンソールで確認できる数値の詳細は、「Quipの活用状況の理解」よりご確認ください。管理コンソールを表示させる手順は以下の通りです。1. 画面左下のご自身の丸いアイコンをクリックします。2. 続いて表示された画面の左側にある「管理者」をクリックします。3. 右側にリンクが表示されますので、一番上の「管理コンソールを起動」をクリックします。4. トップ画面が表示され、画面左側にサイトメンバーを表示するボタンや設定画面へのボタンが表示されます。2つ目は、Salesforceのレポートを使用する方法です。Salesforceレポートでの利用状況の確認は、Salesforce連携をしている場合にのみ可能となります。Salesforce連携はQuip Advancedエディションのご契約が必要となります。Salesforceレポートで確認いただけるQuip関連の数値は以下となります。Quip文書の作成数/更新数/最終更新日Quipテンプレートを使用した文書の作成数/更新数/最終更新日Salesforceのレコードに紐づけられたQuip文書数ユーザごとの閲覧数/編集数その他確認いただける数値の詳細は、「Quip エンゲージメント総計値」をご確認ください。またレポート作成までの手順については「Lightning ダッシュボードへの Quip テンプレート総計値の追加」よりご確認ください。利用状況の把握から改善アクションにつなげましょう上述したように管理コンソールでは、活用状況に関するさまざまな数値が確認いただけます。それでは、確認いただいた数値からどのような改善アクションにつなげていけば良いのでしょうか。まずは下記の表で管理コンソールで見れる数値ごとに、そこから「判断できること」「次のアクション」を確認しましょう。ユーザの最終ログイン日からはQuipをよく利用しているユーザを見つけ、その方に活用事例の紹介してもらうなどQuipの社内推進活動に協力してもらうといったアクションにつなげられます。月間アクティブユーザ数の推移では勉強会などの推進活動後に増加傾向を確認し、増えていない場合は情報の発信方法を変えるといったアクションになるかと思います。コンテンツ数の推移からなかなかQuip文書が増えていないと判断できる場合は、Quipのテンプレート機能を使用し文書が作成されやすい環境を作っていきましょう。いいねやコメント、メンションなどの共同作業アクティビティ数が少ない場合は、推進者が積極的にメンション付きでメッセージを飛ばしたりするなど、Quip上でのコミュニケーションを活発化させましょう。またメンションを受けたユーザがコメントの確認時にいいねを押して「確認済み」や「了解」の意思表示をすることも発信していきましょう。このように、管理コンソールで利用状況を確認して、そこからよりQuipを活用いただくために改善アクションを実行してください。まとめ管理コンソールで確認できるQuip利用状況の数値と、そこから判断できる改善アクションは理解いただけましたか?管理コンソールでは、作成されたコンテンツ数やアクティブユーザ数、共同作業アクティビティ数が確認できます。定期的にQuipの利用状況を確認し、定着が進むように改善アクションを実施していきましょう。
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この章では、CRM Analyticsの活用を開始するにあたり、最初に知っておいていただきたい内容を記載しています。CRM Analyticsとは?CRM Analyticsとは、AIを搭載したSalesforceの分析プラットフォームです。 Salesforceと直接連携し、現状や過去の経緯をもとにした分析だけでなく、将来の結果を予測し、ビジネスにおいて次の行動を考える手助けをします。
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Salesforceの商談情報を請求業務へと紐付け、シームレスな請求管理に役立つアプリや、POSレジの会計データや店舗情報をSalesforceに連携するアプリをご紹介します。各アプリの機能の概要や特徴はサービス名リンクをクリックしてご確認いただけます。★こちらもぜひご活用ください★Salesforce AppExchange 販売管理アプリ 比較・紹介資料freee for Salesforce~見積書・請求書など帳票作成から入金消込までシームレスな顧客管理~営業管理と財務管理間の「業務とデータの溝」を埋めます。Salesforceの商談などのデータとfreeeの債権債務・入出金データ・財務データの連携をシームレスに行うことができます。freeeで作成される損益計算書のデータをSalesforce上で閲覧することも可能にします。MakeLeaps for SalesforceSalesforceの商談データから見積もり作成、送付、請求、入金管理まで完結できるサービス「MakeLeaps for Salesforce」。営業と経理の書類作成の手間、部署間の伝達ミスを大幅に削減し、社内リソースをコアビジネスへと可能にします。ぜひ帳票管理もSalesforceに一元管理しましょう。マネーフォワード クラウド債権請求 for Salesforce見積書、請求書作成・入金確認まで一気通貫。Salesforceの商談などから1クリックで見積書・請求書の作成が可能。今まで必要だった転記の手間はもう必要ありません。また、マネーフォワードクラウド請求書の入金情報をSalesforceに連携し、現在の入金状況をリアルタイムに把握、未入金に対する迅速な督促・回収を実現します。請求管理ロボ for Salesforce月々大量に発生する請求・消込作業の効率化・自動化を実現(作業時間1/25の事例あり)。部門間でアナログ管理していた請求とお金の情報をSalesforceに集約し、人的ミスとコミュニケーションコストから解放。月次決算の早期化と、キャッシュフローの可視化によって、迅速かつ正確な経営判断をサポートします。ユビレジ for Salesforceユビレジで設定したマスタ情報や、会計データをSalesforceと双方向で同期します。レポート機能を使いユーザー独自の管理画面を作成することで、売上分析、独自の経営指標の設定など、多様なニーズに対応できるようなります。
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この記事で学べること運用ルールとはなにかなぜ運用ルールが必要なのか運用ルールの作成イメージこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用ルールの必要性・作成方法を理解し、ルール作成に着手いただく」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。運用ルールとはなぜ運用ルールは必要なのか運用ルールの作成イメージ運用ルールとは運用ルールは、日々の業務でSales Cloudを利用する上で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」確認/入力するのかを定めたものです。なぜ運用ルールは必要なのか運用ルールは”Sales Cloudの定着化”した状態を、具体的に定義したものです。運用開始前に定着化した状態を描けなければ、Sales Cloudの定着化は実現できません。ここでいう”Sales Cloudの定着化”とは入力・更新されたデータを定期的にマネージャーがチェックし、コミュニケーションをしている状態を指します。日々更新されるデータをマネージャーが確認し、部下の状態に合わせたアドバイスすることで、メンバーの行動を変え、効果創出を実現します。もし、運用ルールを作成していないと、以下のようにマネージャーはSales Cloudを見なくなり、部下はさらに入力しなくなるという悪循環に陥ってしまう可能性があります。マネージャーは入力状況がバラバラで、部下の状況を正しく把握できない部下はせっかく入力したデータが活用されず、入力の目的意識が薄れるSales Cloudを定着化させ効果を創出するためにも、日々どんな場面で利用するのかを定義した運用ルールが重要になります。運用ルールの作成イメージコミュニケーションルールと入力・更新ルールの作成イメージをそれぞれご紹介します。また、この2つのルールをもとにいつコミュニケーションが行われ、そのためにはいつまでに情報を最新化する必要があるのかを1週間の流れの中で整理した運用フローについてもご紹介していきます。コミュニケーションルール「データの可視化を行いましょう」で作成したレポート・ダッシュボードは、マネージャーに効果創出のためにはどんなマネジメントを行えば良いかの気付きを与えてくれます。ただし、そのレポート・ダッシュボードを初めて見るマネージャーにとっては、そこからどのような情報を確認し、活用すればいいのかすぐにはわかりません。(これまでレポート・ダッシュボードを使用したことがない人には、特に難解なものに見えるはずです)運用開始後、スムーズにマネージャーが情報を活用できるように、ダッシュボードの各グラフから何を確認して、どのようなコミュニケーションをとってほしいのかを明確にしましょう。コミュニケーションルールはダッシュボードごとに作成することをおすすめします。入力・更新ルール運用開始後、利用ユーザーは入力・更新ルールを都度確認し、データの入力・更新を行うことになります。スライドやスプレッドシートなどを使用して、ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力・更新するのかを定めるのがおすすめです。「マニュアルの更新が追いつかないので改善を後回しにする」「マニュアルが更新されず実画面とあっていない」といった運用でよくある課題を未然に防ぐためにも極力シンプルにすることを心がけましょう。オブジェクトごとに入力・更新ルールを作成していきます。下図は入力・更新ルールの一例です。商談のように、フェーズを管理する情報の場合、下図のように各フェーズで何を入力してほしいかを定義すると、利用ユーザーは入力時に混乱が少なくなります。運用フローこれまで、コミュニケーションルールと入力・更新ルールにより、マネージャーのデータ活用や利用ユーザーの入力をそれぞれ定義する方法をお伝えしてきました。最後に、この2つのルールを、1週間の流れの中でいつ実施していくのか、データ活用とデータ入力・更新との関係性も含めて整理しましょう。これにより、利用ユーザーのデータ入力に対する目的意識が明確になり、入力を更に促すことができます。例えば、週次の営業会議でマネージャーがデータを確認しフィードバックする場合、下図のような運用フローにまとめることができます。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)運用ルールを作成いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。ワークシートは こちら からダウンロードできます。まとめ運用ルールの必要性・作成方法は理解できましたでしょうか?改めて運用ルールのポイントを以下にまとめています。運用ルールは”Sales Cloudが定着化した状態”を定義したものであり、効果創出のためには必要不可欠な要素運用ルールは入力・更新ルール、コミュニケーションルールの2つがあり、それぞれ作成が必要ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力するのか確認できるよう作成するご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ運用ルールを作成したら、次はそのルールをどのように現場へ展開するか学びましょう!次の記事:ユーザートレーニングを実施しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることイベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いリアルタイムイベントモニタリングの取得開始方法ストリーミングとストレージの違いイベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとはこのうち、イベントモニタリングのログは組織へイベントモニタリングライセンスが付与されたタイミングから自動的に生成が開始されるようになっており、お客様側でログ取得を開始するための設定は必要ありません。一方で、リアルタイムイベントモニタリングのログについては、組織へライセンスが付与された後に管理者の方がログの取得開始設定を行う必要がございます。そのため、Salesforce組織にイベントモニタリングが初めて導入された際には、以下の手順を参考にしてリアルタイムイベントモニタリングのログ取得設定を行ってください。リアルタイムイベントモニタリングの取得開始方法リアルタイムイベントモニタリングのログを取得開始するためには、「アプリケーションのカスタマイズ」および「設定の参照」権限が必要となります(システム管理者の方であれば、初めから権限が付与されています)その後、権限を持つユーザにより、以下の手順にてリアルタイムイベントモニタリングの各ログを有効化していきます。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「イベント」と入力し、[イベントマネージャ] を選択します。有効化するイベントの横にあるドロップダウンメニューをクリックします。イベントの [ストレージ を有効化] および [ストリーミング を有効化] を選択します。有効化したいログ種類分だけ、手順2,3を繰り返します。(特段の要件がなければ、全て有効化しておくことを推奨します)ログ取得設定の有効化後、組織に蓄積されたログへアクセスする方法については以下の記事をご参照ください。ログの取得方法ストリーミングとストレージの違いリアルタイムイベントモニタリングには、ストリーミング と ストレージ の2種類があります。ログインやレポートへのアクセスなど、一つの操作からストリーミングとストレージの両者に対して同一内容のログ(※)が生成されます。(※) 厳密にはログのレコードIDなどが異なります。以下の図は、Salesforce組織のレコードアクセス時に記録されるLightningUriイベントの生成例です。ストリーミングログは、ストリーミング API を用いて対象のイベントをリッスンしているクライアントに対し、イベント内容をプッシュします。そのため、イベントを受信する専用のクライアントがあり、ログ監視などSalesforceのイベントチャネルと接続しておくことで即時性を持ってイベントデータを受け取りたい用途がある場合に利用します。ストリーミングログは、最大3日間保持されます。ストレージログは、ログデータをBig Objectに配置することで、過去6か月分のリアルタイムイベントモニタリングログを組織に保管することができます。過去6か月(認証系のログは10年)までのログデータの保全や、SOQLを用いた特定の条件に絞ったログの検索に利用します。また6か月以上のログの長期保存などでイベントログをお客様側の環境へダウンロードする際にも、ストレージログを参照します。学習ツールHelp - リアルタイムイベントモニタリングイベントの管理動画 - イベントモニタリング設定動画_基礎編(ログの有効化と取得)まとめイベントモニタリングには、リアルタイムイベントモニタリング と イベントモニタリング の2種類のログが存在します。このうち、リアルタイムイベントモニタリングのログはライセンスが付与されただけではログの取得が開始されないため、管理者の方が組織の設定画面からログ取得の有効化作業を行って頂く必要があります。
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まずは商談スコアの機能についてご紹介します。この記事で学べること Einstein 商談スコアリングの概要Einstein 商談スコアリング活用ステップの全体像Einstein 商談スコアリングの活用シーン商談のAI機能を知っていますか?デジタル化が進んだ現代社会で、私たちは膨大なデジタル情報を取り扱っています。大量のデータを扱う上で情報を分析し活用できる形に落とし込む様々なAIは、私たちに欠かすことのできないツールとなってきています。Salesforceにも多くのAI機能があり、その中の一つとしてSales Cloudをご利用の多くの皆様※に使っていただける Einstein 商談スコアリング という機能をご紹介します。(以降、商談スコアと記載する場合があります)※2023/1時点:SalesCloud Enterprise Edition以上の環境でお使いになることができます。Einstein 商談スコアリングは、過去の完了商談を分析し、進行中商談の確度を1~99の指標でスコアリングします。加えて、スコアに最も寄与した要因 (プラスとマイナスの両方) を表示します。いわば分析アシスタントのように、皆様に変わって過去の商談データを分析し、進行中の商談を評価します。商談スコアの利用を検討するにあたって商談スコアは過去の商談データを分析してスコアを出します。そのため、精度の良い商談スコアにするには多くの過去データ(成立および不成立商談データ)が必要です。また、業界特性や商談特性により、商談の成立・不成立の要因が外部要因(Salesforceの中にない情報や商談関連データとは別の情報の要因)が多い場合、データが多くあったとしてもスコアの精度が高まらない可能性もあります。そのため、自社のSalesforce環境のデータ量や商談特性などに応じて商談スコアの活用検討を始めることをおすすめします。自社の環境で十分なデータがあるかを確かめるためには、こちらのEinstein準備状況評価ツールにアクセスし、Sales Cloud Einsteinから “I have an active Salesforce account” を選択し、評価を行いたいSalesforce組織でログイン認証をしてただくと、Einsteinの利用における組織のデータ準備状況と期待できるROIレポートを取得できます。また、データ要件も参考としてください。Einstein 商談スコアリングの設定に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)もちろん、上記は一例です。商談スコアを設定して実際に自社で活用できるかは、後述の商談スコアの詳細や活用ステップを参考に検討を行っていきましょう。商談スコアはどう判断されているのか商談スコアは過去の完了商談の情報をもとに、現在の商談についてスコアをつけます。大まかに以下の流れで商談スコアは判断されています。SalesforceのAI機能(Einstein)が皆様の環境の「完了(成立/不成立)商談」および関連データを定期的に分析し、成立に重要な情報や法則性を方程式として保存します。進行中の商談のデータを方程式に当てはめ、どの程度成立に近いかをスコアで算出します。商談スコアを算出する上で、基準になっているのは過去の商談データとなり、過去データがしっかりとある方が現実を反映した”精度の良いスコア”となりやすく、データが少ない場合はその逆となります。そのほか、モデルの更新頻度等は以下の表を参照ください。(2023/1月時点)トピック内容データ要件過去 24 か月間に、それぞれの存続期間が 2 日以上の 200 件以上の成立商談が必要です過去 24 か月間に、それぞれの存続期間が 2 日以上の 200 件以上の不成立商談が必要ですモデルのタイプ二値分類 (受注 または 失注 の予測モデル)モデルの採用十分なデータがない場合グローバルモデルが採用されるモデルの更新タイミング毎月 1 回、またはシステム管理者が設定を更新するたびに Einstein によって商談データが再分析され、モデルが更新されますモデルの参照データ各商談のレコード詳細 (標準項目とカスタム項目の両方)、履歴、および関連活動、関連取引先のレコード詳細と一部のレコード履歴、関連商品、見積、および価格表に関する詳細情報スコアの更新タイミング商談スコアは数時間ごとに更新されます商談スコアをどう活用するのか商談スコアは受注率の向上や業務効率化を目的とした、営業活動の優先順位付けや商談状態の判断指標に利用します。商談スコアは指標を表すツールとして営業活動や戦略的な施策にスコアを組み込み、活用することで初めて効果を発揮します。活用シーン例として、以下のものが挙げられます。活用の4ステップ商談スコアの概要は理解できましたでしょうか。それでは、実際どのように使っていくのかを、活用ステップを追って確認していきましょう。ステップ1:有効化する商談スコアの有効化設定完了しますステップ2:スコアを確認するスコア値を確認し、どのような値をとっているか確認しますスコア値の状態を加味し、どのように活用できるか評価しますステップ3:具体的な活用方法を決めるねらう効果と活用方法を明確にしますステップ4:スコアを活用する商談スコアを活用し効果を測定します課題や結果から活用方法をブラッシュアップしますでは、各ステップの詳細を確認していきましょう。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら参考情報Einstein 商談スコアリングの設定に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Einstein によって商談にスコアが付けられる方法(ヘルプドキュメント)Salesforce Einstein Model CardsEinstein Opportunity Scoring for Everyone
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この記事で学べることバックアップの重要性とバックアップすべきデータの種類を知ることができます主なバックアップ方法を知ることができます定期的にバックアップをしてますか?システム管理者の皆様は、データローダを使用する前など作業がうまくいかなかった場合に備えて、事前にバックアップを取っていると思います。ですが、定期的にバックアップを取得していますか?上記は、2018年のDreamforceで実施したデータ保護に関するアンケートの結果です。回答者のうち、なんと28%の方がデータ損失や破損を経験しており、その原因の内訳で最も多かったのが、人的ミスでした。システム管理者の皆様が気を付けていても、ユーザが誤ってデータを更新してしまったり、削除してしまう可能性は十分にあります。また、以下は実際に起きたデータ損失の事例です。データ損失や破損の原因は人的ミスだけでなくシステム的な要因や天災などがありますが、有事に備えて業務で使用する大切なデータについては、定期的にバックアップをして、復旧計画を立てておくことが重要です。バックアップの重要性お客様組織の総合的なデータ管理およびセキュリティモデルの一環としてデータのバックアップおよびリカバリ計画を立てておくことは、システム管理者である皆様の役割です。手元にバックアップがあることで、有事の際にもタイムリーに復元ができるため、安心してSalesforceをご利用いただけます。では、具体的にどのようなデータのバックアップが必要なのでしょうか。実は、一般的に想像するデータ(取引先や商談、ケースなど)だけでは十分ではありません。詳しく見ていきましょう!データの種類(データとメタデータ)Salesforceはマルチテナントアーキテクチャを採用しており、メタデータ駆動型アーキテクチャを搭載したサービスです。システム管理者の皆様は、データとメタデータの違いを理解しておくことは重要です。データデータとは、取引先、取引先責任者、リード、商談、ケース、契約書、他のレコードなど、ユーザのすべてのレコードを意味します。データには、カスタムオブジェクトレコード、ファイル、コンテンツ、Chatter も含まれます。メタデータメタデータとは、カスタム項目、ページレイアウト、カスタムレポート、ダッシュボード、Apex や Visualforce のようなカスタムコードなど、設定情報を示します。さぁ、どちらのデータのバックアップが必要でしょうか?答えは・・・両方です!データのバックアップが必要な理由は?システム管理者がデータの削除や更新をした後に、その操作が間違いであったことに気付くことがあります。データローダのようなツールを使用すれば、レコードの削除や更新を一括で行うことができるのは、皆様よくご存知だと思います。また、ユーザがインポートウィザードを使用する際、ソースファイルや項目の対応付けをちょっと間違えたことによってデータが意図しない結果になってしまうことがあります。そのような事態に備えるため、データを定期的にバックアップすること、また、データ移行作業前には必ず手動のバックアップを行うことをお勧めします。メタデータのバックアップが必要な理由は?システム管理者や開発者、および高度な権限を有するユーザも人間です。誤ってカスタム項目の追加や削除、ページレイアウトの変更、レポートやダッシュボードの削除や変更、カスタムコードの変更をしてしまうこともあるでしょう。こうした変更の多くは元に戻すことができないため、以前の設定を復元する必要が生じた場合に元に戻せるよう、メタデータのバックアップを取得しておくことが重要です。それでは、Salesforceが提供している主なバックアップ機能をご紹介します。Salesforceが提供しているバックアップ機能機能概要制限リソースSalesforce バックアップ(拡張機能)・管理パッケージをインストールし、バックアップポリシーを設定します・設定したバップアップポリシーに基づきバックアップを自動生成します・数回のクリック操作でバックアップからデータの復元ができます・バックアップと復元の状況をログでリアルタイムに確認できます・一部サポートされていないオブジェクトがあります(例:Bulk APIがサポートされていないオブジェクト、Big Object)・データを一括で復元することはできません(2023年11月時点)※リリース毎に機能が追加されています。最新情報は弊社テクニカルサポートもしくは営業担当者へお問い合わせくださいSalesforce バックアップを使用したデータの保護(ヘルプ)データエクスポートサービス ・設定画面から毎週もしくは毎月のエクスポートをスケジュールできます・エクスポートデータはCSV形式で出力されます・ファイルもエクスポートできます・データ量が多い場合はエクスポートに時間がかかります・エクスポート完了後24時間以内にダウンロードする必要がありますSalesforce からバックアップデータをエクスポートする(ヘルプ)データローダ・PCにインストールしてエクスポートします・Soap APIやBulk APIの使用制限があります・定期実行するには開発が必要です・オブジェクト毎にエクスポートが必要です初めてのデータローダ Export編(サクセスナビ)レポートのエクスポート・レポートを作成し結果をエクスポートします・定期実行はできません・項目数などレポートの制限が適用されますレポートのエクスポートフルSandbox・本番環境の(データを含む)コピーを作成します・Unlimited Editionの契約、もしくはフルSandboxを購入する必要があります・更新ができるのは29日毎ですSandboxを作成(ヘルプ)この機会に、データエクスポートサービスをスケジュールしておきましょう![設定][データ][データのエクスポート][エクスポートをスケジュール]の各オプションについては、Salesforce からバックアップデータをエクスポートする(ヘルプ)をご確認くださいウィークリーエクスポートサービスの実行が完了すると、システム管理者宛にメールが送信されます。48時間以内にデータをダウンロードして安全な場所に保管してください。メタデータのバックアップ方法機能概要制限リソース変更セット設定画面から、バックアップ対象のコンポーネントを変更セットに追加・送信することで、本番組織のメタデータを Sandbox に送信します。コンポーネントによっては変更セットに追加できないものがあります。・変更セットの概要(ヘルプ)Sandboxの作成・更新設定画面から、Sandboxを作成または既存の Sandbox を更新すると、本番組織のメタデータがコピーされます。作成・更新するSandboxの種類によって、更新間隔が異なります。・Sandbox の作成(ヘルプ)・種類別 Sandbox ライセンスおよびディスク使用制限(ヘルプ)Visual Studio CodeVSC(統合開発環境)を使用してメタデータをXML形式でローカルディレクトリに保存します。メタデータの制限があります。・クイックスタート: Salesforce 開発のための Visual Studio Code(Trailhead)・メタデータの制限データを復元する方法は?Salesforce では、お客様が各自のバックアップデータを復元する手段として、いくつかの機能をご用意しています。メタデータの復元Sandboxの作成や更新でバックアップしたメタデータを復元する場合は、変更セットを使用します。または、Visual Studio Codeを使用して一旦ローカルディレクトリにダウンロード(Retrieve)した後、そのメタデータを本番環境へアップロード(Deploy)します。データの復元データローダ、データインポートウィザード等を利用することができます。詳細は、データをインポートする方法の選択(ヘルプ)をご確認ください。また、復元時には以下のような考意事項があります。レコードの復元(再作成)時に、元のSalesforce IDを指定することはできません。他レコードとのリレーションがあるデータを復元する場合、親→子の順番で復元します。例えば、取引先と取引先責任者を復元する時は、まず、取引先を復元した後に取引先責任者を復元しますレコードの復元(再作成)時に監査項目(作成日、作成者、最終更新日、最終更新者)を指定したい場合は、「監査項目の作成」を有効化することで実施できる場合があります。詳細は、監査項目を有効化する前の考慮事項(ナレッジ)をご確認ください履歴情報など、復元できないデータもあります。APIを使用して復元する場合、24時間あたりのAPI コール数の上限があります。レコード作成時に設定された自動処理(プロセスビルダー、トリガー、入力規則など)がある場合は無効にします。復元時に、他システムとのインテグレーションに影響はないか事前に確認しましょう。学習ツールSalesforce データのバックアップと復元のベストプラクティス(ナレッジ)Salesforce のレコードとデータを回復する(ナレッジ)まとめデータを定期的にバックアップしましょうデータ移行作業前には、必ず手動でバックアップを行いましょうメタデータのバックアップも行いましょう