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本記事の内容は以下のオンデマンド動画からもご覧頂けます;https://play.vidyard.com/xajtmqFCiHAYnH9k3kUFXpこの記事で学べることSales Cloudの基本構造基本的なSales Cloud用語この記事のゴールこの記事のゴールは「Sales Cloudの基本構造と用語を理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。Sales Cloudの基本構造を理解するオブジェクト間の関係性を理解する基本的なSalesforce用語を知るSales Cloudの基本構造を理解するSales Cloudは顧客を中心に情報を一元管理するためのツールです。Sales Cloudを使用することで名刺情報、案件情報、契約実績、訪問履歴、問い合わせなど顧客に関連するさまざまな情報を一つの画面で確認することができるようになります。Sales Cloudではそれら顧客に関連する情報を種別ごとに分け、「データを蓄積するための箱」であるオブジェクトに格納し管理します。オブジェクトにはSales Cloudが最初から用意している標準オブジェクトと、お客様独自に定義いただけるカスタムオブジェクトがあります。標準オブジェクトを使用することで、独自にカスタマイズをする工数を減らすことができるだけでなく、年3回の新機能リリースの恩恵を最大限に受けることが可能となります。次に代表的に使用される標準オブジェクトをご紹介します。オブジェクト間の関係性を理解するSales Cloudでは関連するオブジェクト同士の関係性(リレーション)を定義することで顧客中心の一元的な情報管理を実現します。たとえば、複数の名刺情報(取引先責任者)を登録するときにその人が所属する企業が指定されないとばらばらの情報として管理されてしまい、企業ごとの正確な名刺情報が確認できなくなります。そのため、Sales Cloudでは取引先オブジェクトを中心に取引先責任者、商談、ケースなどのオブジェクトが関連づけられている構造となります。標準オブジェクトの関係性は下図をご確認ください。基本的なSalesforce用語を知るここまでSales Cloudの構造についてご説明しましたが、利用を開始いただく前に知っていただきたいのがSalesforce用語です。これからSales Cloudの設定を進めていただくとSalesforce特有の用語を多く目にするようになります。最初は聞きなれない言葉も多く戸惑われることもあるかと思いますが、用語を理解することで今後お困りごとが出てきたときに関連リソースに早くたどり着くことができたり、サポートへの問い合わせ時のやり取りがスムーズになりますので、ぜひ押さえておきましょう。最初に知っていただきたいSalesforce用語を下記にまとめていますのでご確認ください。さらに詳しくSalesforce用語を押さえたい場合は、こちらの記事もご確認ください。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:設定と構成まとめSales Cloudの基本構造と基本的な用語はご理解いただけたでしょうか?Sales Cloudでは顧客情報を中心に情報を一元管理します。代表的な標準オブジェクトは取引先、取引先責任者、商談、活動などがありますが、これらオブジェクトは取引先を中心に関連づけられる構造となります。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ標準オブジェクトの構造が理解できたら、次は設定のカスタマイズ方法を学びましょう!次の記事:カスタマイズ方法を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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(2024年6月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/wieNC8DsSCCCtyNgiGZAyE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 6 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。こちらは、2024年6月のトピックです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は、製品イノベーションに関する情報です。日本時間の 6 月 16 日に、本番環境のインスタンスが Summer ’24 にバージョンアップされました。それに伴い、サクセスナビに Summer '24リリース注目の新機能 ページが公開されており、リリースノートのななめ読み(膨大なリリースノートから注目度の高いものをピックアップしたもの)などを確認いただけます。また、7 月には各製品のエキスパートが注目の新機能を解説する動画も追加される予定です。ぜひ、Summer '24リリース注目の新機能 ページにアクセスしていただき、まだの方はブックマークをお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Summer '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続きまして、Summer '24リリースノートの更新情報です。今回は5 月 20 日以降の更新情報です。更新情報の中から現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No. 12、13 Let Einstein Build a Draft Flow for You (Beta)どちらもEinstein for Flow に関する情報です。Einstein for Flow を有効にする方法が追加され、リリース時期が Summer ’24 以降に延期されました。No. 14 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AICopilot アクションの使用可能範囲についてです。Summer ’24 より、[ナレッジを使用して質問に回答] Copilot アクションをボットに接続して、顧客の質問に対して会話風の回答を生成することができますが、本機能を有効にする方法の詳細が記載されました。なお、現時点では本機能のサポート言語は英語のみです。No. 15 Einstein for Service Catalog (Beta)こちらも Copilot アクションに関する情報です。Einstein for Service Catalog では、Copilot はアクションを使用して顧客にカタログ項目のリクエストを開いたり、カタログ内の項目への URL リンクを提供できますが、本機能はベータサービスであることがリリースノートに記載されました。No. 16 Create a Custom UI Solution for Messaging for In-App and Web (Beta)Live Agent の後継機能である、アプリ内および Web のメッセージングに関する情報です。アプリ内および Web のメッセージングの新しいデプロイメントタイプに関するリリースノートが追加されました。アプリ内および Web のメッセージングの API を使用すると、サードパーティのボットやパートナーがサポートするメッセージングソリューションと統合することなどができます。No. 17 Access the Recent Activity Timeline on the Salesforce Mobile App with Copilot EnabledSalesforce モバイルアプリケーションに関する情報です。以前は、Einstein Copilot が有効な場合、Salesforce モバイルアプリケーションで最近の活動タイムラインを表示できませんでしたが、Summer ’24 ではEinstein Copilot が有効な場合でも、リード、商談、取引先、および取引先責任者の最近の活動タイムラインが表示されるようになります。日本語で Copilot を使えるようになる日が待ち遠しいですね!No. 18 Catch Up On Emails Quickly with Einstein Work Summaries for Email (Generally Available)機能の名称変更に関する情報です。Summer ’24 で Einstein 作業概要をメールでも利用可能になりますが、機能名が作業概要 → 作業サマリーに変わります。これに伴い設定メニューの表示も変わりますので、特にシステム管理者様はご承知おきください。No. 19 Help Partners Send Personalized Sales Emails FastEinstein Sales Emails に関する情報です。パートナーユーザーが Einstein Sales Emails を利用するために必要なアドオンライセンスが修正されました。Sales Cloud Einstein ではなく Einstein for Sales が必要です。No. 20 Ensure Security in Search with Search Manager検索マネージャーに関する情報です。検索マネージャーの機密情報を含むカスタム項目に項目レベルセキュリティを適用する機能のリリース時期が延期になる旨がリリースノートの記載されました。No. 21 Migrate to a Multiple-Configuration SAML Framework (Release Update)リリース更新に関する情報です。「複数設定 SAML フレームワークへの移行」というリリース更新の本番インスタンスへの適用時期が Spring ’25 に延期されました。Sandbox は延期せず、Summer ’24 で適用されました。No. 22 Download Up to 1 Year of Event Log Filesイベントログファイルに関する情報です。Summer ’24 で最大過去 1 年分のイベントログファイルをダウンロードできるようになりますが、この機能を利用できるエディションは、Enterprise、Performance、Unlimited Edition のみであることがリリースノートに記載されました。No. 23 Unify Knowledge from Various Sources in Salesforce (Generally Available)ナレッジに関する情報です。統合ナレッジを使うとサードパーティシステムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。今回のリリースノートの変更では、統合ナレッジに関する Trailhead モジュール(Unified Knowledge: Quick Look)へのリンクが追加されました。ナレッジを使用中、もしくは導入を検討されている場合は、ぜひチェックしてみてください。No. 24 Grant Access to the Label Object In Custom Profiles To Continue Using To Do List Labels (Release Update)新しい [リリース更新] に関する情報です。新しく [カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続き ToDo リストの表示ラベルを使用]というリリース更新が追加されました。詳細は設定画面の[リリース更新]に表示されておりますので、ご確認ください。No. 25 deaExchange Delivered: Limit Who Receives Notifications About Certificate Expiration期限切れの証明書に関する通知メールに関する情報です。Summer ’24 で「証明書の有効期限に関する通知を受け取る」という新しいユーザー権限が追加されます。この権限により証明書の有効期限切れメール通知を受け取るユーザーをコントロールできるようになります。今回のリリースノートの更新で、この権限を誰にも割り当てない場合の動作が追加されました。誰にも割り当てない場合、すべての管理者が証明書期限切れメールを受信し続けることが記載されました。No. 26 See the Topics That Matter Most to Your Customers with Sales SignalsEinstein 会話インサイトに関する情報です。Einstein 会話インサイトの Sales Signal の機能は、2024 年 8 月から利用可能となる旨が記載されました。No. 27 Capture a Scratch Org’s Configuration with Scratch Org Snapshots (Generally Available)開発者様向けの情報です。Summer ’24 で、スクラッチ組織のスナップショット機能が正式リリースされますが、この機能は 2024 年 6 月下旬から順次利用可能になる旨がリリースノートに追加されました。続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFA に関する FAQ と ロードマップ の英語版に同様の更新が行われています。Salesforce の全てのクラウド製品において MFA がデフォルトで有効化されていることから、FAQ やロードマップのナレッジが再構成され、これまでの更新履歴が削除されています。Sales Cloud などの Salesforce Platform 上に構築された製品に対する MFA の自動有効化が Summer ’24 のリリースで実施され、これを以って Salesforce による MFA の適用プログラムは終了します。関連リンクオンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定を記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが予定されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべき IP アドレスとドメインに関する更新情報です。こちらでは3つの公開ナレッジを取り上げていますが、2つめにご紹介しているHyperforce に関する公開ナレッジで 5 月 23 日と 24 日に更新が行われています。このナレッジには Hyperforce における既知の問題をお知らせしている表がございましたが、すべての事象が解消したため、ナレッジから該当の表を削除するという更新が 23 日に行われております。また、現在は Tableau 製品は Hyperforce 上でのサービス提供を開始しているため、Hyperforce の IP アドレスを使用していない 製品のリストから Tableau を削除するという更新が 24 日に行われています。関連リンクSalesforce の IP アドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、Summer ’24 で適用されたリリース更新に関する情報です。Summer ’24 のリリースで強制適用されたリリース更新についてとなります。「カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続き ToDo リストの表示ラベルを使用」というリリース更新が追加されております。また、「複数設定 SAML フレームワークへの移行」についてのリリース更新適用時期について、本番組織への適用時期が Spring ’25 と更新されておりますので、こちらもご確認をお願い致します。その他、既存の動作に影響を与える可能性があるものも含まれておりますのでご確認をお願い致します。関連リンク信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続きToDoリストの表示ラベルを使用続いて、その他の更新です。こちらは以前からお知らせしております、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。引き続き、Summer ’24 のリリースノートにも記載されていますので、Lightning Knowledge への移行をご計画の際に、是非ご確認ください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、機能の廃止に関する情報です。機能廃止についての更新情報はないのですが、廃止時期が近づいている機能がございますのでご紹介します。Google アナリティクス 360 再販の廃止 が、2024 年 7 月と予定されています。該当機能をご利用のお客様は、ご確認いただけますようお願い致します。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25(2025 年 6 月)に予定されています。API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となり、対応に時間がかかることが想定されます。対象のお客様には. Salesforce からメール通知も行われております。内容をご確認のうえ、早めの対応を是非お願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラス Apex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services こちらは再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせさせて頂きます。従来のチャットと Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は 2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用可能です。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用可能です。このようにより便利な機能をご利用いただけますので、対象のお客様におかれましては、早めの対応をお願い致します。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。6 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年6月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/gmr5nhcSYK3igoV4Txtqxt全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の6月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年6月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは製品イノベーションです。6月11日に、日本のお客様が利用しているインスタンスがバージョンアップして、Summer '23になりました!サクセスナビに、Summer '23リリース 注目の新機能 ページを公開中です。来月には、今までの新機能ウェブセミナーに代わる、新機能の動画を公開予定です。ぜひ、今のうちに新機能ページをブックマークしておいてください。関連リンクThe 360 Blogサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうSummer '23新機能 特設ページオンラインコミュニティ:Admin Trailblazers、Release Readiness TrailblazersプレリリースサイトリリースノートRelease Overview Deck、Release in a BOXSummer '23 Release Highlights続いて、Summer ’23 のリリースノートの更新情報をご紹介します。ここでは、5月22日以降のリリースノートの更新情報の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものをピックアップしてご紹介していきます。全ての更新情報をご覧頂く場合は、スライド左下の「Summer '23更新情報一覧」の英語版をご確認お願いします。No. 10 REST API で呼び出し可能なカスタムアクションの例外が発生した場合のロールバックの適用 (リリース更新)2回更新が入っています。5/22強制適用のスケジュールが変わりました。元は Winter ’24 の予定でしたが、Spring ’24 に変更されました。6/12より更新内容がわかりやすいように、英語のリリース更新名が変わりました。スライドに新旧両方の名前を記載しています。「似たような名称だけど、同じリリース更新ですか?」というご質問をいただくことがあるので、こちらで共有となります。No. 11 サイトでのゲストユーザのオブジェクト、レコード、項目へのアクセスの確認[設定]画面に、「ゲストユーザー共有ルールアクセスレポート」というメニューが新しく追加されました。このレポートで、管理者様はゲストユーザーが共有ルールからどのレコードにアクセスできるかを確認できます。サイトを外部公開する時や、外部公開している既存サイトの設定変更をする時など、本レポートを参照して、意図しないレコードへのアクセス権が付与されていないかを簡単に確認することができますので、ぜひご利用ください。No. 12 Lightning アプリケーションの CSRF トークンのセキュリティの機能強化 (リリース更新)2回更新が入っています。5/29Sandboxは変わっていませんが、本番環境のみ、強制適用のスケジュールがWinter '24に延期になりました。6/12このリリース更新はLightning Outには適用されない旨が追記されました。No. 13 関連リストでの一括クイックアクションを使用した生産性の向上 (ベータ)現行動作に影響を与える類の情報ではありませんが、とても便利なベータ版機能です。注目度が高いと思いますので、共有します。関連リストにクイックアクションを追加する方法の記載が、より明確になりました。もし、Sandboxで設定を試してみたものの、関連リストに追加したアクションがうまく表示できなかったという場合には、関連リストの種別を[拡張リスト]に変更して表示の確認をお願いします。No. 14 The Ref ID Format for Email-to-Case Changed現在メール to ケースをご利用のお客様にとって重要な情報です。2回更新が入っています。6/5メール to ケースで使用されているRef IDの新しい形式の説明が追加されました。6/12この変更はWinter ‘24にリリースされる予定である旨が追記されましたメール to ケースのRef IDについては、新しいLgithningメールスレッドへの移行が推奨されています。Lgithningメールスレッドは、Salesforceのセキュリティ標準に適合する方法で作成されるトークンベースのスレッドのことです。設定画面の[リリース更新]から有効化できますので、まだ古いRed IDをご利用のお客様は、まずはSandboxで有効化して動作をご確認いただき、本番環境へ適用の準備を進めてください。No. 15 Lightning Knowledge 移行ツールの実行Classic Knowledgeの実装におけるカスタムソリューションがある場合には、リファクタリングする必要性があることが追記されました。ClassicナレッジのデータモデルはSummer '25(2025年6月)で廃止される予定のため、それまでに、移行ツールを実行いただく必要がございます。その移行ツールを実行する前に、記事タイプを参照するVisualforce ページや Apexクラスなどのカスタムソリューションがあれば、それらを変更いただく必要があるという内容になります。No.16 Hyperforce アシスタントを使用した Hyperforce への移行Hyperforce Assistantの使用方法が更新されました。お客様組織のHyperforceのアップグレードの日程が確定しなくても、Hyperforce Assistantを利用可能であることが記載されました。続いて、多要素認証(MFA)に関する更新情報です。「Salesforce 多要素認証に関するFAQ」ナレッジに、英語版のみですが、6月1日に更新が入っています。更新内容は、以下の通りです。更新箇所は3つあります。いずれも、データローダのOAuthログインに関する内容です。データローダにログインする際、ユーザ名とパスワードを入力する方法は、以下2種類あります。OAuthPassword Authenticatonデフォルトでは、OAuthが選択されており、ブラウザのログイン画面が表示されて、ユーザ名とパスワードを入力し、MFAが有効な場合は検証要素が求められます。その検証要素として、セキュリティキー、組み込み認証(Windows Hello、Touch ID、Face ID等)はサポートされていない旨が明記されました。次は、インフラ強化に関する情報です。まずは、インスタンスリフレッシュです。多くの日本のお客様の組織が稼働する下記のインスタンスでインスタンスリフレッシュが予定されていましたが、一旦キャンセルになり、今年中に再度スケジュールされる予定です。2023/8/20(JST) : AP0, AP3, AP4, AP5, AP6, AP7, AP8, AP152023/8/6(JST) : CS5, CS6, CS31, CS57, CS58, CS72, CS73, CS74, CS75, CS76新しい日程はTrustサイト、および、Salesforceからお客様へメールで通知をさせていただきます。また、インスタンスリフレッシュに必要な準備についてまとめた動画をサクセスナビよりご視聴いただけます。念の為、ご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備(動画付きの解説あり)続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報です。「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」のナレッジに更新があります。HyperforceへのアクセスにおいてIPアドレスによる許可リストを構成しなければならない場合、それらのIPアドレスは弊社 Complianceサイト から確認できる旨が追記されました。 Complianceサイト のIPアドレスは、メールリレー用のIPアドレスではないこと、そして Marketing Cloud、Commerce Cloud のような Salesforce Platform 以外の製品のIPアドレスではないことが明記されました。High Scale Orders、Service Cloud Voice、Event Relayにおける既知の問題の対応時期についても更新があり、2023年度中にHyperforce上で利用可能になる予定であることが記載されました。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、リリース更新に関する情報です。以下リリース更新は、Summer '23 で適用される予定でしたが、延期されました。ゲストユーザによる承認申請の編集または削除の防止Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止強制適用日は延期となりましたが、今後のリリースでは適用されますので、内容のご確認をお願いします。上記は、次期バージョンである Winter ’24 で適用予定のリリース更新のご紹介です。ここでは、特に重要な更新を4つピックアップしてご説明します。MFA の自動有効化: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)Spring '23 とSummer '23 のリリースに引き続き、Winter '24 のリリースでもMFAが自動有効化される組織がございます。自動有効化対象のお客様には事前にSalesforceからお知らせのメールが送信されますので、管理者様は弊社から送信されるメールのご確認をお願い致します。拡張ドメインの有効化Spring '23 と Summer ’23 のリリースで拡張ドメインの自動有効化が行われましたが、Winter ’24 でも拡張ドメインの有効化が行われます。またWinter'24での拡張ドメイン有効化が行われると、管理者様は拡張ドメインを無効化することができません。ケースおよび取引先責任者の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)このリリース更新の適用により、取引先オブジェクトの子レコードになるケースレコードおよび取引先責任者レコードに関する共有レコードが保存されなくなります。子レコードに関する共有レコードが作成されないため、共有ルール適用に関するパフォーマンスが向上します。一方で、共有レコードを参照するような個別開発を行っていた場合、そのカスタマイズの動作に影響を与える可能性がございますため、リリース更新の内容をご確認いただければと思います。Chatter メール通知を送信するときの送信者名とメールアドレスの必須化 (リリース更新)このリリース更新が適用されると、Chatter メール通知の設定における「差出人名」と「メールアドレス」が設定されていない場合は、Chatterメール通知が送信されなくなります。リリース更新の情報をご確認いただき、それぞれの設定が行われているどうかご確認をお願いします。続いて、その他の更新です。前述しました通り、Winter '24 で拡張ドメインが強制適用されると、その後、管理者様は拡張ドメインを無効化することができません。拡張ドメインは影響度の大きい更新であるため、Winter '24 のリリースまでに適用できるようにお客様側でのご準備をお願い致します。関連リンク拡張ドメインのスケジュールチェックリストSalesforce の拡張ドメインに関するよくある質問続いて、フローに関するロードマップです。これまでのアナウンスの通り、Summer '23 のリリースでプロセスビルダーは新規作成できなくなりました。今後の自動化プロセスの作成はフローをご利用ください。また既存のワークフロールールやプロセスは移行ツールをご利用いただき、フローへの移行をご検討ください。関連リンクフローへの移行最後に今後予定されている機能の廃止に関する情報です。ここでは「Workforce Engagement」の廃止についてご紹介します。Workforce Engagementはコンタクトセンター等における作業量や人員配置の計画等をサポートする製品でしたが、現在のご契約が終了した時点で、ご契約の更新ができなくなります。6月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年8月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/jt1WgwAU32rHvjZABb9hie全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 8 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 8 月のトピックはこちらです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは現行バージョンである Summer ’24 に関する情報です。Summer ’24 に関する情報を纏めた特設ページがサクセスナビで公開されています。そのページに新機能紹介のための動画が公開され、またその動画に関する資料がダウンロードできるようになりましたので、是非ご覧になってみてください。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Summer '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Release noteTrustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続いて、次期バージョンである Winter ’25 のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンスについては、10 月 13 日に本番組織へ Winter ’25 がリリースされます。またその準備としてSandboxプレビューが 8 月 30 日から開始します。プレビューに参加する場合は、期日に間に合うように余裕を持ってSandboxのリフレッシュを実施してください。また、Winter '25のリリースノートも英語版ではございますが既に公開されております。リリースノートや Sandbox プレビューをご活用いただき、10 月に予定されているWinter '25のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Sandbox プレビュー手順Winter ’25 Pre-Release siteWinter ’25 Release NotesSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazers続いて現行バージョンである Summer '24のリリースノート更新情報です。今月は 7 月 22 日以降に発生した更新のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものや、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.52 : Get Started with Einstein for Field ServiceField Service 向けの Einstein 機能に関する更新です。Einstein for Field Service Mobile ライセンスが Einstein for Field Service に名称変更されました。これにより、すべての Field Service ユーザーが Field Service 向けに提供されている Einstein 機能にアクセスできるようになりました。No.53 : Test Data Cloud Features in a Sandbox (Beta)Sandbox に関する情報です。Sandbox をリフレッシュすると、Data Cloud の設定も複製できる機能がベータ版として提供され、2024 年 7 月から利用可能になります。ただし現時点では、Data Cloud に関するカスタマイズを Sandbox から本番組織へ展開することはできないのでご注意ください。No.54 : Confirm Access to External Systems When Named Credentials Use the OAuth 2.0 Browser Flowブラウザフローでの OAuth2.0 認証に関する情報です。セキュリティ強化を目的として、ブラウザフローで OAuth 2.0 認証を使用する場合の手順が追加されました。以前は外部システムでの認証を以って完了となっていましたが、Salesforce 組織の設定画面に戻り、ユーザに代わって外部システムとやり取りすることを確認するという手順が必要になりました。No.55 : Users Must Approve Access Every Time They Trigger the Device FlowOAuth 2.0 デバイスフローに関する情報です。OAuth 2.0 デバイスフローのセキュリティ強化を目的として、フローを開始するためのアクションが完了するたびにユーザにSalesforce へのアクセス許可を求めるようになりました。以前はデータへのアクセス許可の承認が求めれないことがありました。No.56 : Adopt Updated Content Security Policy (CSP) Directives (Release Update)コンテンツセキュリティポリシーに関する情報です。クロスサイトスクリプティングやコードインジェクションなどの攻撃から Salesforce 組織を保護するために、Salesforceではコンテンツセキュリティディレクティブの適用を予定していましたが、適用時期が Winter ‘25 から Spring ’25 へ延期となりました。なお、Salesforceではコンテンツセキュリティポリシー違反を特定するためのプロセスを再調整中です。これにより新たにコンテンツセキュリティポリシー違反が検出される可能性があるため、既にこのリリース更新を適用しているお客様は設定メニューから「信頼済み URL とブラウザーポリシー違反」というページをご覧いただき、最新のポリシー違反状況を確認することを推奨しています。No.57 : Better Error Handling for Outdated Pages in Lightning ExperienceLightning ページのエラー処理に関する情報です。Lightning ページで実行される Java Script のバージョンがサーバのバージョンと異なる場合、以前まではエラーが発生して強制的にページが更新されていました。しかし、この変更により警告メッセージを画面に表示させて、ユーザの都合の良いタイミングでページの更新を促すようになります。この変更は Summer ’24 で段階的に適用されます。No.58 : Confirm Your Components Use Supported Design System CustomizationsUI コンポーネントに関する情報です。Salesforce ではユーザインターフェースのアーキテクチャを継続的に改善していく計画を立てています。そして Summer ’24 リリース以降、一部のコンポーネントの内部動作が変更され、レンダリングされる DOM が変更される可能性があります。そのため Salesforce コンポーネントの DOM 要素を CSS や JavaScript で変更したり、Salesforce コンポーネントや CSS を対象とした Lightning ページや Experience Cloud サイトのカスタマイズは控えてください。本件に関する参考情報がリリースノートに記載されているのでご確認ください。No.59 : Temporarily Opt Out of Google Chrome Storage PartitioningGoogle Chrome のストレージ・パーティショニングに関する情報です。2024 年 9 月まで Google Chrome のストレージ・パーティショニングを無効にする設定があります。この設定は 9 月 3 日まで Chrome のバージョンが 111 から 126 のユーザにのみ有効となります。本設定をご利用いただく場合は、Chrome のバージョンを 127 へアップグレードすることは避けてください。No.60 : Externally Built Models in Einstein Discovery Are Being RetiredEinstein Discovery に関する情報です。Einstein Discovery でデータを分析するために使用する機械学習モデルについて、外部で構築されたモデルは使用できなくなります。そのため機械学習モデルについては Einstein Discovery の機能を使ってモデルを作成するようにしてください。No.61 : Limit Who Receives Notifications About Certificate Expiration証明書の有効期限切れを通知する際に送信されるメールについてです。「証明書の有効期限通知の受信」の権限を付与することで、ユーザは証明書の有効期限が切れるメールを受信できるようになります。この権限が付与されているユーザが存在しない場合は、システム管理者プロファイルのユーザ、または「すべてのデータの編集」権限を持つユーザにメールが送信されるようになります。以上が、7 月 22 日以降のリリースノート更新情報から抜粋した情報となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をスライドに記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元にTrustサイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備次にシステムメンテナンスについてです。関連リンクシステムメンテナンス時間Hyperforce 以外の優先システムメンテナンススケジュールについてです。こちらは英語版のナレッジをベースに、スライドを最新に更新しております。日本のお客様がご利用の古いインスタンスの一部が削除されていますので、ご確認をお願い致します。関連リンク優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?Trustサイトこちらは Hyperforce のシステムメンテナンススケジュールになります。一部、Hyperforce Region が変更になっておりますので、ご確認ください。関連リンク優先システムメンテナンススケジュールメンテナンス中、組織にどのような影響があるか Trust Site 続いて、リリース更新に関する情報です。Winter ’25 で強制適用されるリリース更新についてです。実際に強制適用されるリリース更新については、本番環境の設定画面にある [リリース更新] の画面をご確認ください。今回は Winter ’25 のリリースノートで更新があった箇所についてご紹介いたします。まず「Einstein Activity Capture」と 「EmailSimple 呼び出し可能なアクションについてのリリース更新」が追加されています。「更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用」についてですが、強制適用時期がWinter’25からSpring25へ延期、リリース更新のヘルプが更新されておりますのでご確認ください。関連リンクChange Einstein Activity Capture Permissions for Sales Engagement Basic Users更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証フローでのセッション ID へのアクセスを無効化組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化こちらでは二点、更新があります。「Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用についてのリリース更新」がキャンセルとなりました。「メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行についてのリリース更新」の強制適用時期がWinter ‘25から Winter ’26に延期となっております。関連リンク呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用 フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡しゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止こちらも更新が二点です。「Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn」について、LinkedIn Leadform から Salesforce にリードを同期している場合に、接続している LinkedIn アカウントの再設定についてのリリース更新が追加されています。「フローを実行するためのユーザーアクセスの制限 」について、強制適用時期がWinter ‘25からWinter ’26に延期となりました。関連リンクReview and Update Settings to Capture Leads from LinkedInフローを実行するためのユーザーアクセスの制限 ボットユーザーコンテキストでフローの実行REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化こちらのスライドでは更新が1点あります。「Capture Prompt and Accurate Order Details with New Order Save Behavior」が更新されています。注文商品を更新した際に、[新規注文の保存時の動作] がカスタムアプリケーションロジックを使用して親注文を更新する処理に関するリリース更新となります。こちらについては、Winter ’25 以降の新規顧客組織ではデフォルトで有効となります。既存の組織に対しての強制適用時期は現時点で未定です。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、10 月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で適用のご準備をお願いします。関連リンクREST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスCapture Prompt and Accurate Order Details with New Order Save Behavior続いて、その他の更新です。こちらは以前からお知らせしております、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。引き続き、Winter ’25 のリリースノートにも記載されていますので、Lightning Knowledge への移行をご計画の際に、是非ご確認ください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関する今後のロードマップについてです。今回、ロードマップの更新がございます。旧URLから新URLへのリダイレクトについてWinter’25で停止予定でしたが、スケジュールが変更となり Winter ‘25ではSandbox等の非本番組織でのリダイレクトが停止となります。そして、Spring ‘25で本番組織での旧URLから新URLへのリダイレクトが停止と、スケジュールが変更となりましたので、対応時期などを検討中のお客様はご確認ください。本件に関する参考情報も更新されております。拡張ドメインに関するリリースノートが追加され、加えて拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止についての記事がサクセスナビで新たに公開されております。こちらも是非、ごらん頂きリダイレクト停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク:Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、「機能の廃止」です。こちらでは、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止についてのサクセスナビが公開されております。API バージョン廃止の対応について、冒頭の動画で説明させて頂いて降りますので、是非ご覧ください。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットとLive Agentの廃止です。こちらは再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせ致します。従来のチャットや Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用できます。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用いただけます。対象のお客様におかれましては、早めのご対応をお願い致します。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。8 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/QhFEEZndAsmqyqqsnZHse2全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の1月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年1月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは次期バーションである Spring’24 のリリースに関する情報です。1月7日より Spring’24 の Sandbox プレビューが開始しております。本番組織に Spring’24 がリリースされる前に、プレビュー Sandbox にて動作確認や新機能の検証等を実施することを推奨しています。また Spring’24 に関する関連リソースとして、Release Site や Release Overview Deck 等が公開されています。これらの情報もご確認いただき、Spring’24 のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、リリースノートの更新情報です。リリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。現行バージョンであるWinter ’24 のリリースノートの中から、12月18日以降の更新を抜粋してご紹介します。項番59 : Sandbox へのアクセス権を持つユーザーの選択Sandboxにアクセス可能なユーザを制限する機能が Winter’24 から利用可能となる予定でしたが、機能のリリースが延期されたことがリリースノートに記載されました。続いて次期バージョンであるSpring ’24のリリースノートの更新情報です。項番1 : Experience Improved Performance on More Record Home Pages多くのオブジェクトがLightning Web コンポーネントに対応していますが、Spring’24 では Field Service で使用される作業指示等のオブジェクトについては Lightning Web コンポーネントに対応しなくなり、それは Field Service Mobile アプリケーションには適用されないことが明記されました。項番2 : Einstein Conversation InsightsEinstein会話インサイトに関する情報で、言語サポートに関するリリースノートが追加されたことをお知らせしております。Call Summariesは日本語をサポートしており、Einstein会話インサイトは現時点では日本語をサポートしていません。またEinstein会話インサイトのダッシュボードのフィルタ機能が強化された旨のリリースノートも追加されました。項番3 : Auto-End Enhanced Messaging Sessions After No Response"拡張メッセージングチャネル" または "アプリ内および Web のメッセージング"でメッセージングセッションを開始したあと、顧客からの応答がないまま24時間が経過すると、セッションが"終了"に切り替わる動作になる旨がリリースノートに記載されています。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、Spring '24リリースでのMFAに関する情報です。MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update)MFAの自動有効化に関する概要とリソースの情報が纏まっています。MFA Is Turned On by Default Starting April 20242024 年 4 月 8 日以降に作成される新規組織については MFA が自動で有効化された状態となります。また、既存の本番環境で、過去の自動有効化に含まれなかったすべての組織に対して、Spring ‘24で自動有効化が実施される予定です。(Sandbox 組織は対象外です)この自動有効化には 約 30 日間の猶予期間があり、準備ができていない場合は管理者にて MFA 機能の無効化をすることができますが、MFA の使用は利用規約上必須のため、可能な限り早めに MFA の利用を開始いただくようお願いします。MFA Enforcement for Salesforce Orgs Is Shifting to In-App Notifications Starting in Summer ’24当初予定されていた強制適用に代わり、新しく導入される通知モデルに関する情報です。新しい通知モデルでは Summer'24 以降、組織で MFA 機能が有効となっていない場合、組織の管理者に対して MFA を有効にするよう通知を表示する予定です。詳細は Summer'24 のリリースノートをお待ちください。UI Text Improvements for the MFA Registration ExperienceMFAの認証方法を登録する際の画面内の内容が一部更新される予定です。Salesforce Authenticator Is Disabled for External Users in Newly Created OrgsSpring '24 以降に作成された新しい組織では、外部ユーザーはデフォルトでは Salesforce Authenticator を使用できなくなる予定です。有効化にするには、Salesforce カスタマ サポートにご依頼をお願いします。なお、既存の組織(Spring'24 以前に作成された組織)は影響を受けません。以下は、すべてSalesforce Authenticatorに関する内容です。Revert Seamlessly to One-Time Passcodes for Identity Verification in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator では通常プッシュ通知を利用できますが、サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを検知した場合は、自動的にTOTP認証画面にリダイレクトされるようになる予定です。また、「問題が発生しました」リンクをクリックすると、追加のステップなしにTOTP認証画面に遷移するようになる予定です。Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.1 in Summer ’24Summer'24 リリースからサポート対象の Salesforce Authenticator の version は 4.1 以上となる予定です。Salesforce Authenticator version 4.1 のリリースは、2024 年 3 月を予定しています。ユーザー様には、Summer ‘24リリースの前(今年6月)までにApple App Store (iOS) または Google Play (Android) で Salesforce Authenticator アプリを最新版に更新するよう周知をお願いします。Use Email Verifications to Back Up and Restore Connected Accounts in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator version 4.0 では、従来 SMS のみだったバックアップについて電子メールアドレスでのバックアップも可能となる予定です続いて、インフラ強化です。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスになりますが、NA100, EU16, UM8のインスタンスで、2月18日(日本時間)にインスタンスリフレッシュが実施される予定です。また、同じ日程で、CS4等のスライドに記載されているSandboxのインスタンスリフレッシュも実施予定です。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。今月からSpring '24のリリースノートをベースにご紹介しています。まず、MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update) について更新名が変更となっております。リリース更新自体の内容に変更はございません。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、2月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で、適用のご準備をお願いします。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)こちらについては変更が二点あります。ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)、ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化、いずれも強制適用時期がSpring ‘24からWinter ’25へ変更となっております。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも以前からご紹介している内容となりますが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性こちらも以前からご紹介している「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、フローへの移行に関する情報です。こちらは前回までは、Summer '23までのタイムラインを載せていましたが、今回、最新情報に更新しタイトルも変更となっております。現在ワークフロールールとプロセスビルダーは新規作成することができません。それに伴いワークフロールールとプロセスビルダーからフローへの移行ツールが提供されています。Spring ‘24では、フローへの移行ツールがアップデートされ、呼び出し可能なアクション以外のほとんどのアクションで部分的なフロー移行がサポートされるようになりました。詳細は、本スライドのリンクをご覧下さい。関連リンクMigrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Toolフローへの移行最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。1月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年12月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/Kzo85c7QWkdA3QcWHd8qKa全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の12月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」は、Sales CloudやService Cloud、Experience Cloud等に関する重要なお知らせを掲載している旨のスライドを12月号より追加しました。※お客様からいただいた『「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」でカバーしている製品を分かりやすくして欲しい』というリクエストを反映した形です。2023年12月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションですサクセスナビの「Winter '24リリース 注目の新機能」ページに、各製品の新機能動画および資料が追加されました。各製品のエキスパートが注目の新機能についてわかりやすく解説してますので、ご利用中の製品の動画と資料をぜひご確認ください。関連リンクThe 360 Blogオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Winter '24リリース注目の新機能リリースノート:リリースの準備Winter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Release SiteWinter '24 Release HighlightsRelease in a BoxRelease Overview DeckTrustサイト(リリーススケジュール)Spring '24のリリーススケジュールが公開されました。既に、プレリリースサイトも公開されていますので、Sandboxプレビュー前に、いち早く新機能を試してみたいとお考えのお客様は、プレリリースサイトからサインアップをしてみてください。また、Sandboxプレビューに参加予定のお客様で、プレビュー対象のインスタンスに既存のSandboxがない場合は、2024年1月5日(金)午前11時(日本時間)までにSandboxのリフレッシュが完了するように、余裕を持ってSandboxのリフレッシュをお願いします。英語版のリリースノートも既に公開されています。いち早く新機能について知りたいお客様はぜひご覧ください。なお、日本のお客様の本番環境のSpring '24のリリースは、2024年2月11日の予定です。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)続いて、現在のバージョンである、Winter '24のリリースノートの更新情報です。今月は、11月20日以降の更新の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。Sandbox ライセンスコンプライアンスの変更の理解Sandboxの契約数より多くのSandboxをご利用中の組織に対して通知する機能になりますが、この機能は12月中旬からロールアウトされる旨が追記されました。新しい Data Cloud 権限セットへの移行Data Cloud 標準権限セットの今後の変更に関するリリースノートがあったのですが、そこに、管理者ユーザーの 標準権限セットは変更されなず、対応が不要であることが追記されました。組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)本リリース更新の強制適用時期は、Spring ‘24からSummer '24に延期されました。Google Chrome のサードパーティ Cookie の廃止への準備本記事の後半にある「その他の更新」セクションの説明をご確認ください。Salesforce Scheduler を使用したより多くの予定とアセットの管理Health CloudでSalesforce Schedulerを使用している場合に適用される、新しい使用制限に関するリリースノートを追加しました。Use Service Replies for Chat in More LanguagesEinstein サービス返信という機能(チャットやメッセージングで来たお客様からの質問に対して、Einsteinが返信のドラフトを生成してくれる機能)について、日本語を含めて、利用可能な言語が増えたことがリリースノートに追記されました。See the Knowledge Article Einstein Used to Draft Grounded Service RepliesEinsteinサービス返信でナレッジを加味したドラフトを作成する機能に関するリリースノートが追加されました。Migrate to New Data Cloud Permission Sets既存のData Cloudのユーザー標準権限セットの変更は順次ロールアウトされ、12月中旬〜2024年1月で完了する予定である旨が追加されました。Refine Access with Data Spaces Feature PermissionsData Cloud のデータスペースのセキュリティ強化ののリリース予定日が追加されました。Data Cloud の組織には、2023 年 12 月から新しい権限セットと更新されたドキュメントが提供される予定です。以上が、11月20日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋です。関連機能をご利用のお客様は上記リンクより詳細をご確認ください。また、すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧のリリースノート(英語版)をご覧ください。続いて、MFAに関する情報です。更新情報はないのですが、Spring '24のリリースでMFAの自動有効化が行われる予定です。メールがお手元に届いている場合、自動有効化の対象組織となりますので、早めにご準備をお願いします。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。まずはインスタンスリフレッシュについてです。主に海外のお客様にご利用いただいている「NA」で始まるインスタンスで12月3日に計画されていたインスタンスリフレッシュは実施済です。2024年1月21日にも「NA」で始まるインスタスでインスタンスリフレッシュが計画されています。同日 2024年1月21日には、こちらも海外のお客様にご利用頂いている環境のSandboxである「CS24」でもインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非、ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報について2点ほど変更点があります。1点目ですが、12月7日にHyperforceに関するナレッジ「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」の記事(英語版のみ)が更新されました。更新内容は、High Scale Orders, Service Cloud Voice, Event Relay, Salesforce Payments に関する一時的な制限が削除されています。2点目は12月13日に「Salesforceアプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事(英語版のみ)が更新されました。RIPEにおけるIP許可リストに、以下のIP範囲が追加されていますのでご確認ください。160.8.26.224 - 160.8.26.239160.8.30.224 - 160.8.30.239関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする次にシステムメンテナンスについてです。関連リンクシステムメンテナンス時間 こちらは新しく追加されたHyperforceの優先システムメンテナンスのスケジュール一覧となります。Hyperforceのリージョンごとにメンテナンス時間が記載されています。日本は一覧の一番下のリージョンになり、システムメンテンスが行われる場合は、下記の時間帯に実施されます。太平洋時間: 日曜 午前7時から11時組織に対してリリースやメンテナンス、バッチ実行や外部連携などを上記時間帯で予定されている場合は、この時間帯は避けて実施いただけるようお願い致します。また、メンテナンス予定や状況をご確認頂く為、関連のリソースのリンクは是非、ブックマークいただけますようお願いします。関連リンク優先システムメンテナンススケジュールメンテナンス中、組織にどのような影響があるか Trust Site 続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。リリース更新の変更箇所は1点です。「組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)」の強制適用時期が、Spring24からSumer24に延期となりました。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)こちらのリリース更新は変更点はございません。Spring’24のリリースノートで更新情報がある場合は、来月号でお知らせ致します。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも先月ご紹介した内容ですが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性続いて、「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、機能の廃止です。廃止される機能に関する更新情報はないのですが、本資料に記載する情報についてのお知らせがございます。本資料で取り扱う製品はSales CloudやService CloudなどのSalesforce Core Platform上に構築されている製品を対象としています。そのため本リストには、Salesforce Core Platform上に構築されている製品以外の製品に関する廃止予定は記載してません。すべての製品に関する機能廃止予定をご確認頂く場合は、「Salesforce 製品 & 機能の廃止予定」という公開ナレッジをご覧ください。最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。12月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年7月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること以下に関する更新情報を毎月ご案内しています。Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報製品廃止情報リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデートhttps://play.vidyard.com/DMtvBRmFGLB41a2qQGRuwd?【動画で更新内容を学ぶ】動画では先月からの更新情報だけをご紹介しています。※動画は再生画面右下のアイコンより拡大表示や、歯車マークより再生速度の変更が可能です。更新情報だけではなくて、すべての情報をご覧いただく場合は、「資料ダウンロード」ボタンをクリックしてください。資料をダウンロードサクセスナビ上の記事で更新情報をご覧頂く場合は、以下の「記事で更新内容を学ぶ」セクションからご覧ください。記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の7月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年7月のトピックはこちらです。前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは製品イノベーションです。こちらはSummer23 リリースに関する情報です。サクセスナビの[Summer '23リリース注目の新機能]ページに製品毎の新機能の紹介動画が追加されました。各製品の活用支援のエキスパートが注目機能をピックアップしており、設定方法や使い方を含めてご紹介しています。現在ご利用中の製品の動画をぜひご視聴ください。関連リンクThe 360 Blogサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうSummer '23新機能 特設ページオンラインコミュニティ:Admin Trailblazers、Release Readiness TrailblazersプレリリースサイトリリースノートRelease Overview Deck、Release in a BOXSummer '23 Release Highlights続いて、Summer'23のリリースノートの更新情報です。UI 要素の色のコントラストの改善Summer ‘23で、Web アクセシビリティガイドラインに合わせてタブの色などが変更されました。リリースノートに変更箇所の一覧が記載されていますが、今回のリリースノートの更新では、そこにカスタムオブジェクトが追加されました。より多くのダッシュボード検索条件を使用してビューの焦点を絞るUnlimited Editionをご契約の組織ではダッシュボードの検索条件を5つまで設定できるという内容のリリースノートだったのですが、今回のリリースノートの更新では、そこにPerformance Editionが追加されました。画像、リッチテキスト、ダッシュボードのウィジェットを使用した視覚化の拡張Unlimited Editionをご契約の組織では、画像やリッチテキストをダッシュボードに追加できるというリリースノートだったのですが、今回のリリースノートの更新では、そこにPerformance Editionが追加されました。組織の共有メールアドレスを誰が使用できるかを制御組織のメールアドレスを作成した際、今まではすべてのユーザに使用を許可するか、または特定のプロファイルのユーザに許可するかの2つの選択肢でしたが、Summer '23から権限セットを用いた制御ができるようになりました。今回のリリースノートの更新では権限セットの手順が追加されました。Lightning Experience で 3 個の今後のミーティング時間を提案動的活動コンポーザからの迅速なミーティング要請の送信ミーティングに利用可能な時間の設定Summer '23から、Salesforce のメールコンポーザやOutlook/Gmail インテグレーションで、ミーティング調整のメールをお客様へ送信する際、1クリックで3つの利用可能な時間枠をメール本文に挿入できるようになりました。今回のリリースノートの更新では、本機能を使用するために必要なユーザ権限が追加されました。ロケール形式の変更への準備Summer '23から、116のロケールで週の開始日が変更されました。週の開始日が変更されたロケールの一覧はナレッジに公開されています。今回のリリースノートの更新では、この変更が適用されるのはICUロケール形式をご利用中の組織のみであることが記載されました。The CASESAFEID Function Has ChangedCASESAFEID関数は、15桁のSalesforce IDを18桁に変換してくれます。Summer '23から、15桁のSalesforce IDが有効な場合のみ変換するようになる予定でしたが、リリースノートから削除されました。Winter '24 で廃止される未使用の U2F セキュリティキー多要素認証(MFA)関連の更新です。MFAの検証方法にセキュリティキーをご利用いただいてる場合に注意が必要です。Winter '24 で、WebAuthn 標準に更新されていない U2F セキュリティキーのサポートを終了します。この変更が行われると、U2Fセキュリティキーを使用して Salesforce にアクセスできなくなります。リリースノートには、Winter ’24 リリースの前にU2F セキュリティキーを使用してSalesforceにログインをすることで、自動でWebAuthn 認証を使用するように更新される旨が記載されていました。今回のリリースノートの更新で、Winter '24 リリースの前にU2F セキュリティキーを使用してSalesforceにログインをしていない場合の対応方法が追記されました。具体的には、キーの再登録(キーの切断もしくは削除をした後に再接続)が必要になります。Salesforce Code Analyzer Scan Reports Now Required with Certain AppExchange Security ReviewsISVパートナー様に関連する情報です。管理パッケージに関するAppExchangeのセキュリティレビューの前に、Salesforce Code Analyzerによるスキャンレポートが必須になったというリリースノートが追加されました。Sandbox ライセンスコンプライアンスプロセスの変更Summer '23から組織のSandbox の割り当て数を超えた状態でご利用の場合は、お客様へ通知をさせていただき、超過したSandboxの中で、最も長く使用されていない Sandboxをロックし、その期間が 60 日を超えた 場合Sandboxを削除するというプロセスが段階的にリリース予定でした。それが2023年の秋頃まで延期されました。なお、リリースノートの更新情報をすべてご確認頂く場合は、Summer ’23 更新情報一覧(英語版)をご参照ください。続いてMFA、多要素認証に関する更新情報です。サクセスナビのMFA特設ページから、MFAセミナー動画を参照可能になりました。セミナー動画は2部構成になっています。1本目は、Salesforce Authenticatorを利用してMFAを実装する場合に、システム管理者様の設定手順をまとめたものです。2本目は、エンドユーザ様の設定手順をまとめたものです。MFAの必要性は認識しているけれど、マニュアル作成の時間がないという場合には、ぜひ2本目の動画を社内展開していただき、皆様の会社のセキュリティ向上にお役立てください。次に、MFAのロードマップですが、Tableau CloudのMFA強制適用が完了しました。今後の予定ですが、MuleSoftのMFA強制適用が8月に始まります。Core Platformは、Winter '24とSpring '24で引き続き自動有効化が実施されます。強制適用はSummer '24から段階的に実施する予定です。まだMFAの対応が完了していない場合は、早めのご準備をお願いします。続いて、インフラ強化についてです。まずはインスタンスリフレッシュについてです。日本のお客様にご利用頂いているSandboxインスタンス、そして本番組織のインスタンスの両方でインスタンスリフレッシュが予定されています。対象のインスタンスは以下の通りです。Sandboxインスタンス:CS6, CS58, CS73日時 : 2023/9/17 (JST)本番組織インスタンス:AP0, AP3, AP4, AP5, AP6, AP7, AP8, AP15日時 : 2023/11/19 (JST)インスタンスリフレッシュの対象組織のお客様にはSalesforceからメール通知が行われておりますので、管理者の皆様は弊社からのメールをご確認ください。また、インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、こちらも併せてご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備(動画付きの解説あり)続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報です。本スライド内の上から2つ目にございます、Hyperforceに関する公開ナレッジに更新があります。Service Cloud Voiceに関する既知の問題の記載に更新があり、北米のデータセンターをご利用中の組織における影響が追記されています。追記内容は、日本のデータセンターの組織をご利用中のお客様には影響がないものとなっています。本スライド内の上から3つ目にございます、メール連携のための公開ナレッジにも更新があります。ナレッジにはメールリレーで使用されるIPアドレスが記載されていますが、 [USA]と[DEU]のリージョンに関してIPアドレスが追加されています。また、[ARIN]のIPアドレス範囲から複数のIPアドレス範囲が削除されていますので最新のIPアドレス範囲をナレッジにてご確認ください。なお、これらの更新については、英語版のナレッジに最新情報が記載されていますので、最新情報は言語を英語に切り替えてナレッジをご覧いただければと思います。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、次期バージョンであるWinter'24で適用予定のリリース更新のご紹介です。リリース更新については1点だけUpdateがあります。Identity Connectに関する更新です。Identity ConnectとはMicrosoft Active Directory とユーザ情報を連携するための機能ですが、バージョン 3.0.1.2はサポートが終了しているため、Winter’24以降はセキュリティパッチが提供されません。現在の最新バージョンは 7.1.5になりますので,Identity Connectをご利用のお客様はできるだけ早めのアップグレードをご検討ください。続いて、その他の更新情報です。まずは拡張ドメインです。Winter'24では拡張ドメインの強制適用が予定されています。強制適用後は、管理者様は拡張ドメインを無効化することができません。拡張ドメインは影響度の大きい更新であるため、Winter'24のリリースまでに適用できるようにお客様側でのご準備をお願い致します。なお、サクセスナビにて拡張ドメインの解説も行っておりますので、参考情報としてご覧ください。関連リンク拡張ドメインのスケジュールチェックリストSalesforce の拡張ドメインに関するよくある質問最後に、Classic ナレッジ データモデルの廃止です。少し先のリリースとはなりますが、Summer’25のリリースにてClassic Knowledge データモデルが廃止となります。Classic Knowledge データモデルとは「記事タイプ」を使用したナレッジの管理方法です。Summer’25のリリースにて記事タイプで管理されている Knowledgeは利用できなくなりますので、Classic Knowledge のデータモデルをご利用のお客様はSummer’25までにLightning Knowledge 移行ツールをご利用いただき、Lightning Knowledge データモデルへの移行をご計画ください。7月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年9月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること 以下に関する更新情報を毎月ご案内しています。Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報製品廃止情報リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデートhttps://play.vidyard.com/qr4hKAtmdngp8KEGqTAw1W【動画で更新内容を学ぶ】動画では先月からの更新情報だけをご紹介しています。※動画は再生画面右下のアイコンより拡大表示や、歯車マークより再生速度の変更が可能です。更新情報だけではなくて、すべての情報をご覧いただく場合は、「資料ダウンロード」ボタンをクリックしてください。資料をダウンロードサクセスナビ上の記事で更新情報をご覧頂く場合は、以下の「記事で更新内容を学ぶ」セクションからご覧ください。記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の9月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年9月のトピックはこちらです。前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは製品イノベーションです。8月27日(日本時間)からSandboxプレビューが開始されました。また、TrailheadモジュールやWinter '24の新機能概要をまとめたRelease Overview Deckといった、Winter '24に関する情報が公開されています。いずれもまだ英語版となりますが注目機能がまとめられていますので、是非ご参照ください。なお、このようなリリースに関する情報は(リリースノートの中の)「リリースの準備」ページにも記載されています。英語版にしていただくと常に最新情報をご確認いただけますので、こちらも併せてご活用いただければ幸いです。関連リンクThe 360 Blogオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうリリースノート:リリースの準備Winter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Release SiteWinter '24 Release HighlightsRelease in a BoxRelease Overview DeckTrustサイト(リリーススケジュール)続いて、リリースノートの更新情報です。現在のバージョンであるSummer '23のリリースノートの更新は8月14日で止まっていますので、今月からはWinter '24(8月14日公開)のリリースノートの更新情報をご紹介します。また、ここでは、多くの更新情報の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものをピックアップしています。すべての変更情報は、Winter ’24 更新情報一覧(英語版)よりご確認ください。Full Apex Auto-Complete in Developer Console is Being Retired開発者コンソールのApexフルオートコンプリートを廃止する旨のリリースノートが追加されました。オートコンプリートは、カスタムApexクラスとSObjectでも使用できますが、今後は、Visual Studio Codeの拡張機能 や Code Builder (ベータ版) で利用可能なコード補完機能をご利用ください。Create a Salesforce Scheduler Pre-Release Trial OrgSalesforce Schedulerのプレリリース組織の作成に関するページが追加されました。Salesforce Scheduler は有償オプションが必要な機能ですが、契約前に動作確認をしてみたいというお客様は、是非ご活用ください。プレリリース組織は10月15日まで利用可能で、組織の有効期限は30日です。Get More Insight About Opportunities in Sales ForecastsGet Pipeline Inspection Opportunity Detail and Insights in Collaborative ForecastsWinter ’24 のリリースで、売上予測ページでグリッド・ビューを表示する際、Pipeline Inspectionページに切り替えることなく、商談リストにPipeline Inspectionで利用可能な情報と同じ編集ができるようになる予定です。今回のリリースノートの更新で、本機能はPerformance Editionでも利用可能な旨追記されました。Social Accounts, Contacts, and Leads Is Being RetiredSalesforceとX(Twitter)をAPI連携している場合に影響がある更新です。早ければ、10月31日に X へのAPIアクセスは停止される旨のリリースノートが追加されました。また、Spring ‘24にソーシャル取引先、取引先責任者、リードを廃止予定です。対応方法についてはナレッジをご確認ください。なお、この変更は、Marketing Cloud の Social Studio、Advertising Studio、および Intelligence 製品とのインテグレーションには影響しません。Create a Salesforce Feedback Management Pre-Release Trial OrgFeedback Management のプレリリース組織の作成に関するページが追加されました。Feedback Management には有償オプションが必要な機能が含まれますが、契約前に動作確認をしてみたいというお客様は、是非ご活用ください。プレリリース組織は10月15日まで利用可能で、組織の有効期限は30日です。Enable New Order Save Behavior (Release Update)Summer ‘24で強制適用される予定の、新しいリリース更新が追加されました。このリリース更新が適用されると、注文商品レコードの更新により、親の注文レコードの変更が発生したときに(親オブジェクトに設定されている)カスタムロジックが動作するようになります。Scan Your Solution with Ease Using Salesforce Code Analyzer Visual Studio Code Extension (Beta)Visual Studio Codeの拡張機能にて、Salesforce Code Analyzerを使用したコードスキャンができるようになる旨のリリースノートが追加されました。Save Agents Time and Improve Accuracy with Grounded Einstein Service Replies (Generally Available)Service Cloudでチャット対応にEinstein機能を使われているお客様向けの情報です。英語で正式リリースされている Einstein Service Replies の機能で、グラウンディングを有効化した応答ができるようになることが追記されました。Update Your Device to iOS 15 or Later for Experience Cloud AppsExperience Cloud 向け Mobile Publisherの11.6 以降は、iOS のバージョンが15以降であるデバイスが必要になります。Enable Faster Account Sharing Recalculation by Not Storing Case and Contact Implicit Child Shares (Release Update)Enable Faster Account Sharing Recalculation by Not Storing Opportunity Implicit Child Shares (Release Update)リリース更新の内容がわかりやすく更新されました。リリース更新は、適用をすることで既存機能に影響が出る可能性がある更新です。システム管理者の皆様は、設定画面にある[リリース更新]画面でいつでも情報を確認することができます。リリース毎に、必ず確認をお願いします。Mutual Authentication Is Now Enforced For API Login Requests[SSL/TLS 相互認証の適用]権限持つユーザーに対して、新しいユーザーセッションを取得するAPIログインリクエストの相互認証が実施されるようになる旨のリリースノートが追加されました。これまでは、ユーザーがログインした後のAPIリクエストに対してのみ相互認証を実施していました。続いてMFA、多要素認証に関する更新情報です。まずはMFAに関する公開情報についての更新情報です。MFA適用に関するロードマップに更新があります。MuleSoftにおけるMFAの強制適用が8月1日に完了したことがロードマップに反映されました。これによりMFAの強制適用が完了していない製品は、Salesforce Platform上の製品だけとなりました。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)MFAのFAQにも更新がありますのでご紹介します。本スライドの赤字で記載されている更新内容のうち、1番目と4番目の更新についてですが、MFA強制適用が完了していない製品はSalesforce Platform上の製品だけとなり、その状況がFAQ全般に反映されております。そして、「除外ユーザーの多要素認証を放棄」の権限に関する記述にも更新があります。当該権限はMFA適用免除の使用例に当てはまる場合のみユーザに適用するものであり、それ以外の内部ユーザには適用するべきではないというガイダンスが追加されました。またU2Fセキュリティキーに関する記述にも更新があります。Winter '24 で、WebAuthn標準に更新されていない U2F セキュリティキーのサポートを終了します。そのため、WebAuthn認証を使用するには、U2F セキュリティ キーを更新する必要がある旨が追記されました。続いて、インフラ強化についてです。まずはインスタンスリフレッシュについてです。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスですが、NAで始まるインスタンスでもインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて許可すべきIPアドレスとドメインに関する公開情報ですが、2つの公開情報に更新がありますのでご紹介します。最初に、「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」の記事についてですが、こちらは2回の更新が行われております。8月10日の更新では、Hyperforceをご利用いただくにあたっての要件として、証明書を固定しないという要件が追加されました。また別の更新内容として、「Marketing Cloud」というブランディングを「Marketing Cloud Engagement」という表現に変更するという更新も行われています。本ナレッジは8月18日にも更新が行われており、ハードコードが行われている箇所を確認するためのツールが紹介されています。続いて、「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事に関する更新です。こちらは8月22日と8月30日に更新が行われていて、Hyperforce上でメールリレーを使用する場合のIPアドレス範囲について、USAとUAEのアドレス範囲に更新がありますのでご確認ください。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可する続いて、次期バージョンであるWinter'24で適用予定のリリース更新のご紹介です。こちらでは特に変更はありませんが影響範囲が大きくなりそうなリリース更新、リストの一番下にある「Chatter メール通知を送信するときの送信者名とメールアドレスの必須化」についてご説明します。こちらはChatter メール通知の差出人名と電子メールアドレスが設定されていない場合、Chatterのメール通知が送信されなくなります。差出人名と電子メールアドレスの設定は、既定だと未設定の状態となっています。未設定の状態ですと、Chatterのメール通知が送信されなくなるため、リリースノートをご覧いただき、該当箇所の設定をご確認ください。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報ドメインの有効化フローでのセッション ID へのアクセスを無効化ケースおよび取引先責任者の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)同じコンテキストと同じユーザアクセス権で一時停止中のフローインタビューを再開する日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(Release Update)Chatter メール通知を送信するときの送信者名とメールアドレスの必須化 (リリース更新)続いて、Salesforce オブジェクトIDに関するリリース更新です。オブジェクトIDの4番目と5番目の文字にはサーバー IDが含まれていましたが、このリリース更新が適用されると、4番目、5番目、6番目がサーバIDに使用されるようになります。もしお客様がオブジェクトIDの構造を意識したカスタマイズを行っていた場合に不具合が発生する可能性がありますのでご注意ください。もう一つの更新情報は、「Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化」です。こちらはWinter'24で適用予定でしたが、Spring’24に適用時期が延長されました。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報Salesforce Object ID Is Refined to Use Three Characters for Server IDs (Release Update)Lightning アプリケーションの CSRF トークンのセキュリティの機能強化MFA の自動有効化: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化続いて拡張ドメインについてです。こちらは対応が間に合わない場合の影響が大きい更新となりますので、毎月Heads Upしております。Winter'24では拡張ドメインの強制適用が予定されています。強制適用後、管理者様は拡張ドメインを無効化することができません。そのため、Winter'24のリリースまでに適用できるようにお客様側でのご準備をお願い致します。関連リンク拡張ドメインのスケジュールチェックリストSalesforce の拡張ドメインに関するよくある質問続いて、日本語(カタカナ)の表示ラベルの変更についてです。こちらも、準備をしていない場合に影響を受ける可能性がございます。Winter '24で、一部の日本語(カタカナ)の表示ラベルが変更される予定です。お客様のデータ自体への影響はございませんが、表示ラベル名をもとにした判定処理などをRPA等で実装されている場合には対応が必要です。該当の実装をされている場合には、早めに、Sandboxプレビューで確認をお願いします。関連リンクSpring '23 リリースノート:日本語のカタカナのスタイル変更への備え (リリース更新)Summer ‘23 リリースノート:日本語のカタカナのスタイル変更への備え (リリース更新)公開ナレッジ : Winter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更サクセスナビ:[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備について続いて、その他の更新情報です。ここでは「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてご紹介します。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。以下3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に関する対応をご計画ください。SSOを利用しているメール送信を行う必要があるメールアドレスが検証されていない本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて、機能の廃止に関する更新情報です。まずは機能廃止の予定日が変更となった3点についてご紹介します。Einstein取引先インサイト と Einstein商談インサイトに関する廃止ですが、終了日が2023年11月へ延期されています。そしてField Serviceをご利用中のお客様向けの情報ですが、メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止が2024年10月になっていますのでご確認ください。そして新たに機能廃止の予定となっているものが、「Salesforce Inbox Mobile アプリケーション」です。Spring '24 のリリースで本機能が廃止される予定となっておりますため、本機能をご利用のお客様はSalesforce モバイルアプリケーションへの切り替えをご検討ください。続いて、「Sustainability Cloud」に関する情報ですが、現在のご契約終了日にて機能廃止となり、Sustainability Cloud アプリケーションをご利用いただいていたお客様は、Net Zero Cloud に移行されます。最後にその他の情報です。7月よりサクセスナビの「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」ページが刷新されていて、アンケートが追加されています。こちらのアンケートから「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」に対するみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。9月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/595aKrXRvoCXX2xRCPfp7x全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の1月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年1月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分と、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初にSpring'23のリリースに関する情報です。2023年 2月に予定している Spring ’23 リリースに関して更新情報を赤字で記載しています。Spring'23に関する各種ドキュメントを公開しておりますが、リリースノートについては翻訳版も公開されておりますのでぜひご覧ください。なお、日本の本番インスタンスにおけるSpring'23のリリースは2/12を予定しております。そのためリリースノートの情報や本動画でご紹介している資料をご確認の上で、リリースに向けたご準備をお願い致します。またサクセスナビではSpring'23の新機能をご紹介するウェブセミナーについてご案内しておりますので、こちらも併せてご確認ください。関連リンクSpring '23新機能リリースリリースノート(翻訳版)Release SiteSpring '23 Release HighlightsRelease in a BoxFeature matrix続いて、Winter’23リリースノートの更新情報です。12月12日以降の更新内容の中から、管理者様に把握しておいていただきたい内容をピックアップしてます。ここでは、特に重要な拡張ドメイン関連の情報を記載します。まだ拡張ドメインが有効化されていない組織では、Spring'23のリリースにて拡張ドメインが自動有効化されますが、拡張ドメインの自動有効化から除外する設定がございますので、詳細はリリースノートをご覧ください。また、拡張ドメインに関してMobile Publisherをご利用のお客様にもお知らせがあります。拡張ドメインをサポートするアプリケーションのバージョンに更新するように ユーザを促すことができますので、こちらも詳細はリリースノートをご覧ください。Deploy Enhanced Domains (Release Update)Spring ’23での自動有効化から組織を除外(オプトアウト)する手順が明確になりました。Urge or Require Users to Update to the Latest Mobile Publisher App VersionAura サイトでは、Mobile Publisher for Experience Cloud アプリのユーザーに対して、拡張ドメインをサポートするアプリのバージョンに更新するよう促す、または要求するメッセージを表示できるようになりました。アプリを更新することで、ユーザーはサービスの中断を回避することができます。New and Changed Components for Change Setsイベントリレー設定の変更セットが追加されました。New Invocable ActionsDynamicSendSurveyInvitation と sendSurveyInvitation invocable アクションが発表されました。関連リンクWinter '23 リリースノート - リリースノートの変更続いて、MFAに関する内容です。Salesforce 多要素認証に関する FAQのナレッジの英語版が1/19に更新されています。また、Salesforce Platform上でMFAが自動有効化された後に、管理者様にてMFAを無効にする方法と、MFA を設定せずにログインする方法がナレッジで纏められて公開されておりますのでご紹介致します。これはMFAが強制適用されるまでの一時的なものであることにご注意ください。関連リンクTrailblazer Community:多要素認証(MFA)コミュニティ 日本Salesforce 多要素認証に関する FAQ多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ多要素認証(MFA)設定マニュアル ダウンロードMFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)続いて、MFAに関するFAQに4つの更新があります。MFAと拡張ドメイン、Hyperforce移行に関して、推奨される導入手順やその詳細を説明するナレッジが公開されたというものです。以前はmyTralheadという名称だった機能ですが、Enablement Sites での認証についてのもので、Enablement Sites の認証プロバイダとしてSalesforce Identityを使用している場合はMFAが必要である旨が追記されています。Salesforce Platform上に構築された製品をご利用のお客様向けに、今後のMFA自動有効化や強制適用の詳細が記載されているナレッジが公開されたことをご案内しております。MFAを除外する権限を付与する必要がないパターンについてガイダンスが追加されています。続いて、Spring'23リリースノートに記載されているMFA関連情報です。以前もご紹介させていただきましたが、弊社よりMFAの自動有効化に関するメールを受け取られた組織を対象にして、Spring '23のリリースでMFAを自動有効化します。このMFAの自動有効化に関して、今後のリリースで段階的にMFAを有効化していくことがリリースノートにも記載されておりますのでご確認ください。関連リンクMFA の準備: 自動適用が Spring ’23 で開始MFA の自動有効化: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)Chatter Free および Chatter External ユーザの MFA の自動有効化および適用からの自動的な除外続いて、インフラ強化に関するアップデートです。先月の動画でもご紹介致しましたがインスタンスリフレッシュに関する情報です。インスタンスリフレッシュは、アップグレードされた新しいインフラストラクチャで構成されているインスタンスにお客様の組織を移動することで、パフォーマンスレベルを維持することを目的としています。今後の予定として、本番組織ではなく、Sandbox環境において2023年2月5日にインスタンスリフレッシュが予定されています。スライドに記載されているインスタンスにてSandboxをご利用のお客様は、「インスタンスリフレッシュメンテナンス」の公開ナレッジをご確認いただき、ご準備をお願い致します。続いてリリース更新に関するアップデートのご紹介です。次期バージョンのSpring '23のリリース更新になります。まず、強制適用されるものが7件あります。詳細は関連リンクをご確認ください。関連リンクExperience Cloud サイトで Apex によって取得されるナビゲーションメニューへのユーザアクセス権限の適用コンテンツ盗聴保護を有効化ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化Visualforce ページのクロスサイトスクリプティングを防止するための <apex:inputField> 要素の label 属性のエスケープExperience Cloud ゲストユーザに詳細なフロー権限が必要 ユーザコンテキストでの REST API を介したフローの実行SAML シングルサインオンフレームワークを更新そして、自動有効化されるものが2件ございます。関連リンク拡張ドメインの有効化Spring '23 での一部のユーザの MFA の自動有効化こちらはSpring '23で有効化される予定だったリリース更新が延期された情報です。前月から1点追加がございます。メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行はSpring ’24に延期されました。次に、リリース更新ではございませんが、影響の大きい機能拡張についてご説明いたします。従来より、セキュリティ上の観点からユーザのメールアドレスがユーザ本人のものであるかどうかを検証する仕組みがありましたが、Spring’22よりメールアドレスの検証を終えていないユーザがメール機能を使用した際に、その検証を促すメールが送信されるようになりました。この機能拡張について、最新情報として赤字部分を追加しております。Winter’23まではメールアドレス未検証のユーザがメールを送信する際に、メールアドレス検証用のメールが各リリースで一回送信されておりました。次期バージョンのSpring’23ではメールアドレス検証用のメールは送信されません。関連リンクSpring’23 リリースノート : Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証Lightning Web Security (LWS) はカスタム Lightning コンポーネントのための新しいクライアントサイドセキュリティアーキテクチャであり、Lightning Locker を徐々に置き換えていく予定です。 LWS の段階的なリリースを継続しており、次の段階として、LWS for Auraを Spring '23 でベータ版として導入します。お客様の組織内の Lightning Web コンポーネントが LWS for Aura (Beta) で期待どおりに動作し続けることを確認したい場合は、Spring '23 のSandboxで「Lightning Web コンポーネント用 (正式リリース) および Aura コンポーネント用 (ベータ) Lightning Web セキュリティの使用」設定を有効にして検証をお願いいたします。詳細は、各種ドキュメントが用意されておりますので資料に記載のリンクよりご参照ください。関連リンクLightning Web セキュリティの基本LWS for Aura (beta) Release NoteLWS Enablement for Orgs with No Custom Components Release NoteLightning Web Security Lightning Web Security FAQ.Lightning Components Developmenテクニカルサポートこちらは、フローに関する今後のロードマップです。ご存知の管理者様も多いかと思いますが、ワークフロールールおよびプロセスビルダーは将来的にサポート終了になる予定です。現在は、ワークフロールールの新規作成ができない状態ですが、次期バージョンであるSpring '23では、プロセスビルダーの移行ツールがサポートされる予定です。今回は赤字部分の補足情報についてご紹介いたします。Spring’23で提供開始する移行ツールは、サポートされているプロセスが限られております。レコードの更新レコード作成フローの呼び出しApex の呼び出しメールアラートこれ以外のスケジュール済みアクション、承認申請、Chatter投稿などは現時点では手動で移行する必要がございます。関連リンクフローへの移行続いて、機能の廃止です。まず、影響度が大きいことが想定されるため改めてのご案内となりますが、右列の2行目のSalesforce Mobile App Community License Accessについてです。2023年6月、コミュニティライセンスのユーザ様はSalesforceモバイルAppへアクセスができなくなります。来年6月以降はブラウザからExperience Cloudサイトへアクセスするようにしてください。なお、対象となる具体的なライセンス種類がナレッジにまとまっていますので、Experience Cloudのご契約があるお客様は、ご確認をお願いします。次に、赤字にしている前月からの変更点についてご説明いたします。一つ目は、2023年6月、Pardot リアルタイム自動化ルール設定の廃止が予定されております。Account Engagement で当該機能をご利用中のお客様はご確認をお願いいたします。二つ目は、メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止の終了日の変更についてです。変更後は、2024年1月としておりますのでご注意ください。「Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について」です。こちらは、影響度の大きい更新の一つですので、毎月ご紹介しています。来年2023年6月をもちまして、APIバージョン21.0~30.0 は利用不可になる予定です。本件に関して、1月17日に製品コミュニケーションメールが送信されており、また機能廃止に関するダイジェストもメールで送信されていますので、そちらも併せてご確認いただき、早めのご対応をご検討ください。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止Salesforce Event Log File BrowserEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別1月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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Marketing Cloudの使えるリソース:利用できるコンテンツ全体像
概要Marketing Cloud Engagementを利用するために利用できるコンテンツを紹介いたします。何があって何が利用できるか迷った時はこちらに記載のあるコンテンツを使ってみてください活用メリットどんなコンテンツを利用できるのか確認いただくことが可能。複数あるコンテンツの中から自分にあったコンテンツを探して利用しましょう留意点プレミア契約の要/不要に関して注意ください▼サクセスマップワークショップMC概要理解、Success Mapの策定、カスタマージャーニーワークショップの実施などを実施しており、契約いただいた後に一番初めに参加いただきたいコンテンツ※Success MAPの作成はこちらを参照▼MC勉強会基本的な操作方法をデモを中心に紹介しております。“資料だけじゃわかりにくい”そんな時に利用ください。Webinar形式なので内容を聞きながら自分の画面で進めていく事も可能です※スケジュールはこちらを参照▼エキスパートコーチング(エキスパートコーチングメニューリストはこちら)エキスパートコーチングは、特定の Salesforce の課題を解決するための、パーソナライズされたクイックワークセッションです。Premier ユーザはエキスパートコーチングをいくつでも (組織ごとに一度に 1 つずつ) 消費できます▼活用相談室自社で困っていることをMarketing Cloudの担当者へ相談できる特別セッションです。オンラインになりますが皆様の悩み事に対して解決方法を一緒に考えます。※こちらは日程および枠数が決まっているセッションです。参加は案内メール経由で申し込みいただけます。案内メールは定期的に配信されます。▼Trailblazer Community様々な情報が情報、ナレッジが格納されているオンライン上のコミュニティになります。探している情報がここにあるかも。※こちらを参照▼新機能ウェブセミナー年に数回実施されている主要なアップデート内容を紹介しているWebinarになります。待ち望んだ機能がここにあるかも。※開催スケジュール等はこちらのサクセスナビから”新機能”と検索してみてください。まとめ利用できるコンテンツはどんどん利用してMarketing Cloud を使いこなしましょう。特にUIでお困りであれば勉強会へお越しください。“UIは概ね理解できたが使いこなすためにはどうやったらいいのか・・・?”そんなお悩みがある時は活用相談室を利用しましょう。
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Trailblazerが実践するキャリアの描き方〜Japan Dreamin’ 2021 クロージングキーノート
日本で一番大きなSalesforceコミュニティ イベントJapan Dreamin’ 2021が、1月30日にオンラインで開催されました。イベントを締めくくるクロージングセッションでは、Salesforceを通じて自分らしさを見つけながら活躍している3名のTrailblazerの方々に、Salesforceに出会い、スキルを身につけ、キャリアアップを実現するまでの道のりを語っていただきました。バックグラウンドの異なる3名ですが、ご自身が誰よりもSalesforceを活用して楽しくお仕事をされているという点は共通。Salesforceを通して成長したい、楽しく仕事をしたいと考えている皆さまにとって、Salesforceを使いこなすコツやキャリアアップのヒントとなるお話が盛りだくさんのセッションとなりました。本記事ではポイントを抜粋してご紹介しますが、ぜひセッション動画もあわせてご覧ください。パネラー(順不同)アルマ・クリエイション株式会社 経営基盤室 チーフ 大伴 明子氏Salesforceも含めた、会社のツール運用管理の責任者を務める。Salesforceを基幹システムと連携し、コンサルティングサービスや教育事業の営業およびマーケティング活動に利用。キャンペーンのレポート化やPardotの利用など、社員ユーザーのサポート、業務の要望にあわせた機能拡張なども行う。KLever株式会社 代表取締役 長谷川 慎氏元ユーザーとして清掃会社でシステム管理者を担当。ノウハウを活かして、Salesforce導入支援の会社を設立し代表を務める。Salesforceご利用のお客様の設定・サポートに加え、YouTubeにてSalesforceの使い方の動画を250本ほど公開。株式会社船場 DX本部 DXディビジョン チーフフェロー 小谷口 瑠美氏DX推進担当として、Salesforce管理、その他社内利用システムの導入検討を主に担当。Salesforceは基幹システムとの連携、社内手続き・申請、社内ポータルサイトとして主に利用。Salesforce管理者としては、管理全般、新機能追加(社内ヒアリング、開発ベンダーコントロール等)を行う。株式会社セールスフォース・ドットコム カスタマーサクセス統括本部 舟越 美宝(モデレーター)目次01 Salesforceとの出会い〜偶然のきっかけから、仕事の楽しさに目覚める舟越みなさんとSalesforceの出会いについて教えてください。長谷川 私が2016年に清掃会社に入社した時に、すでにSalesforceが導入されていて、そこでちょっと触ってみないかと声をかけられたんです。もともとはホームページの更新が担当だったのですが、Salesforceがどんどん面白くなってきて、比重が大きくなっていったのがきっかけです。舟越どういったところに面白さを感じられたんですか。長谷川いろんなことができる所と、一番は拡張性がすごいなというところですね。大伴私は前職にパートで入社したのですが、請求書発行業務があったんですね。そこで初めてSalesforceを使ったんですけど、Salesforce Classicだったので差し込み印刷機能があったんですよ。で、その差し込み印刷機能にもう凄いハマりまして(笑)。誰にも頼まれてないのに色んな会社のバージョンを作って、楽しくて自分で色々やっていったという感じですね。自分が作ったものを機能として活かせて、皆さんにすぐに見せることができた、役に立ったというのが楽しさに繋がっていきました。小谷口私は実際に業務を行う部署に派遣社員として入社したんですけど、ちょうど2年ぐらい前に、今の上司に「あなたパソコン楽しそうに触っているね」と社内研修で声をかけられて。そこでSalesforceアドミン(管理者)を仰せつかってSalesforceに携わるようになりました。それで今の部署に異動することになり、正社員として雇用してもらうことになりました。舟越Salesforceを最初に触ってみたときはどんなことを感じられましたか。小谷口Salesforceの担当者に任命されてすぐに、Einstein Analyticsでグラフを作る業務があったんです。私はもともと統計の勉強をしたことがあったので、グラフィックを作るのが楽しくてしょうがなくて。Einstein Analyticsのグラフは色もたくさん使えるんですよ。それを執行役員の方に見せたところ、今まで見えなかった機能が見えるようになってすごく良かったと好評をいただいて、Salesforceを頑張ろうと心に決めました。舟越皆さんのお話を伺っていると、最初は「Salesforceをやろう」と思っていたわけではないけど、運命的な出会いがあって「楽しい」とか「これすごい」とか、気持ちが動くような経験があったところが共通しているんですね。02 Salesforceを学ぶ事の意義〜自分にとっての目的は何か?を意識しよう長谷川私はSalesforceを始めて2年半くらいで会社を設立したのですが、Trailheadをほぼ毎日やっていました。お風呂に入ってるときもトイレに入ってるときも地下鉄に乗ってるときもやってたんですけど(笑)、このように短期間で大きくキャリアを変化できるのがSalesforceなのかなと感じています。ぜひTrailheadを突き詰めてやってください!大伴社員の皆さんがどうしたらもっと仕事しやすくなるかを考えていくことだと思います。「こんな機能あったんだ!使ってもらおう!」という気持ちが勉強意欲になると思います。小谷口私は自分がキャリアアップしたいという気持ちで勉強していました。派遣社員の期間が長かったので、何か強みを持たないといけないと普段から思っていて。Salesforceに社内で誰よりも詳しくなるっていうのは、Salesforceを活用している企業ではものすごい強みになると思うんですね。それを叶えるためには、Trailheadは身近でタダですし、誰でも使えるので私は強くオススメしたいです。舟越学ぶ場のひとつとしてコミュニティもあると思います。まだ参加された事がない方に、こんな風に参加するといいよというアドバイスはありますか。大伴私はオンラインコミュニティのTrailblazer Communityを利用して、質問を投げかけています。いろんな経歴の中で Salesforceに行き着いた方々がいっぱいで、何を聞いても誰かからは返答が来る安心感があります。コロナの時期も、私は1人アドミンなので1人仕事みたいなところがあって、孤独を感じることもありますが、コミュニティに参加すると仲間がいるんだなという意識が芽生えてすごく嬉しいですね。長谷川Salesforceを使い始めた頃は、内製化していて質問する相手がいないので、Trailblazer Communityでほぼ毎日質問していましたね。それで別のイベントでリアルに会ったときによく見かけますとお声がけいただいたりもしました。他業種のいろんな方と繋がれるので非常に楽しいですね。舟越Trailheadは自分のスキルを磨いていく場で、コミュニティは違うバックグラウンドの方とつながりながらSalesforceの知識を蓄えていく場という違いがあるんですね。03 Salesforceで変化したキャリア~Salesforceによって人生のゴールが明確に大伴私は出産育児でかなり社会から離れていました。最初にサポートデスクをしていたので、IT系の仕事をしたいとずっと思っていましたが、やっぱり難しいだろうなという気持ちがあったんですね。前職はパートで請求書発行業務に携わったんですけど、Salesforceは機能もわかりやすいし、コミュニティとかTrailheadとか、勉強しやすいものもいっぱい揃っていたので、それをやっていけさえすれば会社で一番詳しくなれるという自信が湧いてきて、Salesforceに出会ったからこそ、正社員でやっていきたいと強い想いが芽生えました。小谷口Salesforceに出会う前は、特に結婚してからは全く自分のキャリアとかは考えずに楽しいことだけを選んでやってきたんです。でもSalesforceに出会ったことで、自分の人生を自分のためのものにしたいと思うように変化したんですね。キャリア観の変化だけじゃなくって、人生の価値観の変化もあって、自分がやりたいことをやるんだけど、自分がどう生きたいかを考えてやっていきたいという気持ちに変わったと思います。舟越Salesforceがみなさんの人生に大きなインパクトを与えていることが伺えてとても嬉しく思います。04 今後目指したいこと~Salesforceで人・会社・業界のサクセスを実現したい小谷口株式会社船場を内装業界で Salesforce 活用ナンバーワンにすることが私の目標です。内装業っていうと紙の束を持って現場で色々指示をしている人たちをイメージされるかと思うんですけど、それを紙の束ではなくてVR ゴーグルで作業しているとか、そんな姿が見られるようになると面白いと思っています。長谷川今、私の会社のYouTubeチャンネル「Salesforce使い方入門動画」で動画を日々公開してるんですけども、Salesforceをこれから使おうと思っている方や今使っている方に、楽しいということが伝えられる北海道で一番の会社になりたいと思っております。大伴子どもに「お母さんかっこいいね」と言われることです。今はほとんど自宅で仕事をしているので、子どもが私の働いている姿を見たときに、「仕事するのもいいね」と前向きにとらえてもらうのが夢です。舟越母親業もしながら仕事をするとなると、何かを犠牲にするとか、大変だという印象をもっている方もいらっしゃると思いますが、働いていることがかっこいいというのは、後の世代にとっても夢がありますね。05 皆さんにアドバイス~コミュニティは出会いと切磋琢磨の場。まずは参加してみよう!舟越ここまでの皆さんのお話を聞いて、皆さんのようにキャリアアップしたい、楽しく仕事をしたいと思われたコミュニティのメンバーの方々にアドバイスをいただけますか。大伴まずはコミュニティにぜひ参加してみてください。「こんな風に勉強してきたんだ」とか「こういう風に仕事されてきたんだ」と思える素晴らしい方がたくさんいらっしゃるので、そういう方々と是非つながってみてください。小谷口私はコミュニティイベントにぜひ参加していただきたいです。Salesforceをいっぱい活用してイキイキしている方に出会うことがすごく多くて、私もどんどんやる気が出てくるので、積極的に参加していただくと楽しいと思います。Admin女子部は楽しくて私も何度も参加しているのでおすすめです。長谷川Trailblazer Communityは親切な方が非常に多いので、何も分からなかった私にもしっかり答えていただいて、そこからリアルなイベントでお知り合いになることもありました。非常に意識の高い方が多いので、そのパワーをもらって自分も意識がどんどん高くなったと思っています。素晴らしいものなので、是非利用してもらいたいですね。舟越まず参加してみるというハードルを越えると、そこにいる人たちからパワーをもらって、自分が進んでいくモチベーションになるということですね。まさに今日、御三方は、このセッションを視聴されてる方々をモチベートしてくださったと思います。本当にありがとうございました。本セッションの映像は、こちらからご覧いただけます。(Japan Dreamin' 2021のYoutubeチャネルで公開されているセッション動画です)※ 本記事は2021年1月時点の情報です関連情報Trailblazer Communityへの参加方法:Trailblazer Communityの利用を開始するSalesforce Trailblazerコミュニティグループが開催するイベント情報:Salesforce Trailblazers EventTrailhead:https://trailhead.salesforce.com/ja関連記事#1 アイデアとつながりの宝箱!リーダーが語る、ユーザ会の魅力とは?#2 共感できる仲間がいる。わからないことは、どんどん質問を!#3 人と人が繋がるイベントを目指して〜Japan Dreamin' 2021 開催レポート
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はじめようSocial Studio~Social Studio利用開始に向けた情報リンク集~ ステップガイドには収まらない最新のSocial Studio運用開始に向けたコンテンツをアップロードしてまいります。ステップガイド実施後の推奨活用リソース利用手順STEP1ステップガイドで決めた明日から使う機能動画を確認し、運用開始管理 / 分析 / エンゲージ / 公開必要に応じて、動画内容のフォローアップ支援を弊社営業までご連絡(※Premier Success Planご契約企業様のみ)STEP2プレミア活用相談室の利用(※Premier Success Planご契約企業様のみ)Social Studio利用直後の活用課題を弊社活用支援チームと相談し、解消しましょう参加応募はこちらの活用イベントカレンダーより、直近開催予定のプレミア活用相談の申込メニューから実施くださいサクセスマネージャーへ相談(※Premier Success Planご契約企業様のみ)活用相談室の日程が合わない方は、サクセスマネージャーより事例紹介や課題に対する回答支援を受けましょう(※Premier Success Planご契約企業様のみ)サクセスマネージャー支援は弊社営業までご連絡くださいSTEP3本情報リンク集ページ下部にある活用リソースを利用今後の運用フォローアップのために各社様毎で必要になるリソースをフル活用くださいSTEP4ステップガイドの再実施/振り返り運用を開始された中で、当初ステップガイドで決めた目標、KPI、体制、運用ルールがプラン通り実行されているか確認しましょう予定通り進んでいない場合は、ガイドで取り決めた内容を修正しましょうまとまった時間がとれない場合は、弊社活用支援チームにてステップガイドワークショップも実施しておりますので、同イベントにご参加ください。ワークショップ参加については、弊社営業までご連絡ください実施タイミングは、稼働開始から3ヶ月後 / 新体制 /期初のタイミングで行っていただくことを推奨しております。各種活用リソースリンクNo.カテゴリータイトル&リンクメモ動画コンテンツ管理✅使い始めの方は必ずチェック!(特に管理ユーザ)リスニング✅使い始めの方は必ずチェック!(特にリスニング/分析ユーザ)エンゲージ✅使い始めの方は必ずチェック!(特にエンゲージユーザ)公開✅使い始めの方は必ずチェック!(特に投稿ユーザ)ソーシャルカスタマーサービスソーシャルアクティブサポート検討者向け新機能新機能キャッチアップはこちらから資料コンテンツSocial Studioステップガイド🔥運用開始前に、必ず利用ください!(Social Studio利用者全員向け)Social Studioマニュアル✅使い始めの方は必ずチェック!(画面キャプチャ付きのマニュアル)実装ガイド✅使い始めの方は必ずチェック!(操作手順の紹介メインの実装ガイド)ソーシャルカスタマーサービスソーシャルアクティブサポート検討者向けSocial Studio分析応用TipsSocial Studioでリスニングを実施する際の分析軸のTipsがまとまっています!Webページエンゲージメントの概要ダッシュボード返答率、平均返答速度をKPI設定している方はぜひ確認ください!活用イベントカレンダー活用支援チームが開催しているイベント情報の確認と申込ページTrailheadSocial Studio の基本✅使い始めの方は必ずチェック!(特に投稿ユーザ)Social Studio でのソーシャルの活用✅使い始めの方は必ずチェック!(特に投稿ユーザ)ソーシャルカスタマーサービス戦略ソーシャルアクティブサポート検討者向けFAQFAQページSocial Studioに関するよくある質問をまとめてます