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Trailblazerが実践するキャリアの描き方〜Japan Dreamin’ 2021 クロージングキーノート
日本で一番大きなSalesforceコミュニティ イベントJapan Dreamin’ 2021が、1月30日にオンラインで開催されました。イベントを締めくくるクロージングセッションでは、Salesforceを通じて自分らしさを見つけながら活躍している3名のTrailblazerの方々に、Salesforceに出会い、スキルを身につけ、キャリアアップを実現するまでの道のりを語っていただきました。バックグラウンドの異なる3名ですが、ご自身が誰よりもSalesforceを活用して楽しくお仕事をされているという点は共通。Salesforceを通して成長したい、楽しく仕事をしたいと考えている皆さまにとって、Salesforceを使いこなすコツやキャリアアップのヒントとなるお話が盛りだくさんのセッションとなりました。本記事ではポイントを抜粋してご紹介しますが、ぜひセッション動画もあわせてご覧ください。パネラー(順不同)アルマ・クリエイション株式会社 経営基盤室 チーフ 大伴 明子氏Salesforceも含めた、会社のツール運用管理の責任者を務める。Salesforceを基幹システムと連携し、コンサルティングサービスや教育事業の営業およびマーケティング活動に利用。キャンペーンのレポート化やPardotの利用など、社員ユーザーのサポート、業務の要望にあわせた機能拡張なども行う。KLever株式会社 代表取締役 長谷川 慎氏元ユーザーとして清掃会社でシステム管理者を担当。ノウハウを活かして、Salesforce導入支援の会社を設立し代表を務める。Salesforceご利用のお客様の設定・サポートに加え、YouTubeにてSalesforceの使い方の動画を250本ほど公開。株式会社船場 DX本部 DXディビジョン チーフフェロー 小谷口 瑠美氏DX推進担当として、Salesforce管理、その他社内利用システムの導入検討を主に担当。Salesforceは基幹システムとの連携、社内手続き・申請、社内ポータルサイトとして主に利用。Salesforce管理者としては、管理全般、新機能追加(社内ヒアリング、開発ベンダーコントロール等)を行う。株式会社セールスフォース・ドットコム カスタマーサクセス統括本部 舟越 美宝(モデレーター)目次01 Salesforceとの出会い〜偶然のきっかけから、仕事の楽しさに目覚める舟越みなさんとSalesforceの出会いについて教えてください。長谷川 私が2016年に清掃会社に入社した時に、すでにSalesforceが導入されていて、そこでちょっと触ってみないかと声をかけられたんです。もともとはホームページの更新が担当だったのですが、Salesforceがどんどん面白くなってきて、比重が大きくなっていったのがきっかけです。舟越どういったところに面白さを感じられたんですか。長谷川いろんなことができる所と、一番は拡張性がすごいなというところですね。大伴私は前職にパートで入社したのですが、請求書発行業務があったんですね。そこで初めてSalesforceを使ったんですけど、Salesforce Classicだったので差し込み印刷機能があったんですよ。で、その差し込み印刷機能にもう凄いハマりまして(笑)。誰にも頼まれてないのに色んな会社のバージョンを作って、楽しくて自分で色々やっていったという感じですね。自分が作ったものを機能として活かせて、皆さんにすぐに見せることができた、役に立ったというのが楽しさに繋がっていきました。小谷口私は実際に業務を行う部署に派遣社員として入社したんですけど、ちょうど2年ぐらい前に、今の上司に「あなたパソコン楽しそうに触っているね」と社内研修で声をかけられて。そこでSalesforceアドミン(管理者)を仰せつかってSalesforceに携わるようになりました。それで今の部署に異動することになり、正社員として雇用してもらうことになりました。舟越Salesforceを最初に触ってみたときはどんなことを感じられましたか。小谷口Salesforceの担当者に任命されてすぐに、Einstein Analyticsでグラフを作る業務があったんです。私はもともと統計の勉強をしたことがあったので、グラフィックを作るのが楽しくてしょうがなくて。Einstein Analyticsのグラフは色もたくさん使えるんですよ。それを執行役員の方に見せたところ、今まで見えなかった機能が見えるようになってすごく良かったと好評をいただいて、Salesforceを頑張ろうと心に決めました。舟越皆さんのお話を伺っていると、最初は「Salesforceをやろう」と思っていたわけではないけど、運命的な出会いがあって「楽しい」とか「これすごい」とか、気持ちが動くような経験があったところが共通しているんですね。02 Salesforceを学ぶ事の意義〜自分にとっての目的は何か?を意識しよう長谷川私はSalesforceを始めて2年半くらいで会社を設立したのですが、Trailheadをほぼ毎日やっていました。お風呂に入ってるときもトイレに入ってるときも地下鉄に乗ってるときもやってたんですけど(笑)、このように短期間で大きくキャリアを変化できるのがSalesforceなのかなと感じています。ぜひTrailheadを突き詰めてやってください!大伴社員の皆さんがどうしたらもっと仕事しやすくなるかを考えていくことだと思います。「こんな機能あったんだ!使ってもらおう!」という気持ちが勉強意欲になると思います。小谷口私は自分がキャリアアップしたいという気持ちで勉強していました。派遣社員の期間が長かったので、何か強みを持たないといけないと普段から思っていて。Salesforceに社内で誰よりも詳しくなるっていうのは、Salesforceを活用している企業ではものすごい強みになると思うんですね。それを叶えるためには、Trailheadは身近でタダですし、誰でも使えるので私は強くオススメしたいです。舟越学ぶ場のひとつとしてコミュニティもあると思います。まだ参加された事がない方に、こんな風に参加するといいよというアドバイスはありますか。大伴私はオンラインコミュニティのTrailblazer Communityを利用して、質問を投げかけています。いろんな経歴の中で Salesforceに行き着いた方々がいっぱいで、何を聞いても誰かからは返答が来る安心感があります。コロナの時期も、私は1人アドミンなので1人仕事みたいなところがあって、孤独を感じることもありますが、コミュニティに参加すると仲間がいるんだなという意識が芽生えてすごく嬉しいですね。長谷川Salesforceを使い始めた頃は、内製化していて質問する相手がいないので、Trailblazer Communityでほぼ毎日質問していましたね。それで別のイベントでリアルに会ったときによく見かけますとお声がけいただいたりもしました。他業種のいろんな方と繋がれるので非常に楽しいですね。舟越Trailheadは自分のスキルを磨いていく場で、コミュニティは違うバックグラウンドの方とつながりながらSalesforceの知識を蓄えていく場という違いがあるんですね。03 Salesforceで変化したキャリア~Salesforceによって人生のゴールが明確に大伴私は出産育児でかなり社会から離れていました。最初にサポートデスクをしていたので、IT系の仕事をしたいとずっと思っていましたが、やっぱり難しいだろうなという気持ちがあったんですね。前職はパートで請求書発行業務に携わったんですけど、Salesforceは機能もわかりやすいし、コミュニティとかTrailheadとか、勉強しやすいものもいっぱい揃っていたので、それをやっていけさえすれば会社で一番詳しくなれるという自信が湧いてきて、Salesforceに出会ったからこそ、正社員でやっていきたいと強い想いが芽生えました。小谷口Salesforceに出会う前は、特に結婚してからは全く自分のキャリアとかは考えずに楽しいことだけを選んでやってきたんです。でもSalesforceに出会ったことで、自分の人生を自分のためのものにしたいと思うように変化したんですね。キャリア観の変化だけじゃなくって、人生の価値観の変化もあって、自分がやりたいことをやるんだけど、自分がどう生きたいかを考えてやっていきたいという気持ちに変わったと思います。舟越Salesforceがみなさんの人生に大きなインパクトを与えていることが伺えてとても嬉しく思います。04 今後目指したいこと~Salesforceで人・会社・業界のサクセスを実現したい小谷口株式会社船場を内装業界で Salesforce 活用ナンバーワンにすることが私の目標です。内装業っていうと紙の束を持って現場で色々指示をしている人たちをイメージされるかと思うんですけど、それを紙の束ではなくてVR ゴーグルで作業しているとか、そんな姿が見られるようになると面白いと思っています。長谷川今、私の会社のYouTubeチャンネル「Salesforce使い方入門動画」で動画を日々公開してるんですけども、Salesforceをこれから使おうと思っている方や今使っている方に、楽しいということが伝えられる北海道で一番の会社になりたいと思っております。大伴子どもに「お母さんかっこいいね」と言われることです。今はほとんど自宅で仕事をしているので、子どもが私の働いている姿を見たときに、「仕事するのもいいね」と前向きにとらえてもらうのが夢です。舟越母親業もしながら仕事をするとなると、何かを犠牲にするとか、大変だという印象をもっている方もいらっしゃると思いますが、働いていることがかっこいいというのは、後の世代にとっても夢がありますね。05 皆さんにアドバイス~コミュニティは出会いと切磋琢磨の場。まずは参加してみよう!舟越ここまでの皆さんのお話を聞いて、皆さんのようにキャリアアップしたい、楽しく仕事をしたいと思われたコミュニティのメンバーの方々にアドバイスをいただけますか。大伴まずはコミュニティにぜひ参加してみてください。「こんな風に勉強してきたんだ」とか「こういう風に仕事されてきたんだ」と思える素晴らしい方がたくさんいらっしゃるので、そういう方々と是非つながってみてください。小谷口私はコミュニティイベントにぜひ参加していただきたいです。Salesforceをいっぱい活用してイキイキしている方に出会うことがすごく多くて、私もどんどんやる気が出てくるので、積極的に参加していただくと楽しいと思います。Admin女子部は楽しくて私も何度も参加しているのでおすすめです。長谷川Trailblazer Communityは親切な方が非常に多いので、何も分からなかった私にもしっかり答えていただいて、そこからリアルなイベントでお知り合いになることもありました。非常に意識の高い方が多いので、そのパワーをもらって自分も意識がどんどん高くなったと思っています。素晴らしいものなので、是非利用してもらいたいですね。舟越まず参加してみるというハードルを越えると、そこにいる人たちからパワーをもらって、自分が進んでいくモチベーションになるということですね。まさに今日、御三方は、このセッションを視聴されてる方々をモチベートしてくださったと思います。本当にありがとうございました。本セッションの映像は、こちらからご覧いただけます。(Japan Dreamin' 2021のYoutubeチャネルで公開されているセッション動画です)※ 本記事は2021年1月時点の情報です関連情報Trailblazer Communityへの参加方法:Trailblazer Communityの利用を開始するSalesforce Trailblazerコミュニティグループが開催するイベント情報:Salesforce Trailblazers EventTrailhead:https://trailhead.salesforce.com/ja関連記事#1 アイデアとつながりの宝箱!リーダーが語る、ユーザ会の魅力とは?#2 共感できる仲間がいる。わからないことは、どんどん質問を!#3 人と人が繋がるイベントを目指して〜Japan Dreamin' 2021 開催レポート
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この記事で学べることリード(見込客)とは何かなぜリード管理が必要なのかリードの活用方法リード(見込み客)を管理して、より多くの商談化を目指そうリードとは、商品への関心を示しているものの、まだ購入すると評価されていない見込み客のことです。リード管理では、見込み客を評価し、ナーチャリング(育成)をします。評価をすることで、見込み客が将来の顧客となる可能性があるかを判断し、可能性が最も高いリードから重点的に取り組むことが可能となります。またナーチャリングを行うことで、見込み客に対して自社の製品やサービスに対する興味・関心を高める事が可能です。それではSalesforce上でリード管理を行う方法を、以下の学習ツールで学びましょう。学習ツール1.<動画>オンデマンド Sales Cloud:リードの管理(1:03:36)リードの管理を正しく行うための準備、リードから商談が発生したとき、Salesforce ではどのような変換が行われるのかを学びましょう。https://play.vidyard.com/KSSeuuEAyJ7HBGz82iXbZ1.html*画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です2.<動画> 【標準オブジェクトシリーズ】リード・キャンペーン(09:43)さらに、マーケティングイベントを管理できるキャンペーン機能を活用することで、リードから商談成立までのマーケティング活動の分析が可能になります。この動画では、リードとキャンペーン機能活用のメリット、活用開始のための3つのステップを紹介しています。https://play.vidyard.com/xsHMgEdZWMqs35byXw1waN.htmlまとめリード管理について理解できましたか?ポイントは以下のとおりです。リードソース毎に最適な入力方法を検討する。リードワークスペースや割り当てルールを活用し、生産性を向上させる。リードの状況とランクを利用し、統一した評価基準とアクションを定義する。リード管理の効果を最大化するために、レポート・ダッシュボードを活用する。
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Account Engagement Success Day 動画・資料ダウンロードページイベントに参加されたお客様のみへの公開を条件に公開させて頂いております。参加された方以外への、ページの転送、共有はご遠慮ください。セッション動画・資料[機能紹介] 製品概要/リストの作成株式会社セールスフォース・ジャパン 藤森 陽子資料ダウンロードはこちら※本プログラム動画は非公開のため関連動画をご紹介させていただきます。New【関連動画】エキスパートコーチング:Account Engagement:How to:リストメールの送信[機能紹介] メール作成株式会社セールスフォース・ジャパン 藤森 陽子 資料ダウンロードはこちら※本プログラム動画は非公開のため関連動画をご紹介させていただきます。New【関連動画】エキスパートコーチング:Account Engagement:How to:リストメールの送信[機能紹介] フォームの作成・今後の学習プラン株式会社セールスフォース・ジャパン 山内 智史資料ダウンロードはこちら※本プログラム動画は非公開のため関連動画をご紹介させていただきます。New【関連動画】エキスパートコーチング:Account Engagement:How to:フォームとランディングページの活用[事例登壇] マーケティングを加速させるAccount Engagementデータの分析運用事例 toBeマーケティング株式会社 小井土 修也 氏New【セッション動画】視聴はこちら資料ダウンロードはこちら[機能紹介] 施策効果の可視化(Salesforceキャンペーンの使用)株式会社セールスフォース・ジャパン 山内 智史資料ダウンロードはこちら※本プログラム動画は非公開のため関連動画をご紹介させていただきます。New【関連動画】エキスパートコーチング:Account Engagement:How to:施策効果の可視化(Salesforceキャンペーンの使用)[事例登壇] マーケティングオートメーションで反応の出るコンテンツ企画とメール送り方株式会社ベーシック 宗形 彩世 氏New【セッション動画】視聴はこちら資料ダウンロードはこちら[事例登壇] Account Engagement(旧Pardot)ユーザーコミュニティのご紹介と 現場マーケターが取り組む Account Engagement + AIで実現している舞台裏 株式会社マーケティングデザイン 三宅 毅 氏 資料ダウンロードはこちら(追加で会社名、お名前、メールアドレスの入力が必要となります)関連リソースAccount Engagementドリル - Account Engagementの機能を一問一答形式で学べますAccount Engagement はじめてガイド - Account Engagementを活用するまでのステップとその内容が学べますAccount Engagement活用診断 - 数問の質問に回答するだけで診断結果と今後の改善アクションがメールで届きますオンラインコミュニティAccount Engagement - 日本 Account Engagementに関する情報取得や質問/回答が行えます初めてご利用の際はこちらの参加方法をご覧くださいオンライン/オフラインAccount Engagementユーザーグループ リアルな活用事例、最新機能の活用方法、社内だけでは解決できない課題の相談など活用に役立つコンテンツが多数(グループリーダーによる承認後、コンテンツがご覧いただけるようになります)
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この記事で学べること改めて基本機能の使い方に関するハンズオンセッション(エキスパートコーチング)を受講することで、ツールの使い方に慣れたり、最新のデータから世界のショッピングトレンドを知ることでEコマースにおける課題や傾向を掴むことができます。この記事のゴールサイトがローンチしてから運用フェーズに入る段階でツールの使い方を学習することに加え、何を目指して運用すべきなのかや標準機能以外に活用可能なソリューションはどのようなものがあるのかについても学びましょう。学習ツールはじめようシリーズ:機能の使い方について学びます。必要な時にいつでもコマースのエキスパートコーチングのリクエストが可能はじめての方には、『Getting Started / はじめよう』シリーズがおすすめです。はじめよう: 並べ替えルール基本について説明し、ベストプラクティスを紹介し、また、Einstein Predictive Sortを使用して並べ替え順序をパーソナル化する方法について学びます。はじめよう: サイト内検索の最適化サイト検索機能の使用方法の基本的な知識、および継続的なサイト検索の最適化を効率的に実行する方法について学びます。はじめよう: Einstein商品レコメンデーションEinstein商品レコメンデーションの利用の拡大および改善に役立つ、商品レコメンデーションの概要について説明します。はじめよう: オンサイトマーケティングおよびプロモーションキャンペーン、限定子、プロモーションを使用して、サイト上のさまざまな顧客セグメントにサイトエクスペリエンスや割引を提供する方法を学習できます。はじめよう: 検索エンジンの最適化 (SEO)SEOに関連するBusiness Managerの使用方法のレビューを行い、使用上の問題点と不足している知識を特定し、レコメンデーションをします。はじめよう: コンテンツ管理/Page Designerコンテンツ管理:Business Managerを使用してコンテンツを管理する方法及びPage Designerの概要とデモを紹介します。はじめよう: 指標と分析各ツールで利用可能なレポート、指標の定義、データの収集方法、ツールへのアクセス方法について説明します。はじめよう: 商品とカタログB2C Commerceにおけるカタログ、カテゴリ、商品の基本設定やベストプラクティスについて説明します。How ToシリーズHow To:Einstein Complete the Set(セットを完成)Einsteinの "Complete the Set"の概要、設定手順、ベストプラクティス、および次のステップと主要なリソースについて学びます。How To:Reports & Dashboardsのテクニカルレポート利用可能なレポートとその使用方法について説明します。動画で機能を学ぶCommerce Cloud を動画で学ぶ基本的な機能を各トピックごとにカバーしている動画を見てCommerce Cloudの理解を深めましょう。エキスパートコーチングの申し込み方法: リクエスト方法
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この記事で学べること別システムのデータをSalesforceに取り込む場合の考慮事項について知ることができますSalesforceへデータを取り込む理由皆様の会社では、業務でどんなシステムを使っていますか?きっとSalesforce以外にもたくさんのアプリケーションを使っていると思います。そして、日々の運用という観点では、それら別々のシステムに保存されているデータを取り出して、集計や報告をしなければならないということもあると思います。が、それって結構面倒ですよね?「もう少し楽にできないか?」と感じることもあるでしょう。そんな時に、「Salesforceにデータを(自動で)取り込めないか?」と考えるかもしれません!そうです。Salesforceにデータを取り込めば、レポートやダッシュボード使って、手軽に集計や報告ができそうですね。この記事では、「Salesforceにデータを取り込む場合の考慮事項」について、(自動化以外の)手動の方法も含めて概要をご紹介します。(データ量によっては、Salesforceではなく、CRM Analyticsなどにデータを取り込むほうが良い場合もあります)まずは、Salesforceにデータを取り込むために用意されている方法を見てみましょう。データインポートウィザードデータインポートウィザードを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルをアップロードし、取引先、取引先責任者、リード、キャンペーンメンバー、カスタムオブジェクトなどへ容易にデータをインポートできます。(Database.com Edition以外の)すべてのエディションでご利用可能で、一度にインポートできるレコードの最大数は 5 万件です。Salesforceの画面上から実行できるので最も簡単な方法となりますが、自動化はできません。特徴は、取引先と取引先責任者を同時に(互いを関連付けた状態で)インポート出来る点です。そのため、これからSalesforceにデータを投入して使い始めるお客様には、最適な機能です。※データインポートウィザードで商談をインポートすることはできません。商談をインポートする場合はデータローダを使用しますデータインポートウィザードについては、Excelの顧客データを取り込む(サクセスナビ)をご確認ください。データローダデータローダを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルを使用して(レコードのインポートのみでなく)更新や削除、エクスポートができます。Enterprise Edition以上、もしくはDeveloper Edition、Database.com Editionでご利用可能で、一度に操作できるレコードの最大数は、5 百万件です。データローダは(英語の)クライアントアプリケーションなので、PCにインストールが必要ですが、Windows端末をご利用の場合は自動化(バッチモード)もできます。データローダは、データインポートウィザードでは対応していない(商談等の)オブジェクトにも使用できますが、複数のオブジェクトに対して一度に作業を行うことはできません。互いに関連しているデータをインポートする場合は、親 → 子の順番でインポートをしていきます。また、データローダはAPIを消費しますので、上限を超過しないように注意が必要です。詳細は、API 要求の制限と割り当てをご確認ください。データローダの画面操作については、以下をご確認ください。初めてのデータローダ 〜Insert編〜初めてのデータローダ 〜Update編〜データローダ 〜Upsert編〜初めてのデータローダ 〜Delete編〜初めてのデータローダ Export編初めてのデータローダ Export All編データローダのバッチモードについては、バッチモードでの実行 (Windows のみ)をご確認ください。さて、ここまでは、Salesforceが標準で提供している機能(方法)についてご紹介しました。データローダのバッチモードは、設定ファイルの編集やバッチファイルの起動など、Salesforceの設定だけでは完結しません。設定をする場合にはシステム管理者と協力して進めましょう。(もし、ご自身がSalesforceのシステム管理者の場合は、データローダを使用して連携したいシステムの管理者の方と協力しましょう)これ以降は、外部システムから直接API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を呼び出す方法をご紹介します。「自分にはAPIを呼び出すなどのスキルが無い・・・」というシステム管理者の方も、ご安心ください。AppExchangeでパートナー企業を探すこともできます!Salesforce APIAPIを使用して開発をすれば、ほぼ何でもできます!(しかし、これは、言いすぎかもしれません・・・)この記事では、外部システムのデータをSalesforceに定期的に取り込むことで、手動での外部システムからのデータのダウンロード、(場合によってはデータの加工)、Salesforceへのデータインポートにかかる工数を無くす方法について考えてみましょう。※お客様のユースケースによっては、外部システムのデータをリアルタイムにSalesforceの画面に表示したいこともあるでしょう。その場合、定期的にデータをロードしても間に合いません!以下は、日次や週次等といった定期的にデータを取り込むのに適した方法です。どのようなツールを利用すべきですか?サードパーティ製の ETL ツールを利用することもできますし、独自のクライアントアプリケーションを開発することもできます。いずれにせよ必要な処理は、一定期間内に発生した外部システムのデータ変更を取得し、そのデータを(必要であればSalesforce用に加工して)Bulk APIもしくはSOAP APIを使用してSalesforceに取り込みます。どのAPIを使用すべきかですか?使用するAPIは、取り扱うデータ量を元に選択します。Bulk APIは、大量データ(数千から数百万単位のレコード)を扱うために最適化されています。複数のバッチを並列して送信するので、多数のレコードをで挿入、更新、更新/挿入または削除できます。一方、SOAP API は、一度に少数のレコードを更新するリアルタイムのクライアントアプリケーション用に最適化されています。SOAP API を使用しても多数のレコードを処理することはできますが、数十万のレコードを扱う場合にはBulk APIの方が実用的です。また、Bulk APIとSOAP APIの違いは以下の通りです。APIの種類プロトコルデータの形式同期/非同期1APIの種類プロトコルデータの形式同期/非同期2Bulk APIRESTCSV、JSON、XML非同期3SOAP APISOAP (WSDL)XML同期Bulk API には 2 つのバージョン (1.0と 2.0) があります。2.0の方がデータの取り扱いが容易ですが、データローダは2.0に対応していません。他の種類のAPIを含めた説明は、Salesforce Lightning プラットフォーム API の概要(Trailhead)をご確認ください。データを取り込むタイミング営業時間内にデータを取り込むと、画面上でユーザがデータを更新などしていた場合に(バッチ処理と)競合して、ロックやエラーが発生することがあります。バッチ処理は、事前にフルSandbox等で実際にかかる所要時間を確認し、夜間などユーザが操作をしていない時間帯にスケジュールしましょう。Bulk APIのフルSandbox等での評価時にロックエラーが発生する場合には、データの投入順序を調整するといった対処が必要になる事があります。(ロックエラーが出て対処法を模索中の場合は、この資料や英語のブログが参考になります)学習ツールインテグレーションのパターンと実践データの Salesforce へのインポート(ヘルプ)データ管理(Trailhead)まとめ外部システムからデータを取り込む処理は、大量データになることがあるのでBulk APIに対応したツールがおすすめですデータの取り込みを本番に実装する前に、所要時間の確認を含めSandboxで事前検証しましょう
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ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|ファーストパーティトラッキングへのアップグレード設定概要Webサイト上における見込み客(Visitor/Prospect)のアクティビティを追跡するため、Webサイトに設置する「ファーストパーティクッキーでのトラッキングコード」を設定します。設定手順ファーストパーティートラッキングの有効化ビジネスユニットを作成(Account Engagement組織を発行)した時期により設定が異なります。2023年2月13日以降にビジネスユニット(Account Engagement組織)を作成された場合「ファーストパーティートラッキング」はデフォルトで有効化されています。ここでは確認方法をご紹介します。1. [Account Engagement] > [アカウント設定] から、「ファーストパーティトラッキングを使用」が「有効」になっていることを確認2023年2月13日以前にビジネスユニット(Account Engagement組織)を作成された場合昨今のCookie規制を考慮し「ファーストパーティートラッキング」の有効化を推奨します。ここでは有効化の手順をご紹介します。1.[Account Engagement設定]>[アカウント設定]> [編集] をクリック2. [ファーストパーティトラッキングを使用] にチェックを入れ、[アカウントを保存]をクリックこれまでサードパーティトラッキングを利用していた場合は、[サードパーティクッキーをファーストパーティトラッキングと併用] [サードパーティトラッキングを使用]を併せて選択することを推奨します。詳しくは下記のヘルプ記事をご参照ください。ヘルプ記事|Account Engagement でのファーストパーティトラッキングの有効化ファーストパーティートラッキングのためのドメインの更新トラッカードメインにデフォルトのキャンペーンを指定しますヘルプ記事|ファーストパーティトラッキングのためのトラッカードメインの更新1. [ドメイン管理]をクリック2. 追跡したいドメイン名の右にあるギアアイコンから[編集]をクリック※下記ではサンプルとして「go.demo.pardot.com」を選択しています。自社の該当のドメインをご選択ください。3. 「デフォルトのキャンペーン」から[選択]をクリック4. 任意のキャンペーンを選択し、[選択された部分を選択]をクリック※下記ではサンプルとして「Website Tracking」を選択しています。自社の該当のキャンペーンをご選択ください。5. [トラッカードメインを更新]をクリック6. 適切な「トラッカードメイン」が選択されており、「Tracking Code」が発行されていることを確認ドメインごとに選択したデフォルトキャンペーン以外のキャンペーンでトラッキングコードを払い出す場合は、[Override Default Campaign] で別のキャンペーンを選択します。7. 下記のボタンよりTracking Codeをコピーし、WebページのHTMLで、終了bodyタグ(</body>)の前に貼付ける(自社のWebサイト管理者に依頼の上、実施ください)設定における留意点コードを埋め込むWebサイトのドメインとトラッカードメインのルートドメインが一致している必要があります。Webサイト用に複数のドメインを保有しており、それぞれのドメインのページでトラッキングをされたい場合は、それぞれのドメインごとにトラッカードメインを設定し、ファーストパーティートラッキングコードを取得してWebサイトへの貼付けを行います。詳しくは下記のヘルプ記事をご参照ください。ヘルプ記事|ビジタートラッキングに関する考慮事項(参考) Webサイトへの貼付け方法の例ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:3−3 カスタム項目を作成して対応付ける次のステップ:4−2 トラッカードメインを追加する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|④テクニカル設定」の記事に戻る
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本記事の内容は以下のオンデマンド動画からもご覧頂けます;https://play.vidyard.com/xajtmqFCiHAYnH9k3kUFXpこの記事で学べることSales Cloudの基本構造基本的なSales Cloud用語この記事のゴールこの記事のゴールは「Sales Cloudの基本構造と用語を理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。Sales Cloudの基本構造を理解するオブジェクト間の関係性を理解する基本的なSalesforce用語を知るSales Cloudの基本構造を理解するSales Cloudは顧客を中心に情報を一元管理するためのツールです。Sales Cloudを使用することで名刺情報、案件情報、契約実績、訪問履歴、問い合わせなど顧客に関連するさまざまな情報を一つの画面で確認することができるようになります。Sales Cloudではそれら顧客に関連する情報を種別ごとに分け、「データを蓄積するための箱」であるオブジェクトに格納し管理します。オブジェクトにはSales Cloudが最初から用意している標準オブジェクトと、お客様独自に定義いただけるカスタムオブジェクトがあります。標準オブジェクトを使用することで、独自にカスタマイズをする工数を減らすことができるだけでなく、年3回の新機能リリースの恩恵を最大限に受けることが可能となります。次に代表的に使用される標準オブジェクトをご紹介します。各オブジェクトの使い方に関してより詳しく確認したい方は、以下の動画リソースもご確認ください。・【標準オブジェクトシリーズ】リード、取引先、取引先責任者・【標準オブジェクトシリーズ】商談 ・【標準オブジェクトシリーズ】活動・【標準オブジェクトシリーズ】リード・キャンペーン・【標準オブジェクトシリーズ】 ケース オブジェクト間の関係性を理解するSales Cloudでは関連するオブジェクト同士の関係性(リレーション)を定義することで顧客中心の一元的な情報管理を実現します。たとえば、複数の名刺情報(取引先責任者)を登録するときにその人が所属する企業が指定されないとばらばらの情報として管理されてしまい、企業ごとの正確な名刺情報が確認できなくなります。そのため、Sales Cloudでは取引先オブジェクトを中心に取引先責任者、商談、ケースなどのオブジェクトが関連づけられている構造となります。標準オブジェクトの関係性は下図をご確認ください。基本的なSalesforce用語を知るここまでSales Cloudの構造についてご説明しましたが、利用を開始いただく前に知っていただきたいのがSalesforce用語です。これからSales Cloudの設定を進めていただくとSalesforce特有の用語を多く目にするようになります。最初は聞きなれない言葉も多く戸惑われることもあるかと思いますが、用語を理解することで今後お困りごとが出てきたときに関連リソースに早くたどり着くことができたり、サポートへの問い合わせ時のやり取りがスムーズになりますので、ぜひ押さえておきましょう。最初に知っていただきたいSalesforce用語を下記にまとめていますのでご確認ください。さらに詳しくSalesforce用語を押さえたい場合は、こちらの記事もご確認ください。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud アドミン基礎まとめSales Cloudの基本構造と基本的な用語はご理解いただけたでしょうか?Sales Cloudでは顧客情報を中心に情報を一元管理します。代表的な標準オブジェクトは取引先、取引先責任者、商談、活動などがありますが、これらオブジェクトは取引先を中心に関連づけられる構造となります。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ標準オブジェクトの構造が理解できたら、次は設定のカスタマイズ方法を学びましょう!次の記事:カスタマイズ方法を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること利用開始における準備この記事のゴールAccount Engagementの世界へようこそ!さあ、ここからデジタルマーケティングでビジネス成果の向上を実現していきましょう。当記事のゴールは「Account Engagementの初期設定を完了すること」です。さっそく始めていきます。利用開始の準備初期設定は、4つのパートで構成されています。プロビジョニングSalesforce設定Account Engagement設定テクニカル設定具体的な設定方法それぞれの設定手順を動画・ドリルでご紹介しています。手順に従い、設定を進めましょう。(ドリルが開けない場合はこちら)https://play.vidyard.com/JU99aSC3qoneA6bk5gWArJなお、Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。①プロビジョニング貴社のAccount Engagementの環境を取得し、基本設定を行います。1−1 Account Engagementをインストールする 1−2 Account Engagementアカウントを有効化する 1−3 Account Engagement Lightningアプリケーションを有効化する 1−4 アカウントの情報を入力する1−5 SalesforceとAccount Engagementのデータの同期を開始する 1−6 Account Engagementの言語設定を日本語にする ② Salesforce設定SalesforceでAccount Engagementの情報を確認できるようにします。2−1 SalesforceでAccount Engagementのデータを表示する 2−2 SalesforceにAccount Engagementのボタンを追加する 2−3 プロスペクトリストに追加するためのボタンを設置する 2−4 ユーザーにAccount Engagementデータへのアクセス権を付与する ③ Account Engagement設定Account EngagementでSalesforceとの同期設定を行います。3−1 Account EngagementとSalesforceのユーザーの接続を行う 3−2 Account EngagementとSalesforceのキャンペーン接続を行う 3−3 カスタム項目を作成して対応付ける ④ テクニカル設定メールの認証やドメイン設定など、テクニカル設定を行います。4−1 トラッキングコードコードを実装する 4−2 トラッカードメインを追加する 4−3 DKIMとSPFメール認証を実装する これで利用開始の準備は完了です。学習ツールこの記事で紹介した運用のポイントや設定方法は、エキスパートコーチングで詳しく解説しています。ぜひ以下のリンクからオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:運用開始に向けた準備(初期設定)まとめ無事に「Account Engagementの初期設定は完了」できましたか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせさて、ここからが旅のはじまりです。次はマーケティングのアプローチ対象となる「Salesforce及びAccount Engagementへ顧客データの取り込みを完了」させていきます。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること スコアの活用方法の決め方スコア活用のためのダッシュボード確認結果から具体的な活用方法に落とし込むステップ2でスコアを確認・評価できましたでしょうか?ステップ3では、ステップ2の結果から、具体的なスコアの活用方法に落とし込みます。活用方法を考える流れは以下です。スコアの利用することによってねらう効果を明確にします代表的なものは「売上目標の精度向上」「受注確度向上」「業務効率化」この3つですスコアをどのように活用するかを明確に決めますねらう効果に紐づけて、どのようにスコアを活用するかを具体的に規定しますスコアを利用した効果測定方法を決めますスコア利用前・後で何を比較するかや、ねらう効果の達成率の測定方法を明確にします以下に例を出します。ここがポイント :ステップ2の結果を閾値や条件に組み込んで、具体的な活用方法に落とし込んでいきます。たとえば、ステップ2で、以下の評価が出ていた場合スコアは商談確度をしっかり反映しているスコアが70以上の商談は成立する可能性が高いスコアが30未満の商談は失注可能性が高い評価結果を閾値などに利用し、以下のような活用方法に落とし込みます。スコアから商談をランクつけして売上予測に利用ランクA:70以上、B:50以上、C:30以上 D:29以下スコアが70以上(ランクA)から下がったお客様にはコンタクトを3日以内にとるスコアが50−69(ランクB)のお客様を重点顧客とし、受注に繋げる施策キャンペーンを行う活用のためのダッシュボード整備スコアの活用方法が定まったら、状況確認のためのレポートやダッシュボードを作成します。レポートダッシュボードの一例を紹介します。スコアをランク化して活用する場合スコアをA~Dなどのランク化して活用する場合は、商談スコアから商談のランクを表示する数式項目を作ることをお勧めします。レポートでスコアをレンジ毎にバケット作成する手間がなくなります。数式例:IF (OpportunityScore.Score<1 , "none", IF(OpportunityScore.Score<30, "D",IF(OpportunityScore.Score<50 , "C",IF(OpportunityScore.Score<70 , "B","A"))))スコアの中央値を利用する場合の例補足:完了時のスコアをダッシュボードで表示するためには、商談完了時のスコアを保存して確認しようの設定が必要です。スコアの変化量を活用する場合の例補足:スコアの変化量をダッシュボードで表示するためには、商談スコアの変更履歴を保存しようの設定が必要です。どのような内容をダッシュボードで配置するかイメージがつきましたでしょうか。ダッシュボードを作成したら、次のステップに進みましょう。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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Foward-Looking Statements本記事の内容は新機能情報の中から一部抜粋して記載しております。英語版と日本語版の差異があれば英語版を優先するものといたします。また、その他の更新情報などは必ずリリースノートを参照ください。重要な更新Developer および Developer Pro Sandbox の選択的な Sandbox アクセス権に関する変更Developer または Developer Pro Sandbox を作成または更新する場合は、公開グループを使用して Sandbox へのアクセス権を付与する必要があります。この機能により、Sandbox 作成時間の短縮、ログイン環境の強化、Sandbox セキュリティの向上が実現します。この機能は、Partial Copy Sandbox または Full Sandbox には適用されません。対象: この変更は、Salesforce Sandbox 設定ページを使用して作成されたすべてのインスタンス (Salesforce ファーストパーティおよび Hyperforce) の新規作成または更新されたすべての Developer および Developer Pro Sandbox に適用されます。メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証 (リリース更新)強化されたメールセキュリティ標準に準拠するには、組織は [組織のアドレス] 設定で [デフォルトの No-Reply アドレス] を作成して検証する必要があります。対象: この変更は、Database.com 以外のすべてのエディションの Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。送信者検証のための返信先メールアドレスの検証 (リリース更新)メールセキュリティ標準の厳格化に伴い、Spring '25 以降は、[私のメール設定] でメールアドレスを検証する必要があります。対象: この変更は、Database.com 以外のすべてのエディションの Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。Sales Cloud に関するリリースキャンペーンメンバーの状況グラフの廃止[キャンペーンメンバー] 関連リストのグラフは Winter '25 リリースで廃止されます。このグラフでは、メンバーの状況別のキャンペーンメンバー数の内訳が示されます。キャンペーンメンバーの状況は [キャンペーンメンバー] リストビューで引き続き使用できます。対象: この変更は、Salesforce Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition に適用されます。Service Cloud に関するリリース参照 ID の無効化と新しいメールスレッド動作への移行 (リリース更新)この更新により、参照 ID スレッドが無効になり、メール-to-ケースの Lightning スレッドに移行します。新しいメール-to-ケーススレッドの動作では、受信メールの照合に参照 ID は使用されません。代わりに、メールの件名または本文でセキュアトークンを使用して照合されます。一致が見つからない場合は、メールヘッダーに含まれるメタデータもチェックされます。この更新は Winter '21 で最初に使用可能になりましたが、適用日は未定です。対象: この変更は、Essentials Edition、Professional Edition、Enterprise Edition、Unlimited Edition、Developer Edition の Lightning Experience に適用されます。Security に関するリリース脅威検知用のテストイベントの生成 (ベータ)Salesforce Shield や Event Monitoring 契約をいただいているお客様から脅威検知のテストを行いたいというご要望を受け、脅威検知のテストができるようになりました。対象: この変更は、イベントモニタリングが有効になっている Enterprise Edition、Performance Edition、および Unlimited Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic (使用できない組織もあります) に適用されます。※脅威検知機能は Salesforce Shield または Event Monitoring 契約が必要ですPlatform 全般に関するリリースLightning Design System コンポーネントブループリントの更新今回の機能強化とバグ修正により、SLDS のコンポーネントブループリントとユーティリティをさらに活用することができます。対象: これらの変更は、Salesforce Lightning Design System (SLDS) と Lightning Experience に適用されます。資料ダウンロードこちらの記事をお手元に保存していつでも読み返せるようにPDF版もご用意しました。併せてご活用ください。ダウンロードはこちらから
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Data Cloud に Account Engagement リストメールエンゲージメントデータを連携する
この記事で学べることAccount Engagement と Data Cloud を連携する方法Data Cloud に Account Engagement のリストメールエンゲージメントデータを連携する方法はじめに本記事では、Spring ’24 リリースで追加された、Data Cloud に Account Engagement リストメールエンゲージメントデータを連携する設定方法についてご紹介します。Summer ’23 リリースで追加された、Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する方法については、【サクセスナビ : Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する】をご覧ください。Account Engagement のリストメールに対するエンゲージメントデータを Data Cloud に取り込むことで、例えば以下のようなメリットがあります。Account Engagement リストメールのアクティビティデータと、その他 Data Cloud に連携された外部顧客データを掛け合わせて後続処理に利用できるAccount Engagement リストメールのアクティビティに基づくセグメント作成ができるData Cloud 計算済みインサイト機能を併用することで、顧客 (リード・取引先責任者) ごとのリストメールの開封率・クリック率をデータとして Salesforce 内で活用できる*SQL 開発が必要 (具体的な記述方法は弊社サポート外ですが、こちらに各種サンプルがあります)イメージ図 (画像のダブルクリックで拡大可)前提当機能を利用するためには、Account Engagement と Salesforce の Enterprise Edition 以上に加えて、Data Cloud の有償契約、または、Enterprise Edition 以上にて提供される無償の Data Cloud Provisioning の有効化が必要です。Data Cloud での請求は処理するデータ数・量など使用量に応じて計算されます (旧 Customer Data Platform にご契約の場合はこちらの請求方法となります)。重要:使用量の確認・請求方法などについての詳細は、契約書を参照いただくか、弊社営業担当者にお問い合わせください。当機能は、Data Cloud テナント、Account Engagement ビジネスユニットの両方が接続される Salesforce 組織でのみ利用可能です。利用する Account Engagement ビジネスユニットと Salesforce 組織において、キャンペーン接続が有効・設定済みである必要があります。連携されるデータは、Salesforce リードまたは取引先責任者と同期中のプロスペクトによる、接続されたキャンペーンに紐づくリストメールに対するエンゲージメントデータです。設定方法1. Data Cloud の初期設定を完了させる設定を開始する前に、まずは Account Engagement ビジネスユニットが接続されている Salesforce 組織で Data Cloud を有効化します。Data Cloud の初期設定方法については、【サクセスナビ : Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する】 のステップ 1 ~ 2 までを設定します。2. Data Cloud 設定で Account Engagement ビジネスユニットを接続するData Cloud の初期設定が完了したら、次に [Data Cloud] メニューの [Account Engagement] 設定で、対象の Account Engagement ビジネスユニットを Data Cloud に接続します。3. Data Cloud にリストメールデータを接続するビジネスユニットを接続したら、次にリストメールデータを Data Cloud に連携するためのデータストリームを設定します。リストメールデータは、Account Engagement のリストメールデータが、接続済みキャンペーンを介して Salesforce へ同期され、そのデータが Data Cloud に連携されます。[Salesforce 組織] には、Account Engagement ビジネスユニットと Data Cloud テナントが直接接続された Salesforce 組織のみが利用可能です[すべてのオブジェクト] を選択し、リストメールを選択して [次へ] 進みます次の画面でデフォルト Data Space およびカテゴリーに「Other」を選択し、データストリームを作成しますデータストリームが作成されたら、データストリームレコードを開き [データマッピング] の [確認] ボタンより、Bulk Email Message DMO との項目マッピングを行います。[オブジェクトの選択] ボタンより、オブジェクト選択画面を開き、[Bulk Email Message] を選択します。項目名が一致するものは自動でマッピングされます (変更不可) 。以下の項目は手動でマッピングを行い、[保存して閉じる] をクリックして閉じます。[キャンペーン ID] から [Campaign] へ[リストメール ID] から [Bulk Email Message Id (一括メールメッセージ ID)] へ以上で、リストメールデータの連携設定は完了です。次に、リストメールエンゲージメントデータを接続します。4. Data Cloud にリストメールエンゲージメントデータを接続する基本的な流れは上記のステップと同じですが、ソースに「Account Engagement」を選択し、接続対象のビジネスユニットを選択します。ステップ 1 で接続したビジネスユニットのみがこの選択肢に表示されます。メールエンゲージメントの場合、データストリームが作成されたら、Email Engagement DMO との項目マッピングはすでに完了した状態となります (変更不可)。Data Cloud の初期設定、Account Engagement ビジネスユニットの接続、リストメールとメールエンゲージメントデータのデータストリームとデータモデルへのマッピング、すべての設定が完了したら、最後に Account Engagement 設定にて Data Cloud コネクターを再開します。5. Account Engagement 設定で Data Cloud コネクターを再開する設定にて、連携するエンゲージメントデータの開始日を、今日の日付から最大 2 年前まで指定できます。[コネクタを保存] ボタンで開始日指定を保存したら、[同期を再開] をクリックしてコネクターを再開します。以上で設定は完了です。データストリームのリストビューでデータが連携されていることを確認します。Account Engagement から Data Cloud にのメールエンゲージメントデータのインポートを開始すると、対象となるアクティビティ数に応じて、最初のインポートが完了するまで数日または数週間かかる可能性があります。初回同期以降 Data Cloud は、インポートの準備ができた新しいアクティビティの接続を 1 時間ごとにチェックします。参考ヘルプ : Account Engagement から Data Cloud にメールエンゲージメントデータをインポートする場合の考慮事項ヘルプ : Data Cloud にの Account Engagement データのインポートサクセスナビ : Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成するまとめ本記事では、Spring ’24 リリースで追加された、Data Cloud に Account Engagement リストメールエンゲージメントデータを連携する設定方法を解説しました。運用方法や他社事例などについては、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。個別の技術質問につきましては、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。
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👤この文章の対象者👤主に、Marketing Cloud Engagementを使って施策を企画、実行、運用、改善を行なわれる方向けの情報となります。ただし、データ連携に関連する部分はシステム部門の方と連携していただく必要がある場合があります。必要な設定が環境に適用されたら、データ連携を行いましょう。Marketing Cloud Engagementにデータを連携する上で最も重要なのが、「コンタクトキー(連絡先キーとも呼ばれます)」です。コンタクトキーを決めたら、連携するデータを整理し、全ての顧客データに対してそのコンタクトキーが関連づけられるようにします。コンタクトキー(連絡先キー)を決めるコンタクトキー(翻訳ブレで連絡先キーと記載されることもあります。)とは、Marketing Cloud Engagementの中で顧客を特定するもので、全ての顧客に対してユニークな値を設定する必要があります。同じ値を違う複数の人に振り分けることはできません。コンタクトキーとして貴社でどんな値を利用するか、選択することができます。例えば、基盤システムで使っている顧客識別番号であったり、マイページにログインするためのログインIDのような値であることが一般的です。以下の図は、メール、モバイルアプリプッシュ(MobilePush)、SMSメッセージ(MobileConnect)を送信するにあたり、それぞれのチャネルで固有のデータテーブルを持ち、顧客(レコード)を管理している例です。「ABC002」というコンタクトキーにより、「Yamada Taro」さんのメールアドレスは「taro@sample.net」であり、DeviceIDは「463ADD312CAE」であり、Mobile Phoneは「818012345678」であることが特定できます。つまり、チャネルを跨いで同一人物を特定することができています。このように、ABC00*のようなコンタクトキーの値を決めるには、今後のチャネルやデータの拡張性を考慮する必要があります。(Emailのテーブルである「All subscribers」では「Subscriber Key」と表記されています。厳密には違うものですが、ここでは簡易性を重視して同じものと捉えていただいて問題ありません)メールアドレスをコンタクトキーにした場合、メールアドレス情報がない顧客(例えばLINEキャンペーンで獲得した顧客など)を登録する際にイレギュラーなコンタクトキーを登録することとなり、データが必要以上に複雑になり、運用にも大きな負荷をかける可能性があります。また、メールアドレスは登録後に変わる可能性もあるため、できる限りメールアドレスではなく企業で管理している値をコンタクトキーに選択したほうが良いとされます。また、MC ConnectでSales CloudやService Cloudなどと接続をしている場合は、CRM側で採番するSalesforce IDがコンタクトキーとして適用されます。これにより、クラウドを跨いで同一人物を特定することができます。さらに詳しくコンタクトキーへの理解を深めたい方は以下のリソースをご確認ください。参考:Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編エキスパートコーチング:「データと連絡先の管理」Salesforce Help: 「Marketing Cloud の購読者キー」Salesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Engagement 連絡先管理」Salesforce Trailhead: 「データモデルの設計」データ取り込みから、送信、結果分析までの流れを把握コンタクトキーが決まったら、データの中心核が決まったも同然です!ここから顧客に関係するデータ(例えば、名前、メールアドレス、住所、会員ランク、保持ポイント、購買情報など)や、製品やサービス(製品カタログ、画像URL、価格表など必ずしも顧客に紐づかないデータも)など、必要なデータをMarketing Cloud Engagementに連携する準備を始めましょう。以下の図は、大まかなMarketing Cloud Engagementの利用の流れです。取り込むデータを決める (Data-In)Marketing Cloud Engagementを使って、1:1コミュニケーションをしたい!という場合には、多くの場合、上図「リスト抽出」にあるように、条件に当てはまる顧客を取り出して、送信対象となる顧客を抽出する必要があります。このため、データを連携する際には、運用を意識してデータを連携する必要があります。例えば、顧客の過去の購買データを参照して、Aという製品を1000円以上、1年以内に購入した、関西地方の人で、明日が誕生日の人にだけ、特定のメールを送りたいとします。この時、購入製品、購入金額、最終購入日、居住エリア、誕生日がコンタクトキーに紐づいて特定できるようになっている必要がありますが、すべてがバラバラのデータエクステンションに入っていたら(実際にはそんなことはないと思いますが!)、SQLを書いてデータを繋ぎ合わせる必要があります。これを毎度行うには、担当者のスキルによっては運用に負荷がかかる可能性があります。これが、もし3つまでのテーブルであったら、SQLを書かなくてもデータフィルターを使ってデータを取得することができ、SQLを書くことのできない方が運用担当になっても、継続することができます。このように、セグメントなどに使う重要なデータは利用しやすい状態で連携をすることが非常に重要となります。また、最近ではSalesforce Data Cloudのように、Marketing Cloud Engagement外部で抽出をして、Marketing Cloud Engagementに連携するケースもあります。どこで抽出作業をするのが良いかは、データの持ち方や運用方法によって最適解が異なりますので、運用と将来の拡張性を考慮してご検討ください。データを取り込む方法として、主要なデータインポート方法 及び Salesforce製品連携の方法を以下にご紹介いたします。MC Connect Sales CloudやService CloudなどからCRMデータを連携します。参考本はじめてガイド:3-2 アカウントの設定Salesforce Help: 「同期データソースの実装のベストプラクティス」インポートウィザード (手動) データエクステンションに直接データを手動インポートします。参考Salesforce Trailhead: 「購読者データのインポート」Salesforce Help: 「Marketing Cloud データエクステンションへのデータインポート」インポートアクティビティ(Automation Studioを使った自動化)SFTPにあるファイルを特定の時刻、またはSFTP上の特定の場所にファイルが置かれたら、指定したデータエクステンションにインポートします。参考Salesforce Help: 「外部ファイルを使用したリストまたはデータエクステンションの更新」Data CloudData Cloudで作成したセグメントを有効化して、データエクステンションに取り込みます参考Salesforce Help: 「Marketing Cloud 有効化対象の作成」PersonalizationPersonalizationのデータをデータエクステンションに取り込みます参考Salesforce Help: 「Integrate Personalization with Automation Studio」(英語)APIデータ連携を行うために、RESTとSOAPの両方を用意しています。参考Salesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Engagement API」Salesforce Developers: 「Marketing Cloud Engagement APIs and SDKs」本はじめてガイド:3-2 アカウントの設定リストの抽出について、さらに理解を深めたい方はこちらのリソースがおすすめです。エキスパートコーチング:「メールのセグメント化の設定と自動化」Salesforce Trailhead: 「セグメンテーションツールの概要」Salesforce Help: 「SQL クエリアクティビティを使用したデータの取得とセグメント化」Salesforce Trailhead: 「SQL を使用したデータのクエリ」Marketing Cloud Engagement上で生成されるデータを把握するMarketing Cloud Engagementで生成されるデータとは、なんでしょうか。それは、主にメールなどを送信した結果データです。例えば、送信したメールの開封数やクリック数、または特定の顧客が開封したメールやクリックしたリンクなどです。その他、様々なログも生成、格納されています。Marketing Cloud Engagementの画面上から確認できるものもあれば、SQLを使って呼び出す必要のあるデータもあります。以下に挙げたポイントは機能の一部であり、すべてを網羅しているわけではありませんが、それぞれの特色を簡単にご紹介します。まずは、配信結果の確認方法5つをご紹介します。レポート:施策の結果を日々確認し、報告や改善に使うことができます。複数の送信を1画面で確認可能です。Analytics Builder > Intelligence Report予め用意されたダッシュボードを使って、メール、MobilePushなど複数チャネルからの送信に関するデータを確認することができます。ジャーニーごとにバージョンと送信アクティビティの結果を一元管理することもできます。ピボットテーブルを使って、比較的柔軟にレポートを作成することもでき、カスタム指標などにも対応しています。レポートをスケジュール配信するなどしてエクスポートが可能です。Intelligent Report Advanceではクエリなどで、顧客個別のデータを確認することもできます。Analytics Builder > Reports (2024年4月現在Hyperforce版ではご利用いただけません)テンプレート化(「カタログ」と呼ばれています)されたフォーマットのレポートの抽出条件を選択し画面表示、またはファイルへの出力でデータを確認します。トラッキング:シンプルな画面でメール送信の結果を確認することができます。1画面で1送信の結果を確認します。Email Studio > Email > トラッキング送信ジョブごとに、送信数や各バウンス、到達数、開封数、クリック数、クリックされたリンク一覧などを確認することができます一部のデータにおいて、CSVなどで手動エクスポートすることができます標準トラッキングJourney Builder > Automation Studioクエリをかかずに、Automation Studioの機能を使ってトラッキングデータを抽出し、SFTPへのファイル出力を行います。ファイル形式や含む項目などは予め決まっており、その中で少しカスタマイズをすることができます。さらに自由度の高い形式で抽出を希望の場合は、下記の「データビュー」から抽出します。データビューJourney Builder > Automation StudioクエリアクティビティでデータテーブルからSQLでデータを取得し、データエクステンションに格納します。その後、データエクステンションをSFTPにエクスポートすることができます。複数のデータビューから組み合わせて自由にファイルの構成を行うことができます。API上記機能について、さらに理解を深めたい方は、以下のリソースがおすすめです。エキスパートコーチング:「レポートとトラッキング」Salesforce Help:「Marketing Cloud でのデータ収集のベストプラクティス」Salesforce Help: 「Automation Studio でのデータエクステンションの抽出」Salesforce Trailhead: 「レポートの実行と結果のトラッキング」Salesforce Trailhead: 「Intelligence Reports for Engagement」Salesforce Trailhead: 「SQL を使用したデータのクエリ」続いて、配信した結果からEinsteinが生成したデータや、ログのご紹介です。Einstein Engagement Scoringが生成するデータEinstein(機械学習)が顧客ごとにエンゲージ状況に基づいて各顧客のエンゲージメントスコアを計算し、該当のデータエクステンションに格納します。エクスポートも可能です。Einstein Engagement Scoringについて理解を深めたい方は以下のリソースがおすすめですエキスパートコーチング:「Einstein 機能概要」Salesforce Trailhead: 「Einstein Engagement Scoring in Marketing Cloud Engagement」送信ログメール送信時に生成される動的な情報をデータエクステンションに格納することができます。送信ログについて理解を深めたい方は以下のリソースがおすすめですSalesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Engagement の送信ロギング」Salesforce Trailhead: 「送信ログを使用したデータの収集」● ● ●「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら