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この記事で学べることウォークスルーの実行状況の分析方法ウォークスルーのトラッキングデータウォークスルーやプロンプトのユーザの実行状況は”プロンプトアクション”という内部オブジェクトに記録されます。このオブジェクトをもとにレポートやダッシュボードを作成可能です。レポート・ダッシュボードの作成レポートやダッシュボードは一から作らなくても、AppExchange上にサンプルが提供されていますので、それをベースに自社に合ったものにカスタマイズしていくのが効果的です。AppExchange: “In-App Guidance Dashboard: Walkthrough Engagement”https://appexchange.salesforce.com/appxListingDetail?listingId=a0N4V00000G13VoUAJ&_ga=2.193468077.1658047654.1664023943-24743641.1664009685&tab=d以下は、カスタマイズしたダッシュボードの例です。まとめウォークスルーの実行状況は「プロンプトアクション」オブジェクトに記録されるので、レポートやダッシュボードを作ってウォークスルーの効果や改善策を分析することができます。
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この記事で学べることウォークスルーの基本的な作成方法。作成するウォークスルーウォークスルーの作成は比較的簡単ですが、実際に作成しながら学ぶのが早道です。この記事の中で、以下の動画中のウォークスルーを作成します。商談管理の操作を学んでもらうストーリーのウォークスルーです。最初にドッキングプロンプトが出て概要を動画で学び、次に対象プロンプトの中で自分の商談リストに移動するよう促されます。その後、商談レコードが開いてポイントとなる項目の説明が対象プロンプトで確認できます。ウォークスルーの作成アプリケーション内ガイダンスの設定から「追加」をクリックします。ウォークスルーは特定の画面が開かれたのをきっかけに最初のプロンプトを表示します。今回は特定の画面としてSalesアプリケーションのホームタブに設定していきます。最初にSalesアプリケーションのホームタブに遷移します。遷移したら右上の「作成」ボタンをクリックします。【解説】プロンプトの場所は、アプリケーションとページの組み合わせで決定されます。アプリケーションとは左上にあるワッフルマークからアクセスするアプリのことです。今回の場合は「Sales」になります。ページには、Lightningページ、レコードリストビュー(ビューは指定不可)、レコード(表示画面、新規作成画面、編集画面、コピー画面)を指定可能です。今回はLightningページの「ホーム」を選択します。ウォークスルーを選択して右下の「次へ」ボタンをクリックします。最初に表示するプロンプトとしてドッキングプロンプトを選択します。下の方にスクロールしていき、「カスタムテーマの色」で「選択可能な色」の中から濃い青を選択し、「色の値」にダークを選択します。この設定はプロンプトが見やすくなるのでお勧めです。「次へ」をクリックします。ヘッダー、タイトル、本文に以下のように文字を指定します。ヘッダー:まずはここから!タイトル:商談管理の基礎本文:まずは動画でサクッと概要を掴みましょう。一番下にスクロールしていき、「動画の埋め込みURL」に以下の値を指定します。https://www.youtube.com/embed/4dRNgbcpusEこれで1つめのプロンプトが完成です。次のプロンプトを追加するために、右上の「ステップを追加」ボタンをクリックします。商談タブに遷移します。プロンプト種別として「対象プロンプト」を選択します。下の方にスクロールしていき、「ターゲティングモード」をクリックしたあと、商談のビュー選択部分をマウスでクリックします。「次へ」ボタンをクリックします。以下のように文字を指定します。タイトル:自分の商談リストを取得本文:ビューの選択リストから「私の商談」を選択します。ファイル:以下のアニメーションGIFファイルをアップロードします。私の商談ビューに切り替える手順.gif代替テキスト:手順閉じるボタンの表示ラベル:閉じるこれで2つめのプロンプトが完成です。次のプロンプトを追加するために、右上の「ステップを追加」ボタンをクリックします。どれか商談レコードを開きます。プロンプト種別として「対象プロンプト」を選択します。下の方にスクロールしていき、「ターゲティングモード」をクリックしたあと、売上予測分類あたりをマウスでクリックします。「次へ」ボタンをクリックします。以下のように文字を指定します。タイトル:分類は以下を目安に選択します本文:パイプライン:20%達成予測 :50%最善達成予測:80%閉じるボタンの表示ラベル:閉じるこれで3つのプロンプトをもつワークフローが完成です。右上の「保存」ボタンをクリックします。保存にあたってウォークスルーの様々な指定を行います。まずはアクションの指定です。「アクション」とは、最後のプロンプト上に表示させるリンクボタンです。ここでは何も指定せずに「次へ」ボタンをクリックします。次にスケジュールです。スケジュールでは、ウォークスルーをユーザに表示する期間や回数を指定します。ここでは「開始日」に今日の日付を指定して「次へ」ボタンをクリックします。プロファイルでは、ウォークスルーを表示するユーザをプロファイルで指定します。ここでは「プロファイル制限なし」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。権限では、ウォークスルーを表示するユーザを権限を指定することで指定します。カスタム権限を作って運用することが考えられます。ここでは「権限の制限なし」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。最後にウォークスルーの名前とAPI参照名を指定します。「有効」チェックボックスにチェックが入っていることを確認して「保存」ボタンをクリックします。これでウォークスルーが完成しました。ウォークスルーのテストアプリケーションガイダンスの一覧から作成したウォークスルーに対してプルダウンメニューからプレビューを選択します。プレビューが始まりますので、ウォークスルーの動作確認を行います。プレビューですので、実際にウォークスルーを実施したことにはなりません。まとめウォークスルーの作成は案内に従って操作していくだけで簡単に作成できます。
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この記事で学べることウォークスルー機能の環境セットアップ方法。管理者用セットアップアプリケーション内ガイダンスはDeveloper Editionを含み、Essential Edition以上の全てのSalesforce Editionで利用可能です。左図の設定画面からセットアップしますのでこの画面がアクセス可能か確認します。セットアップは基本的にはシステム管理者が行います。システム管理者以外が行う場合に必要な権限はヘルプを御覧ください。利用ユーザ用セットアッププロンプトのみの利用だったり、無料の範囲でウォークスルーを利用する場合は、利用者向けのセットアップは必要ありません。有償ライセンスでウォークスルーを使用する場合は、利用ユーザに権限セット「ウォークスルーへのアクセス」を割り当てます。まとめウォークスルーの利用には適切な権限をユーザに割り当てます。
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この記事で学べることウォークスルー機能の概要。アプリケーション内ガイダンス = プロンプト & ウォークスルーSalesforceには「アプリケーション内ガイダンス」という標準機能があり、ユーザが操作している画面に使い方やガイドをポップアップで表示させることが可能です。使い方やガイドなどのコンテンツは独自に作成することが可能であり、自社に合わせた分かりやすいガイドをユーザに提供できます。アプリケーション内ガイダンスには「プロンプト」と「ウォークスルー」の2つの機能があります。プロンプト以下3種類のプロンプトを表示できます。表示対象の場所(アプリケーション、オブジェクト、Lightningページ)を指定したり、表示スケジュールや頻度や表示対象ユーザをプロファイルで指定することも可能です。プロンプトは標準機能なので無料であり、Salesforce組織全体で500個作成可能です。ウォークスループロンプトを最大10個まで組み合わせて連続して表示し、一連の操作をガイドできる機能です。例えば以下のような動作をさせて、商談作成のガイドを行うことが可能です。ウォークスルーは、Salesforce組織に無料で3個ついてきて全ユーザが利用できます。EnablementやSales Enablementを購入することで500個まで拡張することができ、利用ユーザに権限セットライセンスを付与します。この時、無料分の3個のウォークスルーとは区別がされませんので、今まで無料で利用していたユーザも含めて利用ユーザには全員権限セットライセンスが必要になってきます。まとめウォークスルーは一連の操作をユーザにSalesforce内で分かりやすくガイドするための機能です。
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当該製品は新規販売を終了しています。この記事で学べることSalesforce側で設定されているIPアドレス制限のためにセットアップが出来ないことの回避方法IPアドレス制限の確認とホワイトリストへの追加Sales EnablementサイトはSalesforce組織に外部からアクセスします。そのため、Salesforce組織側でIPアドレス制限をかけていると、セットアップやログインが出来ません。IPアドレス制限を行っている場合は、以下のSales Enablementサイト用IPアドレスを追加してSalesforce組織にアクセスできるように設定します。52.6.127.22552.205.38.3852.205.40.3352.205.41.207最新のIPアドレスは、公開ナレッジ「許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメイン」をご確認ください。学習ツールヘルプ「組織の信頼済み IP 範囲の設定」ヘルプ「拡張プロファイルユーザインターフェースのログイン IP アドレスの制限」まとめSalesforce側でIPアドレス制限をかけている場合は、Sales Enablementサイトがアクセスできるように設定を緩和する必要があります。
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2024年2月から製品名がSales Programに変更されました。この記事で学べることEnablementに関する関連情報ヘルプhttps://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.enablement.htm&type=5Trailheadモジュール「Salesforce イネーブルメントの基本」https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/saleforce-enablement-basics
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2024年2月から製品名がSales Programに変更されました。この記事で学べることEnablementの製品としての制限事項(Spring’23時点)制限値以下に製品としての制限値を示します。最新情報はヘルプを御覧ください。その他の制限事項マイルストンの進捗更新はローカルタイムで6:59 am, 11:59 am, 4:59 pm, 11:59 pmの4回で変更不可。プログラムの進捗バーの更新はローカルタイムで5:00amと8:00pmの2回で変更不可。プログラムのアサイン通知メール送信時間はローカルタイムの5:00amで変更不可。プログラムの開始日は土日以外しか指定できず、締め切りは土日を除いた日数でカウントされ、カスタマイズ不可。Enablementに付属するCMS用コンテンツ容量は10GB。組織にプールされているコンテンツ容量を利用可能。SandboxはFull Sandboxのみサポート。SandboxではTrailheadを課題として追加できない。Trailhead以外の課題はクリックするだけで完了となる。まとめ製品の制限事項を考慮しながらイネーブルメントプログラムの運用を検討します。
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2024年2月から製品名がSales Programに変更されました。この記事で学べることイネーブルメントプログラムの実施状況をトラッキングする方法プログラムの実施状況をトラッキングするプログラム、マイルストン、課題の単位でユーザや全体をトラッキングするダッシュボードが提供されます。各イネーブルメントプログラムレコード上から「分析を表示」アクションで直接ダッシュボードに遷移することが可能です。注意)「分析を表示」アクションで表示されるダッシュボードは製品提供のダッシュボードのみであり、別のダッシュボードは指定できません。製品提供のダッシュボードを削除すると復元できませんのでご注意ください。製品提供のダッシュボードを翻訳したりカスタマイズする場合は、バックアップ用にコピーしてから行うようにします。<Spring’23 ダッシュボードの翻訳例>トラッキング用オブジェクト構成ダッシュボード、レポート用に内部オブジェクトと標準レポートタイプ ”Milestone and Exercise Progress”、”Program Progress”、”Program Definition”、”Program Task Progress”が提供されます。このオブジェクトからカスタムレポートタイプも作成可能です。まとめ標準提供のダッシュボードでイネーブルメントプログラムの実施状況をトラッキングできます。
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2024年2月から製品名がSales Programに変更されました。この記事で学べることイネーブルメントプログラムのアサイン方法イネーブルメントプログラムをユーザにアサインするイネーブルメントプログラムのレコード上からユーザにプログラムをアサインします。アサイン後、ユーザはガイダンスセンターからプログラムにアクセスできるようになります。ユーザにはイネーブルメントプログラムがアサインされた旨がメールで通知されます。まとめイネーブルメントプログラムのアサインは、ユーザ単位、グループ単位で指定可能で、イネーブルメントプログラムのレコード上からアサイン操作を行います。
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2024年2月から製品名がSales Programに変更されました。この記事で学べること課題の作成方法課題作成方法の概要課題は、Salesforce CMSや公開Trailheadからコンテンツを選択して作成します。CMSワークスペースへのコンテンツ登録Enablementを購入すると「有効化」という特別なSalesforce CMSワークスペースが出来ます。ここに課題に対応するコンテンツを作成します。コンテンツの管理には、Salesforce CMS自体の管理機能が利用可能です。管理権限の分離(全体管理、コンテンツ管理、コンテンツ作成者)、フォルダ管理、バージョン管理などが可能です。3種類のコンテンツEnablement用にSalesforce CMSの3つのコンテンツタイプが提供されます。課題作成の例前記事で定義したイネーブルメントプログラムの3つの課題(動画、ドキュメント、レッスン)の中身を作成します。動画コンテンツをこれから作成します。Enablementワークスペースを開いて「コンテンツ」をクリックします。「動画」を選択します。以下のように入力して動画コンテンツを作成して保存をクリックします。タイトル:Salesforceを活用した効率的な営業活動コンテンツスラッグ:how-to-sales-using-salesforce説明:Salesforceは、企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューション。マーケティング、営業、Eコマース、カスタマーサービスなどすべての部署で、顧客一人ひとりの情報を一元的に共有できる統合CRMプラットフォームです。時間:5動画の埋め込みURL:https://www.youtube.com/embed/dtMK8eP8UYw次にドキュメント用のコンテンツを作成します。リンクを選択して作成ボタンをクリックします。以下のように入力してリンクコンテンツを作成して保存をクリックします。タイトル:提案書ボックスコンテンツスラッグ:proposal-box説明:過去の優れた提案書はここからアクセスできます。時間:60URL:(自社の提案書共有サイトのURLを指定してください)次にレッスン用のコンテンツを作成します。リッチテキストを選択して作成ボタンをクリックします。以下のように指定します。タイトル:全く新しい商品の売り方コンテンツスラッグ:how-to-sell-bandnew-products説明:3つのポイントを意識することで、新しい商品を効果的に販売することができます。顧客のニーズに応じて商品を開発し、強力なマーケティング戦略を確率していきましょう。最初のセクションに以下のように入力して「セクションを追加」ボタンをクリックします。主要概念:ユーザーのニーズを把握するレッスンのコンテンツ:最初に、新しい商品を販売する際には、どのようなニーズがあるのかを把握することが重要です。市場調査やオンラインフォーラムなどを通じて、顧客が求める特定のフィーチャーや機能を確認しましょう。この情報を元に、新商品を開発するときに顧客の要求に応じて機能やデザインを調整することができます。セクション2に以下のように入力して「セクションを追加」ボタンをクリックします。主要概念:マーケティング戦略を確立するレッスンのコンテンツ:新しい商品を販売するためには、強力なマーケティング戦略が不可欠です。新商品の特長やメリットを明確に伝え、顧客にとって何が魅力的なのかをアピールすることが大切です。ソーシャルメディア、広告、イベントなどを活用して、新商品の情報を伝えましょう。セクション3に以下のように入力して「保存」ボタンをクリックします。主要概念:顧客とのコミュニケーションを取るレッスンのコンテンツ:新しい商品を販売する際には、顧客とのコミュニケーションが重要です。顧客のフィードバックを受け付け、問題を解決するためのサポートを提供することが大切です。オンラインフォーラムやソーシャルメディアなどを通じて、顧客とのコミュニケーションを取り、新しい商品に対する顧客の要求や提案を取り入れることができます。ワークスペースに移動し、これまでに作成した3つのコンテンツがドラフト状態なことを確認します。各3つのコンテンツを開いて、公開ボタンをクリックします。3つとも全て公開済みになっていることを確認します。プログラムを開き、動画の課題に対して日とコンテンツを検索して指定します。※ 日を入力すると課題やマイルストンが自動的にソートされます。ドキュメントの課題に対して日とコンテンツを検索して指定します。レッスンの課題に対して日とコンテンツを検索して指定します。プログラムを保存してから公開します。まとめ課題のコンテンツはSalesforce CMSに作成します。コンテンツは、リンク、動画、リッチテキストの3つがあります。
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2024年2月から製品名がSales Programに変更されました。この記事で学べることマイルストンとイネーブルメント基準の作成方法マイルストン概要マイルストンではKPI/KSFに対応するSalesforce内のオブジェクトレコードの作成状況をトラッキング可能です。オブジェクトリレーションに基づき基準を使って以下のような様々な目標を設定可能です。マイルストンの作成マイルストンにより、どのイネーブルメント基準をどれぐらいいつまでに達成するのか指定します。イネーブルメント基準は予め作成しておくか、後で作成してマイルストンに指定します。題名:ユーザに表示されるマイルストンの名前を指定。説明:ユーザに表示されるマイルストンの説明。何をトラッキングしてどういう意味があるのかをユーザ向けに分かりやすく記述する。日:プログラムがユーザにアサインされてからこのマイルストンを完了させるまでの日数を指定。ユーザ側には期日として日付が表示される。基準:Salesforce内のレコードをトラッキングする基準(後述)を選択して指定。基準は予め作成しておく。基準対象:基準でトラッキングする数値の目標値を指定。ユーザ側には「現在値/基準対象」の形で表示される。結果ベースのプログラムイネーブルメントプログラムは ”結果ベースのプログラム” として定義し、基準を使ってプログラムが目的とする最終的な目標をトラッキングすることが可能です。マイルストンがKPIなのに対して、結果はKGIというイメージです。イネーブルメント基準作成概要イネーブルメント基準により開発することなく以下の流れで業務目標となるSalesforce内のオブジェクトレコード数や各項目の積み上げ集計値を定義して各マイルストンで利用できます。イネーブルメント基準は、上述の4つのステップをダイアログ形式で作成可能です。イネーブルメント基準作成例前記事で定義したイネーブルメントプログラムの結果とマイルストン用のイネーブルメント基準を定義します。イネーブルメントプログラムのタブからボタン「イネーブルメント基準に移動」をクリックします。ボタン「新規」をクリックします。結果として設定した目標用に以下のように名前と説明を入れて「次へ」ボタンをクリックします。基準名:商談クローズ件数説明:自身が所有者の受注クローズ商談をカウントします。商談レコードをカウントするので、オブジェクトに商談を選択し、次へボタンをクリックします。以下の画面のように入力し、次へボタンをクリックします。カウントする商談レコードの条件として受注商談をカウントしたいので以下の画面のように入力して次へボタンをクリックします。項目名:フェーズ演算子:「次の文字列と一致する」(左画面では画面サイズの関係上、後半が表示されていません)項目値:Closed Wonここまで指定した基準が意図した通りに動作するか確認します。ユーザに管理者を指定し、プレビューの開始日に十分に古い日付をセットしてプレビューボタンをクリックします。前のステップで指定した「表示項目」「日付項目」でヒットしたレコードが表示されます。意図したレコードがヒットすればOKです。保存ボタンをクリックします。次に、確度20%以上の商談をカウントする基準を作成します。イネーブルメント基準に戻って新規ボタンをクリックします。以下のように入力して次へボタンをクリックします。基準名:確度20%以上の商談件数説明:自身が所有者の確度20%以上の商談をカウントします。商談レコードをカウントするので、オブジェクトに商談を選択して次へボタンをクリックします。以下の画面のように入力して次へボタンをクリックします。カウントする商談レコードの条件として 確度20%以上の商談をカウントしたいので以下の画面のように入力して次へボタンをクリックします。ここまで指定した基準が意図した通りに動作するか確認します。ユーザに管理者を指定し、プレビューの開始日に十分に古い日付をセットしてプレビューボタンをクリックします。前のステップで指定した「表示項目」「日付項目」でヒットしたレコードが表示されます。意図したレコードがヒットすればOKです。保存ボタンをクリックします。ここまで作った2つの基準を有効化して状況を稼働中にします。稼働中にすることで、プログラム中から利用できるようになります。イネーブルメントプログラムのタブから「新人向け営業力向上実践プログラム」を編集モードで開きます。プログラムの結果に対して、前のステップで作成した基準を検索して指定します。合わせて日付、基準対象を以下の画面のように指定します。マイルストンに対して、前のステップで作成した基準を検索して指定します。合わせて日付、基準対象を以下の画面のように指定して保存ボタンをクリックします。まとめイネーブルメント基準はノーコードでSalesforce内のレコードをカウントすることができ、マイルストンや結果にKPIとして定義することが出来ます。
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2024年2月から製品名がSales Programに変更されました。この記事で学べることイネーブルメントプログラムの作成方法イネーブルメントプログラム作成概要イネーブルメントプログラムはプログラムビルダーにより作成します。ドラッグ&ドロップでマイルストンや課題を配置して視覚的に簡単に組み立てることができます。イネーブルメントプログラム作成例プログラムビルダーを使ってイネーブルメントプログラムの大枠を作ってみます。マイルストンや課題を定義しますが、ここでは枠だけ作っておいて中身は後の記事の中で作成します。イネーブルメントプログラムのタブからボタン「新規」をクリックします。ここではテンプレートは使わずに1から作成してみます。「新規イネーブルメントプログラム」を選択します。以下のように入力します。プログラム名:新人向け営業力向上実践プログラム説明:「新人向け営業力向上実践プログラム」は、営業未経験者でも即戦力となるスキルを身につけることができる独自のトレーニングプログラムです。実践的な課題やシミュレーションを通じて、営業力を効果的に向上させることができます。結果をクリックして選択し、以下のように入力します。タイトル:商談を3件クローズする説明:当プログラムの最終目標です。自身が所有者の商談にて3件以上の受注商談を成立させましょう。セクションをドラッグ・アンド・ドロップで配置し、以下のように入力します。タイトル:営業としての基礎固め動画をセクションの中にドラッグ・アンド・ドロップして、以下のように入力します。題名:Salesforceを活用した効率的な営業活動説明:営業成績を上げるにはSalesforceを使い倒すことが早道です。活用方法を学んで効率的に営業活動を行いましょう。ドキュメントをセクションの中にドラッグ・アンド・ドロップして、以下のように入力します。題名:良い提案書を学ぶ説明:実際に社内のトップ営業が作成した提案書からは多くのことが学べます。自身の業界に合ったものを見て提案書の肝を盗みましょう。レッスンをセクションの中にドラッグ・アンド・ドロップして、以下のように入力します。タイトル:全く新しい商品の売り方説明:3つのポイントを意識することで、新しい商品を効果的に販売することができます。顧客のニーズに応じて商品を開発し、強力なマーケティング戦略を確率していきましょう。マイルストンをセクションの下にドラッグ・アンド・ドロップして、以下のように入力します。題名:確度20%以上の商談を10件積み上げる説明:闇雲に商談を作成してもいけません。ある程度の確度の商談を積み上げていくことが目標達成には必要です。保存ボタンを押します。まとめイネーブルメントプログラムは、プログラムビルダーを使ってドラッグ&ドロップでマイルストンや課題を配置して視覚的に簡単に組み立てることができます。