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(2022年10月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/TGeXbhV1YTFFpio7J5rXSC全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関する重要なお知らせ」の10月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2022年10月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分と、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。Winter ‘23のバージョンアップが、10/16に実施されました。新機能に関するウェブセミナーが、11/8~11にスケジュールされています。新機能ウェブセミナーの申し込みページへのリンクより、お申し込みができるようになっていますので、奮ってご参加ください。関連リンクWinter'23プレリリース環境のサインアップサイトWinter’23 リリースノート(日本語)Salesforce Sandbox プレビュー手順リリースサイトRelease in a BoxリリースモジュールRelease Overview DeckFeature MatrixThe 360 Blogバージョンアップに備えましょうWinter '23 新機能リリース続いて、Winter '23リリースノートの更新情報についてです。9月分と10月分の更新の中で、重要なものをピックアップしています。Spring '23 での一部のユーザの MFA の自動有効化 (リリース更新)先月の「Salesforceの運用に関する重要なお知らせ」では、ユーザ数が100名未満の組織において、Winter '23のリリース更新画面にMFAの自動有効化が表示される予定である旨お伝えしました。今回の変更点は、100名未満の条件は使用しなくなった旨が追記されています。そのため、100名以上のユーザ数がいる組織の管理者様も、必ずリリース更新画面をご確認いただけますよう、お願いします。リリース更新にMFAの自動有効化が表示されていたら、Spring '23に自動有効化が行われる予定なので、その前にSalesforceに直接ログインするユーザ様に対するMFAの設定が完了していることをご確認お願いします。Review Hourly Send Limits for Single Emailsメールコンポーザー(=メールアクション)を使って、外部へメール送信をする場合の、時間毎の新たな制限がついかされたという内容です。今まで、Salesforceの画面から、手動で送信するメールについては、特に制限はありませんでしたが、2022年9月22日以降に新規作成された組織については、1時間毎に250件までという制限ができました。なお、既存の日次送信制限(5000件)は変わりません。My Domain Login Page Was Changed[私のドメインの画面に、認証プロバイダーや証明書を使用してログインができるような設定をしている場合に、ログイン ページの表記に変更が加わったという内容になります。変更前後の画面は、リリースノートでご確認いただけます。より大量の予測をさらにすばやく保存をするというCRMAの機能の正式リリース大規模な予測の書き戻しが有効になっている時の、デフォルトの制限に関する情報が更新されました。今まで200万だったものが500万に変更されました。Chatter Free and Chatter External Users Are Automatically Excluded from MFA Auto-Enablement and Enforcement皆様ご存知の通り、Chattr FreeやChatter Extrnal UserはMFAの対象外です。そのため、MFAの自動有効化や強制適用の対象にはならない旨が追加されました。関連リンクSpring '23 での一部のユーザの MFA の自動有効化 (リリース更新)Review Hourly Send Limits for Single EmailsMy Domain Login Page Was Changedより大量の予測をさらにすばやく保存 (正式リリース)Chatter Free and Chatter External Users Are Automatically Excluded from MFA Auto-Enablement and Enforcement次は、IE11のサポート終了に関するお知らせです。こちらはこれまでのご案内と変更はありませんが、重要な内容なので再掲載しています。Microsoft社がIE11のサポートを終了したことを受けて、Salesforceも今年一杯でIE11のサポートを終了します。IE11をご利用中のお客様は、サポートされているブラウザへの移行をお願いします。関連リンクLightning Experience でサポートされるブラウザおよびデバイスすべてのブラウザに関する推奨事項と要件Lightning Platform における IE11 サポート終了について続いてはLightning Syncに関する情報です。こちらも新たな情報はありませんが、重要な内容のため再掲載となります。Microsoft社は2022年10月から、Exchange Onlineの基本認証の廃止をアナウンスしています。そのため、Lightning Syncの接続方法として、サービスアカウントを使用している場合には、今月中に接続方法の移行が必要です。対応方法など詳細につきましては、関連リンクをご確認ください。関連リンクReview Microsoft Announcements on Basic Authentication Retirement for Exchange OnlineMicrosoft Office 365 での Lightning Sync サービスアカウント接続方法についてそして、MFA関連のリソースの更新情報です。Salesforce 多要素認証に関する FAQ のナレッジが、英語版のみ10/7に更新されています。また、多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ のナレッジが、英語版のみ9/28に更新されています。関連リンクTrailblazer Community:多要素認証(MFA)コミュニティ 日本Salesforce 多要素認証に関する FAQ多要素認証(MFA)設定マニュアル ダウンロード多要素認証 (MFA) 適用ロードマップMFA特設ページロードマップの具体的な変更点は、Marketing CloudのInteligence(Datrama)の強制適用が10/6に実施されました。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップMFAのナレッジの変更点は、以下5点です。#1:ナレッジに、自動有効化と強制適用についての説明のセクションが追加されました#2:U2Fセキュリティキーに関するセクションが削除されました#3:リカバリーコードを主要な検証方法として使用すべきではない旨が追記されてます以下は、パートナー様向けの情報です。#4:パートナーがお客様のユーザアカウントを使用する場合の MFA の取り扱いについて追記されてます#5:1 つのユーザアカウントを複数のパートナーが使用する場合のガイダンスが追記されました。詳細は関連リンクに纏められておりますので、パートナーの皆様はご確認お願いします。関連リンクHow to Satisfy the MFA Requirement for the Partner Admin Shared Login Use Case続いてはインフラ強化に関する情報です。最初にインスタンスリフレッシュについてです。インスタンスリフレッシュは、アップグレードされたインフラストラクチャで構成されているインスタンスにお客様の組織を移動することで、パフォーマンスレベルを維持することを目的としています。今後の予定として、本番組織ではなく、(主に日本以外のお客様の)Sandboxにおいて2022年11月6日と12月18日にインスタンスリフレッシュが予定されています。上記スライドに記載されているインスタンスにてSandboxをご利用のお客様は、関連リンクをご確認いただき、ご準備をお願い致します。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンス続いて、「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジに更新がありました。ARINで使用されているIPアドレス範囲に新しい範囲が追加されていますので、Salesforce 組織からのメール受信をIPアドレスでフィルタされているお客様はナレッジをご確認ください。また翻訳版ナレッジの更新が完了していないため、詳細につきましては英語版のナレッジをご確認ください。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて今後自動適用が予定されているリリース更新をご紹介します。Spring'23で自動適用されるリリース更新は、現時点で13個が予定されています。関連リンクユーザの個人情報のより強力な保護の有効化Experience Cloud サイトで Apex によって取得されるナビゲーションメニューへのユーザアクセス権限の適用コンテンツ盗聴保護を有効化拡張ドメインの有効化ICU ロケール形式の有効化リリース更新の中には、お客様組織おけるログインの動作や使用されるURLについて変更が行われる更新、またお客様のカスタマイズについても動作に変更が加わる可能性がある更新がございます。そのため、事前にお客様組織における影響を確認するためにも、リリース更新の内容をご確認いただき、Sandboxにて動作確認/テストを実施いただくことを推奨しております。今回はこれらのリリース更新のなかで、特にご認識いただきたい更新を2つご紹介します。関連リンクVisualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化Visualforce ページのクロスサイトスクリプティングを防止するための <apex:inputField> 要素の label 属性のエスケープSpring '23 での一部のユーザの MFA の自動有効化メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行Experience Cloud ゲストユーザには詳細なフロー権限が必要SAML シングルサインオンフレームワークのアップグレードケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用ユーザコンテキストでの REST API を介したフローの実行1つ目は「SAML シングルサインオンフレームワークの更新」です。こちらは以前にもご紹介いたしましたが、このリリース更新が自動適用されると、 SAMLによるシングルサインオンの動作に影響を与える可能性がございますため、Sandboxでリリース更新を有効にしていただき、動作の事前確認をお願い致します。関連リンクSAML シングルサインオンフレームワークのアップグレード (リリース更新)サービスプロバイダとして Salesforce を使用した SAML シングルサインオンSAML ID プロバイダとしての SalesforceSalesforce 組織または Experience Cloud サイト間の SAML SSO の設定シングルログアウト2つ目は拡張ドメインです。こちらも以前からご紹介しておりますが、最新のブラウザ要件に準拠することを目的として、Salesforce 組織のドメイン形式を更新します。Experience Cloud のような外部公開しているURLを含む複数のURLが更新されるため、Sandbox で拡張ドメインを有効化することによる事前確認を推奨しており、併せて自動適用前に本番環境へ適用することも推奨しております。影響度の高い更新となりますため必ずご確認いただけますと幸いです。関連リンクSalesforce ドメイン (「私のドメイン」 と拡張ドメイン) の変更に備えた準備拡張ドメインを使用する理由My Domain and Enhanced Domains Quick Reference Guide拡張ドメインの有効化とその準備 拡張ドメインの有効化続いて、機能の廃止についてです。まずは、Marketing Cloudに関するもので、Thunderhead が組み込まれた従来版の Interaction Studio 製品の廃止です。こちらは2023 年 3 月 1 日に廃止が予定されています。関連リンクMC Interaction Studio Thunderhead Retirement続いて、「Salesforce Maps ライブ追跡のサードパーティインテグレーション」です。こちらは機能の契約期間によって廃止日が変わりますのでご確認ください。関連リンクSalesforce Maps ライブ追跡のサードパーティインテグレーションの廃止について新たな情報ではございませんが、赤枠に記載の Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について、影響度の大きい更新の一つですので改めてご紹介させていただきます。API バージョン21.0~30.0は、既にSummer’22 でサポート終了となっておりましたが、今後は来年2023年6月をもちまして利用不可とすることを予定しております。お客様の利用状況や開発内容によっては、対応に時間がかかる場合もございますので早めの対応を推奨しております。確認方法や対応方法につきまして、ナレッジなどのコンテンツをご用意しておりますのでご確認ください。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止Salesforce Event Log File BrowserEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別10月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2022年9月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/DrAUyeTH7SDVFPNesGYh68全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関する重要なお知らせ」の9月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2022年9月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分と、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずはWinter '23リリースノートの更新情報です。こちらではリリースノートの更新情報のうち、管理者様に特にご認識いただきたいものを4点ピックアップしてご紹介します。1つ目は、Field Serviceをご利用のお客様向けの情報です。サービス予定オブジェクトにあるスケジュールモードという項目の選択リストオプションが変更されるという内容です。もしスケジュールモード項目の値を条件にしたレポートや自動化処理をしている場合は、今までに無い値が入ることによって動作が変わる可能性がありますので、事前に確認をしていただくことを推奨します。2つ目は、Winter '23で適用される予定だった「Visualforce式言語の解析でのgetterおよびsetterアクセス修飾子の検証」というリリース更新が無期限延期になったという情報です。既に有効化しているお客様への影響はございませんので、ご安心ください。3つ目は、Financial Service Cloudに興味をお持ちのお客様へのご案内です。Financial Service Cloudのトライアル組織のサインアップURLがリリースノートに追加されました。今サインアップすると、Winter '23の新機能を試せる状態のFSCの組織が作成されます。4つ目は、Experience Cloudサイトをご利用のお客様向けの情報です。Experience Builderで、サイト上でのクリックジャック保護用の信頼済みサイトを指定できるのですが、拡張されたLWRのサイトには適用されない旨が追記されました。各ご案内の詳細につきましては、リリースノートをご覧いただければ幸いです。関連リンク新しいオブジェクトと変更されたオブジェクトVisualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証 (リリース更新)Create a Financial Services Cloud Pre-Release Trial Orgサイト上でのクリックジャック保護用の信頼済みサイトの指定続いてWinter'23リリースに関するご案内です。8/15時点のリリースノートの翻訳が終わり公開されています。英語版のリリースノートは随時更新されているため、最新情報の確認をされる場合には、引き続き英語版をご参照ください。そして、すべて英語版となりますが、Release in a Box、Release Overview Deck、Feature MatrixのURLを追加しました。こちらで、Winter '23 リリースの注目機能の概要が纏められた動画等を視聴できるようになっていますので、ぜひお時間あるときにご確認ください。続いて、日本語の情報です。新機能ウェブセミナーの申し込みページへのリンクを追加しました。また、Winter '23でワークフロールールの新規作成ができなくなる予定です。これは、将来的なワークフロールールの廃止に向けたステップの1つであり、将来的にフローへの移行が必要となります。サクセスナビには、Winter '23リリースで追加されるフローの便利機能も載っていますので、ぜひ確認をしてみてください。関連リンクWinter'23プレリリース環境のサインアップサイトWinter’23 リリースノート(日本語)Salesforce Sandbox プレビュー手順リリースサイトRelease in a BoxリリースモジュールRelease Overview DeckFeature MatrixThe 360 Blogバージョンアップに備えましょうWinter '23 新機能リリース次は、IE11のサポート終了に関するお知らせです。こちらはこれまでのご案内と変更はありませんが、重要な内容なので再掲載しています。Microsoft社がIE11のサポートを終了したことを受けて、Salesforceも今年一杯でIE11のサポートを終了します。IE11をご利用中のお客様は、サポートされているブラウザへの移行をお願いします。関連リンクLightning Experience でサポートされるブラウザおよびデバイスすべてのブラウザに関する推奨事項と要件Lightning Platform における IE11 サポート終了について続いてはLightning Syncに関する情報です。こちらも新たな情報はありませんが、重要な内容のため再掲載となります。Microsoft社は2022年10月から、Exchange Onlineの基本認証の廃止をアナウンスしています。そのため、Lightning Syncの接続方法として、サービスアカウントを使用している場合には、今月中に接続方法の移行が必要です。対応方法など詳細につきましては、関連リンクをご確認ください。関連リンクReview Microsoft Announcements on Basic Authentication Retirement for Exchange OnlineMicrosoft Office 365 での Lightning Sync サービスアカウント接続方法についてこちらは、新しい情報になります。Winter '24(2023年10月)に、一部の日本語(カタカナ)の表示ラベルが変更されます。お客様のデータ自体への影響はありませんが、例えば、RPA等で表示ラベル名を元にした判定処理を実装されていたり、お客様にて作成された手順書がある場合には、その修正対応が必要になる場合があります。関連リンクを早めにご確認いただき、自組織への影響有無を確認するようにしてください。関連リンクPrepare for the Japanese Katakana Style ChangeWinter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備についてここからは、MFAの自動有効化と強制適用のロードマップに関する情報で、2つの更新があります。1点目は、Herokuの強制適用が来年1/9 ~ 1/31の間に実施される予定となりました。2点目は、Marketing CloudのIntelligenc(Datorama)の強制適用が9/29に実施されました。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて、Winter'23におけるMFAの更新情報です。こちらも、前回と内容に差異はありませんが、重要な情報のため再掲載です。Winter '23では、ユーザ数100名未満の組織で、直接Salesforceにログインするユーザに対してMFAを自動で有効化するリリース更新が利用可能になります。ユーザ数100名未満の組織の管理者様は、Winter '23のリリース日以降にリリース更新画面をご確認いただき、既にMFAを適用する準備が整っている場合には、リリース更新の画面から適用いただけますよう、お願いします。関連リンクBe Ready for Multi-Factor Authentication Auto-EnablementMFA To Be Auto-Enabled for Some Customers in Spring ’23 続いてはインフラ強化です。「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」の記事が9月10日に更新されました。変更点としては、記載内容自体(IPアドレス範囲やドメイン)に変更はなく、この記事の序文に記載されている Hyperforce に関する注意事項が太字表記されたものとなります。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、10月にリリースが予定されているWinter’23に関するリリース更新情報です。リリース更新はお客様組織への影響を及ぼすものもございますので、管理者や開発者の皆様は必ずご確認をお願いいたします。前回からの変更としましては、赤字で記載されている通り適用時期が延期となったものが2点あることです。Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証適用時期が無期限延期となりました。ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化についてSpring’23へ適用時期が延期されました。関連リンク権限セットの期限切れと拡張 UI の有効化Visualforce JavaScript Remoting の適用を有効化Salesforce CPQ のブラウザパフォーマンスの改善の準備制限されたオブジェクト権限を含む権限セットライセンスに関連付けられた権限セットからゲストユーザの割り当てを削除Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化について続いて、機能の廃止についてです。新たな情報ではございませんが、赤枠に記載の Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について、影響度の大きい更新の一つですので改めてご紹介させていただきます。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止API バージョン21.0~30.0は、既にSummer’22 でサポート終了となっておりましたが、今後は来年2023年6月をもちまして利用不可とすることを予定しております。お客様の利用状況や開発内容によっては、対応に時間がかかる場合もございますので早めの対応を推奨しております。確認方法や対応方法につきまして、ナレッジなどのコンテンツをご用意しておりますのでご確認ください。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止Salesforce Event Log File BrowserEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別最後に、機能廃止リストに新たに追加された2点をご紹介いたします。いずれも、Marketing Cloud 製品に関するもので、契約期間に応じて廃止終了日は異なります。MC Social StudioGoogle Analytics 3609月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この記事で学べることWinter '24で実施予定の[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備について知ることができます。日本語(カタカナ)の表示ラベル変更とは?(どこが変わりますか?)Sales Cloud、Service Cloud、Platform等のSalesforce Platformを利用する製品において、ユーザーインターフェースの日本語表示ラベルに使用されているカタカナ表記の一部が、従来のJIS規格に準じた表記からより発音に近い表記に変更されます。(全126語)*変更対象の完全なリストは、Winter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(ナレッジ)からダウンロードできます。これらのラベルが使用されている場所は以下の通りです。これらのラベルの使用箇所の例例1) ユーザーが業務で使用する画面(変更前)フォルダ → (変更後)フォルダー例2) システム管理者が利用する設定画面(変更前)ユーザ → (変更後)ユーザー(変更前)マネージャ →(変更後)マネージャー例3) Salesforceのログイン画面背景(この変更を行う理由)は?外来語の表記に関する内閣告示に従い、Salesforceの全ての製品やドキュメントでスタイルの一貫性を保つことが目的です。ソフトウェアの画面と技術製品のカタカナ語(外来語)については、Salesforceが日本語の画面を提供し始めた当初は、JIS規格に準拠した表記を使用するのが一般的でしたが、現在はより発音に近い表記が一般的となっています。*TableauやSlackといった買収製品では既に新しい表記が用いられています。影響範囲と対応について教えてください影響範囲は、画面上の表示ラベルの変更のみのため、お客様のデータ自体への影響はありません。ただし、例として以下のような点については、運用によっては手順書等の修正対応が必要になる場合があります。事前に、お客様組織においての影響有無をご確認いただくことを推奨します。お客様が自組織のエンドユーザー用に準備した手順書内表記と実際の画面表記との差異(スクリーンショット、動画含む)が生じる可能性があります。お客様のRPA等で、表示ラベル名を元にした判定処理を実装している場合、正常に動作しない可能性があります注)表示ラベル名をもとにした判定は一般的に推奨されません。Salesforceのドキュメント(ヘルプ、Trailhead、開発者ガイド等)内の表記の更新は、Winter '24以降に段階的に実施します。変更が完了するまでは、画面表記とドキュメントとの差異が生じます。表示ラベルの文字数が増えることで、画面によっては表示ラベルの折り返し表示、あるいは表示しきれない文字の省略(切り落とし)が発生する可能性があります。実施スケジュール*Sandboxプレビュー環境でのリリースタイミングは異なります(リリースの正式なスケジュールについては、Trustサイトをご確認ください)学習ツールWinter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(ナレッジ)Prepare for the Japanese Katakana Style Change (Spring '23 リリースノート) まとめWinter '24で、日本語(カタカナ)の表示ラベルの変更が行われますWinter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(ナレッジ)で変更対象を確認することができます自社に影響があるか早めに判断しましょう
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(2022年8月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/vkkmFWzkdcBPzGyKmTfkq1全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本動画は「Salesforceの運用に関する重要なお知らせ」の8月号となります。こちらの動画では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。※今月から、技術関連情報とセキュリティ関連情報の区分分けがなくなりました7月分との差分はこちらです。Summer'22のリリースノートやWinter'23のリリースに関する更新情報だけではなく、インフラ面での変更点やMFAに関する更新情報もございますので、最後までご覧いただければ幸いです。前スライドでご紹介した更新内容はこちらのアジェンダの赤字としている箇所となります。それではそれぞれのご紹介をしていきます。まずは製品イノベーションです。こちらではSummer'22リリースノートの更新情報のうち、管理者様に特にご認識いただきたいものを4点ピックアップしてご紹介します。これまでアドオンライセンスだったSales Cloud Einstein等の機能が標準でUnlimited Edition と Performance Editionに追加されます注文商品レコードの更新によってその親の注文レコードにも更新が行われた場合、入力規則やApexトリガ、フローなどのロジックが注文レコードで動作するようになります外部へのリダイレクトを許可するURLを[信頼されたリダイレクトの URL] ページから設定できますが、これはSalesforce Classicのみに適用されます8月12日に既に必須化されているもので、フォームをご利用いただくにあたり、カスタムドメインまたは Pardot ランディングページでフォームを使用することをおすすめしています。各ご案内の詳細につきましては、リリースノートをご参照ください。関連リンクアドオンライセンスなしで Sales Cloud Unlimited Edition および Performance Edition にさらに多くの機能を追加注文の新規保存方式の有効化信頼できる外部 URL に限定したリダイレクトの許可フォームセキュリティ機能が必須化続いてWinter'23リリースに関するご案内です。日本時間で、8/28からWinter'23のSandboxプレビューが開始していますので、本番組織におけるリリースまでにプレビューSandboxにて、Winter’23環境におけるテストを実施いただくことを推奨しています。またWinter'23のリリースノートの英語版も公開されておりますので、プレビューSandboxに併せてリリースノートもご活用いただき、Winter'23の環境をご評価いただければと思います。なお、本番組織におけるWinter'23リリースは10月16日を予定しています。関連リンクThe 360 Blogバージョンアップに備えましょうWinter'23プレリリース環境のサインアップサイトWinter'23 プレビュー開始済みリリースサイトリリースモジュール次は、IE11のサポート終了に関するお知らせです。こちらはこれまでのご案内と変更はありませんが、重要な内容なので再掲載しています。Microsoft社がIE11のサポートを終了したことを受けて、Salesforceも今年一杯でIE11のサポートを終了します。IE11をご利用中のお客様は、サポートされているブラウザへの移行をお願いします。参考リンクLightning Experience でサポートされるブラウザおよびデバイスすべてのブラウザに関する推奨事項と要件Lightning Platform における IE11 サポート終了について続いて、Lightning Syncに関する情報です。Microsoft社は2022年10月に、Exchange Onlineにおいて基本認証を廃止することをアナウンスしています。そのため、SalesforceにおいてLightning Syncをご利用の場合に、サービスアカウント接続方法を使用していると影響を受けることになります。対応方法など詳細につきましては、参考リソースに情報がございますので、ご確認ください。関連リンクReview Microsoft Announcements on Basic Authentication Retirement for Exchange OnlineMicrosoft Office 365 での Lightning Sync サービスアカウント接続方法についてここからはMFAに関する更新情報です。まずはロードマップです。Tableau Online におけるMFA強制適用日が改定されています。特権ユーザーについては 10月10日 から 28日の間、全ユーザーに対しては10月31日 から11 月18日の間にMFA強制適用が実施されます。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて、Winter'23におけるMFA関連の更新情報です。こちらのスライドではMFAを自動有効化するリリース更新についてご案内しております。ユーザ数100未満の組織に対して適用される更新ですので、該当する組織の管理者様は以下関連リンクをご確認ください。関連リンクBe Ready for Multi-Factor Authentication Auto-EnablementMFA To Be Auto-Enabled for Some Customers in Spring ’23 Winter'23におけるMFA関連の更新情報の続きです。Salesforce Authenticatorのバックアップに関する更新で、SalesforceのアカウントがAuthenticatorに登録されている場合のみ、Authenticatorのバックアップ/リストアができようになりますMFAに関するモジュールがTrailheadに追加されますお客様組織の[多要素認証アシスタント]メニューに表示される情報が更新されます関連リンクThe Back Up and Restore Feature in Salesforce Authenticator Is Limited to Salesforce UsersLearn to Enable Multi-Factor Authentication with TrailheadGet More Guidance from the Multi-Factor Authentication Assistant続いて、インフラ強化です。英語版ではありますが、「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」と「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事が更新されました。前者の記事では、DescriptionにHyperforce組織と非Hyperforce組織に関してそれぞれの留意事項が記載されました。後者の記事では、Hyperforce メールリレーセクションにGBR、イギリスのIPアドレスが追記されました。続いて、リリース更新についてです。まず、10月に予定しているWinter’23に関するリリース更新情報です。リリース更新はお客様組織への影響を及ぼすものもございますので、管理者や開発者の皆様は必ずご確認をお願いいたします。8月末時点では、下記6点のリリース更新を予定しております。権限セットの期限切れと拡張 UI の有効化権限セット/権限セットグループに有効期限を割り当てることができます。Visualforce JavaScript Remoting の適用を有効化Visualforce Remoting API では、JavaScript を使用して Apex コントローラのメソッドを Visualforce ページから直接コールします。API を適切に保護するために、コールにより厳格な検証が追加されました。Salesforce CPQ のブラウザパフォーマンスの改善の準備CPQをご利用中のお客様には影響の可能性があり、この更新により、既存のカスタマイズのデザインが変わる場合がありますのでご確認ください。制限されたオブジェクト権限を含む権限セットライセンスに関連付けられた権限セットからゲストユーザの割り当てを削除ゲストユーザに権限セットを利用している場合に影響受ける可能性がありますので、対象機能をご利用の場合はご確認ください。Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証セキュリティ向上のため、Apex プログラム内のget または set メソッドのアクセス修飾子が検証されるようになりました。Visuaforce およびApexをご利用中のお客様はご確認をお願いいたします。ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化についてこちらについては、以下スライドで説明しております。拡張個人情報管理設定は、ポータルやコミュニティのユーザーなどの外部ユーザーが、他のユーザーの個人情報にアクセスするのを防ぎます。有効にすると、今後追加する項目は個人情報として分類され、ポータルユーザやコミュニティユーザなどの外部ユーザには表示されなくなります。項目セットを使用して、どの項目を個人情報として分類して、非表示するかを変更でき、必要に応じて、Winter '23以降に設定を無効にすることもできます。この設定は、従来の「個人情報を非表示」設定に置き換わるものです。当該機能をご利用のお客様は、ページ右側の「お客様への依頼 」の手順をご確認ください。関連リンク外部ユーザへの個人ユーザ情報の表示の管理個人ユーザ情報のポリシーとタイムライン ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化 (リリース更新).Prepare for EPIM Enablement Prior to Winter ’23Protect External User PIISecuring Experience Cloud groupまた、その他に更新についてです。今回はWinter’23に関連した2つの更新情報をご紹介いたします。1つ目は、拡張ドメインについてです。赤字部分に記載している通り、Winter’23でSandboxと無償組織、Spring’23で運用組織への強制適用を予定しております。早めの検証と設定を推奨しておりますので、未設定の方はご確認をお願いいたします。関連リンクナレッジ : Salesforce ドメイン (「私のドメイン」 と拡張ドメイン) の変更に備えた準備ヘルプ : 拡張ドメインを使用する理由ヘルプ :My Domain and Enhanced Domains Quick Reference Guideサクセスナビ:拡張ドメインの有効化とその準備 解説動画:拡張ドメインの有効化2つ目は、Spring’22でセキュリティ強化していた「Salesforce メール確認」についてです。赤字部分に記載している2箇所更新しており、未検証のメールアドレスから送信できなくなる変更はWinter’23からSpring’23に延期され、最新のWinter’23のリリースノートが公開されております。関連リンクWinter’23リリースノート:Verify Your Email Address to Send Email Through Salesforce公開ナレッジ : Spring '22 「 Salesforce メール確認 」という件名の認証メールについて 最後に、機能の廃止についてです。赤字部分のJDK ロケール形式の廃止が新たに追加となり、来年2月の廃止を予定しております。Winter '20 より前はデフォルトで、Oracle の Java Development Kit (JDK) によって提供されるロケール形式が Salesforce Platform で使用されていました。Spring '23 で JDK 形式が ICU ロケール形式に置き換えられます。ユーザへのサービスの中断を防止するために、この形式が自動的に有効になる前に採用することをお勧めします。8月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2022年7月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/e8SMEpyfcVQgkPrQPUo4pU?全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の7月号となりますこちらの記事では、前半は技術関連情報、後半はセキュリティ関連情報の構成で、特に重要な情報に絞ってご紹介いたします。お客様に必要なアクションにいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。まずは技術編です。2022年7月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてご紹介します。Winter ’23 Sandboxプレビューに関するメールがお手元に届いていると思います。Winter '23の Sandbox のリリース日は、8/28です。普段メールでリリース日を確認している管理者様も多いと思いますが、Trustサイトには約1年先までのリリース情報が掲載されています。本番組織におけるWinter'23リリース日は10/16です。もし、Trustサイトのことをご存知ないお客様は、下記リンクからアクセスをしてみてください。関連リンクTrustサイト続いて、Summer '22のリリースノートの更新情報です。リリースノートは公開された後も、不定期に更新されていきます。ここでは、お客様に知っておいていただきたい7月分の情報を抜粋してご紹介します。まず、Sandbox 組織と本番以外の組織での拡張ドメインの適用の延期 です。Summer '22で、[私のドメイン]の設定画面に[Spring '23 まで拡張ドメインの適用を延長します]のオプションが追加されました。本番組織およびスクラッチ組織については、Salesforce側でそのオプションを有効化しますので、拡張ドメインの有効化はSpring '23に延期されるという内容がリリースノートに明記されました。続いて、Experience Cloudサイトをご利用のお客様向けの情報です。Summer '22から、Customer Communityライセンスで取引先を作成する権限を付与することはできない旨が追記されました。今後は、作成権限を付与するには、Customer Community PlusまたはPartner Communityライセンスが必要です。そして、User Access and Permissions Assistant アプリについてです。AppExchangeに公開されているUser Access and Permissions Assistant アプリの内容がリリースノートに追加されました。このアプリを使用すると、権限セットグループを簡単に管理したり、権限の割り当てを分析したり、レポートすることができます。気になる方はぜひリリースノートをチェックしてみてください。そして、信頼できる外部 URL に限定したリダイレクトの許可です。以前は、外部URLへリダイレクトする際、ユーザーに警告することしかできなかったのですが、Summer '22から、あらかじめ管理者が指定した信頼できる外部URLへのリダイレクトのみを許可することができるようになったことが追記されています。これにより、悪意のあるリンクからユーザーを保護することができます。最後に、Developer Edition 組織の有効期限ポリシーの更新についてです。Developer Edition の 組織の有効期限のポリシーが1年から半年に変更されたことが追加されました。関連リンクSandbox 組織と本番以外の組織での拡張ドメインの適用の延期取引先オブジェクトの権限の変更User Access and Permissions Assistant を使用した権限の割り当ての管理信頼できる外部 URL に限定したリダイレクトの許可Developer Edition 組織の有効期限ポリシーの更新IE11のサポート終了に関するお知らせです。こちらは先月と変更はありませんが、重要な内容なので再掲載しています。Microsoft社がIE11のサポートを終了したことを受けて、Salesforceも 2023/1/1 でIE11のサポートを終了します。今年末までは、ビジネスの停止につながる回避策がないような重大な問題のみに限定してサポートを延長します。現在もIE11を使用中のお客様は、速やかに、サポートされているブラウザへの移行をお願いします。関連リンクLightning Experience でサポートされるブラウザおよびデバイスすべてのブラウザに関する推奨事項と要件Lightning Platform における IE11 サポート終了についてSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする のナレッジが7/8、7/25 に更新されました。内容としては、ブラジルとUSのHyperforceのメールリレー用のIPアドレスが追加されています。これらの地域でSalesforceをご利用されていて、メールリレーを使用しており、Hyperforceへ移行予定もしくは移行済みのお客様はナレッジの確認の上、IPアドレスの追加をお願いします。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、機能廃止予定です。NGO ConnectとAdvancement Connectが2023年1月で廃止される予定です。これらの機能をご利用中のお客様は、対応方法がナレッジに載っておりますのでご確認お願いします。関連リンクNGO Connect and Advancement Connect Retirement以上が、技術情報のアップデートです。引き続き、セキュリティに関するアップデートをご紹介いたします。先月との差分は、多要素認証に関するFAQとロードマップについてです。多要素認証に関する更新は、FAQは7月28日時点、ロードマップは7月13日時点での情報をご紹介いたします。関連リンクSalesforce 多要素認証に関する FAQ多要素認証 (MFA) 適用ロードマップFAQ(英語版)について7月28日に更新されております。変更点としては、信頼できるデバイスのためのデバイス管理ソリューションの使用と、信頼できるネットワークのためのゼロトラストネットワークアクセスに関するガイダンスを追記しております。また、信頼できるデバイスとしてエンドポイントセキュリティソフトウェアを使用する場合の推奨事項が追記しております。詳細はFAQにてご確認をお願いいたします。次に、MFAのロードマップについてです。更新箇所は、Tableau Onlineの特権ユーザーに関するもので、 8/9 から 8/26 の間に実施のスケジュールと変更となっております。7月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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多要素認証(MFA) 導入後に発生する可能性がある事象と事前にご理解頂きたいポイント
この記事で学べること多要素認証 (MFA) 導入後に発生する可能性のある事象日々のオペレーションやビジネスを止め無いために事前にご理解頂きたい MFA 利用のポイント背景Salesforce の 2022年2月より MFA の利用を必須化に伴い、非常に多くのお客様に MFA を利用して安全に Salesforce をお使い頂けております。利用の増加に伴い MFA 導入後のトラブルに関するお問い合わせも増えております。この記事では MFA 導入後に発生する可能性がある事象と日々のオペレーションやビジネスを止め無いために理解しておいて頂きたい点を紹介させて頂きます。MFA の運用を検討する一助となれば幸いです。多要素認証 (MFA) 導入後に発生する可能性のある事象Salesforce の MFA 導入後に発生する可能性のある事象として下記のような点が挙げられます。何らかの障害(例:Salesforce の障害、お使いのスマートフォンの機器/通信障害)の影響で Salesforce の MFA を認証できない認証に必要なデバイスが紛失した・壊れたいずれの場合でも複数の認証要素(例: スマートフォンで Salesforce Authenticator + セキュリティキー)をあらかじめ登録する事でリスクを低減頂けます。特にシステム管理者様については少なくとも 2 つ以上の検証方法を登録頂く事をビジネスを止めないためのベストプラクティスとして推奨させて頂いております。MFA を有効化した後でシステム管理者がロックアウトされないようにするには?アクセス回復計画を準備して、通常の検証手段にアクセスできなくなった場合にシステム管理者が実行できる手順を用意しておいてください。次のベストプラクティスを検討してください。・各システム管理者は、少なくとも 2 つの検証手段を登録する必要があります。・バックアップセキュリティキーは、金庫など、職場の安全な場所に保管します。・ユーザと MFA 設定を管理する権限を持つアカウントを少なくとも 2 つ用意します。こうすることで、一方のアカウントがロックアウトされても、他方のアカウントを使用してアクセスを回復できます。通信障害等で Salesforce Authenticator の プッシュ通知が来ない場合通信障害や Salesforce の障害等が発生した際によく頂くお問い合わせとして Salesforce Authenticator の プッシュ通知が来ず認証ができないというご相談を頂きます。このような場合、下記のヘルプサイトに記載のように Salesforce Authenticator に表示されている 6 桁のコードでも Salesforce にログイン頂く事が可能な場合がございますので、まずこちらを一度お試し下さい。Salesforce Authenticator のトラブルシューティングブラウザ上に表示される Salesforce のモバイルデバイスの確認ページで、「お困りですか?」をタップしてから、「別の検証方法を使用してください」をタップします。SalesforceAuthenticator からの 6 桁のコードを入力します。これは、電話がオフラインの場合でも機能します。下記操作手順のステップとなりますので、ご参照下さい。(*Summer’22 リリース時点の画面キャプチャとなります。)お困りですか?をクリックします「別の検証方法を使用して下さい」をクリックします「認証アプリケーションからのコードを使用」をクリックします表示される画面の「確認コード」に Salesforce Authenticator に表示されている 6 桁のコードを入力し、「検証」をクリックします補足:SSO (Single Sign On) を利用されているお客様最後に蛇足とはなりますが Salesforce の MFA 必須化に伴い複数のアプリケーションをご利用のお客様では SSO を導入され SSO の ID プロバイダーでの MFA を利用されるお客様も増加いたしました。直接 MFA とは関連いたしませんが Salesforce のベストプラクティスでは SSO を利用されているお客様におかれましても管理者の方については ID プロバイダーでの障害発生時に備えて直接ログインの経路を残す事が推奨されております点、ご認識置き頂き、一部のユーザーについては並行して Salesforce への直接ログイン頂く経路と MFA の設定をして頂きますとトラブル時の対応がスムーズになるかと存じます。ご参照いただければ幸いです。 シングルサインオンの FAQhttps://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.sso_tips.htm&type=5&language=jaメモ:Salesforce システム管理者のログイン認証情報は無効にしないことをお勧めします。システム管理者は、ユーザ名とパスワードを指定して直接 Salesforce にログインできる必要があります。これは、SSO 停止などの問題に対応できるようにするためです。学習ツール今から始める Salesforce MFA対策セミナー(MFA導入事例)https://play.vidyard.com/pNUeSkRji6hjjpwiRk2Xdq.html実際に導入後にトラブルが発生したお客様にて、どのように対応されたかという点が事例が公開されております。ご参照下さい。MFA サポートプランの設定https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.mfa_establish_support_plan.htm&type=5&language=jaMFA の運用計画を検討頂く際にご参照下さい。まとめこの記事では MFA の導入後に発生する可能性があるトラブルに対して、(特に管理者について) 2 つ以上の検証要素をあらかじめ準備頂く事が継続的なビジネスの運営に有効である旨を説明させて頂きました。また、通信障害や Salesforce で障害が発生した際に Salesforce Authenticator をお使いのお客様からよく頂戴するご質問としてプッシュ通知が来ず認証できないという点がありますが、そのような場合は Salesforce Authenticator の画面上に表示されます 6 桁のコードを入力することでログインいただける可能性がある旨、説明させて頂きました。上記の情報等を踏まえて、MFA 導入後の運用を円滑に進めて頂ければ幸いです。
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(2022年6月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/y8sBUf8h8bm8ME6JqcPG18全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ当記事は「Salesforce の運用に関するお知らせ」の6月号となります。前半は技術関連情報、後半はセキュリティ関連情報の構成で、特に重要な情報に絞ってご紹介いたします。お客様に必要なアクションにいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。まずは技術編です。2022年6月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてご紹介します。Summer ’22 のバージョンアップに向けた情報です。7/6, 7, 8, 13に新機能説明会がありますので、まだお申し込みしていないお客様は、Summer ’22 新機能リリースのサクセスナビより、ぜひお申し込みください。関連リンクプレリリース環境サインアップSummer'22リリースノートリリースモジュールRODとFeature Matrixサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Summer '22 新機能リリース(新機能説明会のお申し込みはこちら)次に、Summer’22 リリースノートの更新情報です。リリースノートは定期的に更新されており、ここでは6月の更新情報のうち、特に管理者の皆様に知っていただきたいものを抜粋してご紹介いたします。なお、この情報は6/20時点のものとなります。最新情報はこちらのリンクよりリリースノートをご確認ください。関連リンクUpdated Field History Data Retention Enforcement PeriodUpdated Data Retention Limit for Field Audit TrailDevOps Center (Beta)Enable Enhanced Domains (Release Update)続いて、次は、IE11 のサポート終了に関するお知らせです。Microsoft 社による IE11 のサポートを終了の発表を受けて、Salesforce も IE11 のサポートポリシーのブログを公表いたしました。Salesforce は、お客様が十分な準備をする時間を確保するために、Microsoft 社のサポート終了日から6ヶ月間、ビジネスの停止に繋がる回避策がないような重要な問題(重要度1 またはそれ以上の問題)に限定してサポートを延長します。お客様に必要なアクションなどの詳細は関連リンク内の記事をご参照ください。関連リンクLightning Platform における IE11 サポート終了についてInternet Exploere 11 のサポート終了に伴い必要なアクションとは改めてのご案内となりますが、機能の廃止に関連するすべての情報を 1 か所で簡単に見つけることができるように、 Salesforce 機能の廃止のダイジェストを月次でメールをお送りしています。メールを受信されている管理者様はお見逃しのないようにご確認をお願いいたします。今後の機能廃止予定の一覧です。新たな追加情報として、赤字部分の2点となります。メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止対象:Field Service をご利用中で、メンテナンス計画をご利用中のお客様終了日:頻度項目は、Spring ’22 から段階的な廃止が始まっており、Spring ’23 で完全に廃止される予定です。必要なアクション:頻度項目に変わるメンテナンス作業ルールオブジェクトに移行をお願いいたします。JDK ロケール形式の廃止対象:Salesforce Platform をご利用中で、当該機能をご利用中のお客様終了日:Spring '23必要なアクション:Sandbox では2023年1月、本番では2023年2月に新しいロケール形式が自動的に有効になりますので、それまでに ICU ロケールに移行するようにお願いします。その他の廃止機能につきましても、ご利用中の機能がある場合は必ずご確認いただけますようお願いいたします。6月分の技術関連情報は以上となります。続きまして、セキュリティに関する情報をご紹介します。先月との差分は、MFA 適用に関する FAQ とロードマップ、Spring’23 のリリース更新、そして拡張ドメインの4点となります。まず、多要素認証(MFA)に関する更新情報です。FAQ が6月1日に更新されており、B2C Commerce Cloud と Quip をご利用のお客様において2022年5月に MFA が強制適用されたことが追記されています。次に、MFA 適用のロードマップについて更新内容としては2点となります。1つ目は Marketing Cloud Engagement における MFA 強制適用日です。Marketing Cloud Engagement では6月30日までにMFA の強制適用が行われました。2つ目は Tableau Online の特権ユーザーに関するもので、7月11日から7月18日の間で強制適用が順次行われる予定です。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて、Spring’23 で適用されるリリース更新についてです。「SAML シングルサインオンフレームワークの更新」のリリース更新が適用されると、SAML フレームワークが更新され、セキュリティとパフォーマンスが向上します。また、この更新は SAML によるシングルサインオンの動作に影響を与える可能性がございますため、Sandbox でリリース更新を有効にしていただき、動作の事前確認をお願い致します。関連リンクSAML シングルサインオンフレームワークのアップグレード (リリース更新)サービスプロバイダとして Salesforce を使用した SAML シングルサインオンSAML ID プロバイダとしての SalesforceSalesforce 組織または Experience Cloud サイト間の SAML SSO の設定シングルログアウト次に、拡張ドメインについてです。当初拡張ドメインの強制適用は Winter’23 を予定していましたが、Spring’23 に延期されております。強制適用の時期は延期となりましたが、拡張ドメインの有効化についてはお客様側での準備や計画にお時間を要することが想定されるため、参考情報にございます資料をご確認の上で、できるだけ早めのご準備をお願い致します。関連リンクナレッジ : Salesforce ドメイン (「私のドメイン」 と拡張ドメイン) の変更に備えた準備ヘルプ : 拡張ドメインを使用する理由ヘルプ :My Domain and Enhanced Domains Quick Reference Guideサクセスナビ:拡張ドメインの有効化とその準備 解説動画:拡張ドメインの有効化6月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この記事で学べることSalesforceのサポート終了/機能廃止に関する情報の確認方法Salesforce にもEOS、EOLがありますシステム管理者の皆様は、EOSやEOLという言葉を聞いたことがあると思います。Salesforceでも同じ概念があり、古くなった製品のサポートを終了(End of Support)したり、機能が廃止(End of Life)されることがあります。※初耳というお客様は、機能廃止の方針(ナレッジ)に、Salesforceの機能廃止についての考え方が纏められておりますので、ぜひご確認ください。サポート終了/機能廃止の時期のお知らせSalesforceでは、原則として、機能を廃止する少なくとも12ヶ月前に、製品及びサービスに関するお知らせで通知をしています。また、月次で、以下のような機能廃止ダイジェストメールも送信しています。ダイジェストには、お客様のご利用中の機能に関する廃止について記載されています。毎月必ずご確認ください。廃止される機能をご利用の場合製品およびサービスに関するお知らせに、代替機能や対応方法が記載されておりますので、その情報を元にお客様にてご検討をお願いします。直近で廃止予定の機能Salesforce 機能の廃止(ナレッジ)に、今後廃止予定の機能・製品が纏められておりますので、ブックマークしていつでも参照できるようにしておくことをお勧めします。学習ツール機能廃止の方針(ナレッジ)製品及びサービスに関するお知らせ(ナレッジ)まとめSalesforceの機能や製品は、廃止されることがあります原則、機能や製品を廃止する少なくとも12ヶ月前に、システム管理者様宛に通知をしています機能廃止ダイジェストメールは、毎月必ず確認しましょう
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この記事で学べることAPIバージョンを定期的に更新することの重要性APIバージョンのサポート対象期間APIとはAPI(Application Programing Interfaceの略)は、外部システムから自システムに対するリクエストを受け取るために用意された窓口(インターフェース)です。外部システムからSalesforceの情報にアクセスする必要がある時にはSalesforceのAPIを使用します。例えば、基幹システムの売上データをSalesforceに取り込む処理(夜間バッチなど)であったり、社内システムからのリクエストでSalesforceのデータを参照する時に使用します。APIのバージョンAPIにはバージョンという概念があります。APIを使用するときは、以下のように宛先とバージョンを指定してアクセスをします。以下の例では、外部システムから、Salesforceに対してSOAP APIの54.0のバージョンでアクセスをしています。上記例はSOAP APIですが、他にもいくつか種類があり、いずれも、バージョンを指定する必要があります。※APIの種類については、Salesforce プラットフォーム API について知る(Trailhead)をご確認ください。APIの最新バージョンは、Salesforce の年3回のバージョンアップのタイミングで更新されます。例Summer ’22: APIバージョン55.0 Winter ’23:APIバージョン56.0・・・しかし、APIバージョンは外部システムによって明示的に指定されるため、お客様(外部システム)にて定期的に新しいバージョンに更新していただく必要があります。そして、Salesforceではあらかじめ最低限のサポート対象期間が決まっています。APIのサポート対象期間Salesforce は、API バージョンを最初のリリース日から最低 3 年間サポートします。API の品質およびパフォーマンスを充実させ、改善するために、3 年を超えるバージョンのサポートは停止される場合があります。API バージョン廃止の予定がある場合、サポートが終了する最低 1 年前までに事前通知されます。※実際に廃止になった例は、Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止(ナレッジ)をご覧くださいAPIをご利用の場合は、上記サポート期間を目安に定期的にAPIバージョンを更新いただくことを推奨します。APIバージョンの更新更新箇所の確認:APIバージョンを更新する際は、まずはどこでAPIを使用しているかを把握している必要があります。開発を外部発注した場合は、ベンダーから受け取った仕様書に、使用しているAPIバージョンの記載があることを確認し、大切に保管します。社内で開発をする場合も、APIバージョンを含めた仕様を後で確認ができるように管理方法を決めて、社内で共有しておきましょう。更新作業:実際のAPIバージョン更新作業は、Salesforce以外のシステムの設定変更であったり、AJAX Toolkitを使用した開発をしている場合はデプロイが必要になります。そのため、通常はベンダーや開発者様にて実施いただく作業になります。外部ベンダーへ依頼する場合には、社内プロセス(予算取りや承認申請など)に時間がかかることもあるかもしれませんので、早めに準備をしておきましょう。その他:データローダもAPIを使用します。PCの画面上でデータローダを起動しご利用いただいている場合は、Salesforceの[設定]画面からデータローダのダウンロードをする事で、新しいAPIバージョンを使用する最新のデータローダを再インストールすることができます。データローダのツール自体のサポートは最新バージョンのみとなりますが、少なくとも3年に1度はデータローダを再インストールすることをお勧めします。学習ツールSalesforce プラットフォーム API について知る(Trailhead)Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止(サクセスナビ)Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止(ナレッジ)SOAP API 開発者ガイドREST API 開発者ガイドBulk API 開発者ガイドデータローダのインストール手順(ナレッジ)まとめSalesforceのAPIバージョンは、年3回のバージョンアップで更新されるリリース日から3 年を超えるAPIバージョンのサポートは停止される場合がありますAPIバージョン廃止の影響を防ぐため、定期的にお客様でのAPIバージョン更新作業を推奨します
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(2022年5月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IPアドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/FAFk6oq7E3uUzGr6kWSxfv全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ当記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の5月号となります。前半は技術関連情報、後半はセキュリティ関連情報の構成で、特に重要な情報に絞ってご紹介いたします。お客様に必要なアクションにいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。まずは技術編です。2022年5月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてご紹介します。Summer '22のバージョンアップに向けた情報です。日本のお客様の本番環境は、6/12にSummer’22へバージョンアップが行われます。新たな情報としましては、日本語版のリリースノートなどの各種情報が公開されております。残りの期間は限られておりますので、バージョンアップに向けての準備を引き続きよろしくお願いいたします。関連リンクプレリリース環境サインアップSummer'22リリースノートリリースモジュールRODとFeature Matrixサクセスナビ : バージョンアップに備えましょう次にSummer'22リリースノートの更新情報です。リリースノートは定期的に更新されており、ここでは5月の更新情報のうち、特に管理者の皆様に知っていただきたいものを抜粋してご紹介いたします。なお、この情報は5/30時点のものとなります。最新情報はこちらのリンクよりリリースノートをご確認ください。関連リンクGet Fairer Resources When Running Apex TestsSales Cloud for Slack (Beta)レポート実行ページでの複数の項目の編集 (正式リリース)選択した Salesforce オブジェクトに基づくレポートの作成 (ベータ)Summer '22 リリースノート : リリースノートの変更続いて、Summer'22で自動有効化予定のリリース更新情報です。いくつかリリース更新がございますので、注意点のご確認をお願いします。関連リンクフローおよびプロセスの CPU 時間消費の正確な測定 商品へのゲストユーザアクセス権の保持と制御を行う共有ルールの作成同じコンテキストと同じユーザアクセス権で一時停止中のフローインタビューを再開する Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止安全なメールアドレスの更新とパスワードのリセット (リリース更新)注文の新規保存方式の有効化改めてのご案内となりますが、機能の廃止に関連するすべての情報を 1 か所で簡単に見つけることができるように、 Salesforce 機能の廃止のダイジェストを月次でメールをお送りしています。メールを受信されている管理者様はお見逃しのないようにご確認をお願いいたします。今後の機能廃止予定の一覧です。新たな追加情報ではございませんが、赤枠内の4点については6月に廃止予定となっておりますので該当機能をご利用中のお客様は、業務に影響を及ぼす場合もございますので下記リンクより詳細のご確認をお願いします。関連リンクMarketing Cloud マイデータ機能の廃止Pardot ドリップの廃止Email Studio の従来の Web ツールおよび従来の CloudPages の廃止についてよくある質問Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止Salesforce for Outlookの廃止予定日が2024年6月に延期させていただいております。関連リンクSalesforce for Outlook の廃止5月分の技術関連情報は以上となります。続きまして、セキュリティに関する情報をご紹介します。先月との差分は、MFAのロードマップと FAQの2点となります。MFA適用のロードマップについて更新内容をご紹介します。Herokuについて2022年6月1日の強制適用を予定しておりましたが、延期させていただいております。現時点では時期は未定となっておりますが、お客様内でのご準備が出来次第有効にしていただくことを推奨しておりますので引き続きご準備いただけますようよろしくお願いいたします。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップMFAのFAQに関する更新を以下に記載します。MFAのFAQの更新は上記の通りです。次回バージョンであるSummer’22におけるMFA関連のバージョンアップ情報は上記の3点となります。関連リンク組織全体の多要素認証の有効化将来の MFA の自動有効化と適用からの除外ユーザの除外WebAuthn (FIDO2) セキュリティキーによるユーザ ID の検証5月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2022年4月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IPアドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/XyqKVu7idyK2892CGsKJPb記事で学ぶ当記事では「Salesforceの運用に関するお知らせ」の中から、特に重要なものを抜粋しご紹介します。前半は技術編、後半はセキュリティ編の構成となっております。利用中の機能について言及があった場合は、当記事や動画をご確認いただき、不明点があれば早めにサポートへご確認をお願いします。まずは、技術編についてのアップデートとなります。今月のトピックはこちらになります。当記事内では、前月との差分である赤字の部分についてご紹介します。その他のトピックは、資料(日本語) よりご確認をお願いします。Summer ’22 のバージョンアップのスケジュールが公開されました。日本のお客様の本番環境は、2022年6月12日にバージョンアップが行われる予定です。それに先立ちまして、日本時間の5月8日から Sandbox プレビューが始まっております。関連リンク重要な日付Salesforce Sandbox プレビュー手順Sandbox Preview GuideSpring’22 リリースノートの更新情報です。既存の動作に変更があるもので、特に管理者の皆様に知っていただきたいものを抜粋しておりますのでご確認ください。関連リンク拡張ドメインの有効化 (リリース更新)連続する API ナビゲーションコールの防止 (リリース更新)ゲストユーザの「フローを実行」の廃止Spring ’22 更新情報一覧Salesforce の IP アドレスとドメインに関する更新情報です。「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」という記事が2月4日に更新されました。更新内容としましては、Hyperforce メールリレーセクションに USA/DEU/SGP/BRA/FRA の IP アドレス情報の追加となります。なお、Hyperforce については、サクセスナビ内に情報を整理しておりますのでよろしければこちらもご確認ください。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする機能の廃止に関する情報です。ここでは新たに追加された2点についてご紹介いたします。Marketing Cloud のマイデータ機能が Summer ’22 で廃止される予定です。Summer ’22 以降、購読者レベルのデータ抽出をする際は、Automation Studio を使用することをお勧めします。Tableau CRM のAdvisor Analyticsアプリケーションが9月1日に廃止予定です。後続機能はClient Segmentation アプリケーションとなりますので、早めの移行をお願いします。関連リンクMarketing Cloud マイデータ機能の廃止Advisor Analytics アプリケーションの廃止今後廃止予定の API バージョンについてです。システム連携ができなくなるなどの影響がある場合がございますので、該当のバージョンをご利用中のお客様は必ずご確認をお願いたします。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止サクセスナビ:Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止 技術編の最後になります。Summer’22 で自動有効化予定のリリース更新情報です。前述の API バージョンの廃止以外にも、いくつか更新がございますのでご確認ください。関連リンクフローおよびプロセスの CPU 時間消費の正確な測定 商品へのゲストユーザアクセス権の保持と制御を行う共有ルールの作成同じコンテキストと同じユーザアクセス権で一時停止中のフローインタビューを再開する Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止注文の新規保存方式の有効化4月分の技術関連情報は以上となります。次は、セキュリティに関するアップデートをご紹介します。先月との差分は、MFA 適用に関するロードマップ、そして Spring’22 で導入された「Salesforceメール確認」の機能についてです。MFA 適用のロードマップについて更新箇所をご紹介します。Marketing Cloud Engagement2022年6月1日から17日にかけて強制適用が実施されます。Marketing Cloud Social Studio特権ユーザの自動有効化が2022年5月9日から 13日に実施され、他のユーザについては、6月から8月の間に自動有効化が実施されます。また強制適用が2022年11月30日に予定されております。Tableau Online特権ユーザの強制適用日が、2022年6月21日となっております。他のユーザにつきましては6月から9月の間に強制適用が行われます。以上がロードマップの更新箇所となっております。最後に、Spring’22で導入された「Salesforceメール確認」の機能についてです。こちらは以前にもご紹介したもので、メールアドレスの検証を終えていないユーザが Salesforce 上でメール送信処理を行った際に、メールアドレス確認を目的とした検証用メールが対象ユーザに対して送信されるというものです。本機能に関する公開ナレッジが更新されており、SSO ユーザが存在する組織では検証用メールが送信されないこと、SSOユーザに関する検証メカニズムは改善を検討中であることが記載されました。詳細につきましては Summer’22 リリースノートや公開ナレッジでご案内させていただきますので、情報のアップデートをお待ちいただければと思います。関連リンクSalesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証 Spring '22 「 Salesforce メール確認 」という件名の認証メールについて 4月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この記事で学べること拡張ドメインの機能概要拡張ドメインが有効化される背景拡張ドメインによる変更点想定される影響お客様による事前準備の内容拡張ドメインに関する参考情報拡張ドメインの概要拡張ドメインは Spring'23 のリリースから自動有効化が始まり、Winter'24 のリリースで強制適用されます。自動有効化は管理者様で拡張ドメインを無効化することができますが、強制適用が行われると拡張ドメインを無効化することはできません。拡張ドメインが適用されることによるお客様組織への変更は以下となります。(1)ブランドExperience Cloud サイト、Salesforce サイト、Visualforce ページ、コンテンツファイルの URL を含め、組織のすべての URL に [私のドメイン] の名前が含まれます。また一部のURLではドメインサフィックス ([私のドメイン] の名前の後の部分) も更新されます。(2)安定性お客様組織で使用されているすべてのURLからAP3やAP4などのインスタンス名が削除されます。今後インスタンス名を意識したお客様作業、メンテナンスが不要になります。(3)コンプライアンスお客様にてご利用いただいているブラウザにおける最新の要件(サードパーティ Cookieに関する対応)に準拠します。上記の通り、本機能の有効化を以って公開 URL を含むドメイン(URL)が更新されるため、Winter'24での強制適用までに Sandbox で動作確認/テストを実施いただき、お客様組織での影響度を確認の上で本番組織での有効化を推奨します。*2022年10月時点では Spring'23 のリリースにて拡張ドメインの強制適用を予定していましたが、強制適用は Winter'24 に延期しました。▼参考情報Salesforce ヘルプ : Enhanced Domains Timeline拡張ドメイン適用の背景主要なWebブラウザにて、サードパーティ Cookieをブロックすることが既定の動作となることがアナウンスされています。Cookieとはなにかというと、Webサイトにアクセスしたユーザの情報を一時的にクライアントに保存しておくためにサーバから送信されたファイルです(ページ遷移やWebサイトへの再訪問に、同一ユーザー/ブラウザであることの判別に使用)。サードパーティ Cookieとは、アクセスしたサイトとは異なるドメインから送られるCookieのことです。プライバシー保護の観点より、サードパーティcookieの利用に関する規制が強くなっている背景があり、各ブラウザでサードパーティ Cookieをブロックすることを既定の動作とする動きがあります。その制限によりSalesforceのページで、異なるURLからコンテンツを読み込む際に問題が発生する可能性があります。例 : lightning.force.com というURLのページから、documentforce.com というURL を介してコンテンツを読み込む。このようなブラウザの最新要件にSalesforceも対応するため、URLを更新することを目的として「拡張ドメイン」の自動有効化を予定しています。拡張ドメイン適用までのロードマップ拡張ドメインはSpring'23から自動有効化が始まり、Winter'24で強制適用されます。Spring'23以降のリリースで予定されているイベントと、お客様に選択いただけるオプションは以下のとおりです。上記の表に記載されているようにSpring’23 リリースにおける自動有効化については、管理者様がSalesforce組織を自動有効化の対象から除外(オプトアウト)することができます。除外する場合は「私のドメイン」の設定ページにある「Automatically deploy enhanced domains with Spring ’23」をオフにします。尚、この除外の設定はSummer’23では使用することはできません。(設定名称は機能導入初期の表記であり、翻訳される予定です)▼参考情報公開ナレッジ : Opt Out of the Automatic Deployment of Enhanced Domains in Spring ’23自動有効化の除外設定はWinter'23で設定することができ、Spring23のリリース時のみ有効です。Winter'23で除外設定を行っていない場合は、Spring'23で拡張ドメインが自動有効化されますが、無効化することができます。Spring'23で拡張ドメインが適用されなかった場合は、次回リリースのSummer'23で拡張ドメインが自動有効化されます。これは除外することはできませんが、拡張ドメインを無効化することは可能です。Summer'23で拡張ドメインが適用されなかった場合は、次回リリースのWinter'24で強制適用されます。これは無効化することができません。自動有効化や強制適用を待つのではなく、管理者様にて拡張ドメインを手動で有効化することは可能です。Salesforce組織の「リリース更新」メニューでは、拡張ドメインを有効化するまでのステップをご確認いただくことができます。拡張ドメイン有効化後の実際の動作を評価するためにも、まずはSandboxで拡張ドメインを有効化し、検証やテストを実施いただくことを推奨します。▼補足 : リリース更新の画面▼補足 : リリース更新「拡張ドメインを有効化」の画面拡張ドメイン適用による変更点本セクションでは、URLの用途と適用前後のURLをまとめています。本番組織のURL 形式SandboxのURL形式SaleforceサイトやExperience CloudサイトのURLをみると、変更後のURLには私のドメインが指定されていることが確認できます。このように外部に公開しているURLが変更となります。またVisualforceやコンテンツのURLをみると、すでに私のドメインが含まれているURLも更新されていることが確認できます。このようなかたちで拡張ドメインの適用によりお客様組織のURLが更新されます。尚、すべてのURLについてご確認いただく場合は、ヘルプ「拡張ドメインを有効にする場合の [私のドメイン] の URL 形式の変更」を御覧ください。想定される影響URL を直接参照するようなカスタマイズ/インテグレーションがある場合など、エラーが発生する可能性があります。また拡張ドメインの有効化で、Experience CloudについてはCDNが使われるようになることも重要な変更点の1つです。拡張ドメイン有効化において想定される影響範囲として以下のようなものがあります。Salesforce の埋め込みコンテンツの一部が表示されなくなる可能性がある。サードパーティアプリケーションからデータへのアクセスができなくなる可能性がある。Sandbox とのシングルサインオンインテグレーションが失敗する可能性がある。*.cloudforce.com や *.database.com のドメインサフィックスを使用した組織では、変更される前のドメインサフィックスである *.cloudforce.com や *.database.com を使用したSSOやインテグレーションが失敗する可能性がある。組み込みサービスのコードスニペット機能では「*.force.com」が使用されるので、正しく動作しない可能性がある。Experience Cloud サイト、Salesforce サイト、Visualforce などへのアクセス時にエラーが発生する可能性がある。拡張ドメインが有効化されると、Experience Cloud サイト(*.my.site.com)で CDN が使用されます。また CDN では IPv6 がサポートされています。そのため以下の条件がそろうとアクセス時にエラーが発生する可能性がありますので、回避するためには、プロファイルの IP アドレス制限の設定に IPv6 のアドレス範囲を追加します。サイトにアクセスするユーザのプロファイルで、IP アドレス制限を IPv4 で設定している。ユーザが IPv6 で Experience Cloud サイトにアクセスする。▼参考情報拡張ドメインを使用するデジタルエクスペリエンスの Salesforce CDNSalesforce IPv4 and IPv6 supportCDN の有効化によるアプリケーションの読み込みの高速化お客様によるご準備拡張ドメインは Spring'23 と Summer'23 のリリースで自動有効化が実施され、Winter'24 では強制適用されます。前述の影響を事前に認識/対策するためにも 自動有効化や強制適用までに下記を進めていただくことを推奨します。Sandbox で拡張ドメインを有効化します。Sandbox で影響箇所の有無を確認し、影響箇所があった場合の対応方法を検討します。確認箇所やテスト方法については、以下の参考情報をご覧ください。[私のドメイン] の変更に対する組織の更新[私のドメイン] の変更のテストSandbox で確認できた対応方法(インテグレーション/カスタマイズの改修など)を本番組織に適用します。URL が更新(時期や変更箇所)されることをユーザへアナウンスします(ブックマークの更新等)。お客様公開サイトやマニュアル等に配置されているリンクを変更します。Spring’23 と Summer’23のリリースでは拡張ドメインが自動有効化されます。Spring'23までに対応が間に合わない場合は、自動有効化の除外設定を実施します(詳細は「拡張ドメイン適用までのロードマップ」セクションを参照)。Spring’23 または Summer’23 のリリースで自動有効化が行われた場合、拡張ドメインを無効化することができますが、無効化処理にはお時間がかかる場合がありますので、自動有効化の前にテスト/検証を完了し、手動で拡張ドメインを有効化することを推奨します。拡張ドメイン有効化に関するステップはお客様組織の[リリース更新]でもご確認いただくことができます。お客様でのご準備にあたり、ご不明点等がございましたら弊社サポートまでお問い合わせください。自動有効化や強制適用に備えて、影響確認とその対策をお願いします。拡張ドメイン有効化後におけるURLのリダイレクト拡張ドメイン有効化後、以前のURLのアクセスは新しいURLへリダイレクトされますが、新しいURLへのリダイレクトはWinter'25で停止される予定です。URLの種類によってリダイレクトの動作が異なるため、以下に詳細を記載します。Experience Cloud サイト等の外部に公開されている拡張ドメイン有効化前の force.com ドメインのURLは、Winter'25 のリリースで旧URLから新URLへのリダイレクトが停止します。また、管理者様にて[私のドメイン]ページの以下の設定を OFF にすることでリダイレクトを停止させることもできます。その他(外部向けの force.comドメイン以外)の拡張ドメイン有効化前のURLについても、 Winter'25 のリリースでリダイレクトが停止します。また、管理者様にて[私のドメイン]ページの以下の設定を OFF にすることでリダイレクトを停止させることもできます。尚、拡張ドメイン有効化後に[私のドメイン]を変更すると、拡張ドメイン有効化前のURLはリダイレクトされません(1世代前までのURLのみリダイレクト可能)。▼参考情報Prepare for the End of Redirections for Non-Enhanced Domainsリダイレクトに関するログの取得Winter’23 からURLのリダイレクトのログを CSV 形式でダウンロードすることが可能になります。このログを活用することで、URLの変更について、顧客やユーザーへのコミュニケーションプランを検討することができます。尚、本機能をご利用いただく場合、Winter'23 のリリース後に[私のドメイン]ページから機能(リダイレクトの記録)を有効化する必要があります。リダイレクトのログには以下の留意点があるため、事前にご確認の上でご利用ください。ログは EventLogFile(イベントモニタリング)の領域に格納されますが、ログ自体は無料でダウンロード可能。Event Monitoring Analyticsではログは利用不可。APIでもログを取得することは可能だが、API バージョン 56 以降を利用する必要あり。ログは1つのファイルで作成され日次で更新されるため、最新の日次ログのみを取得可能。1時間以内に同一ホスト名に関するリダイレクトがあった場合はログに記録されないため、リダイレクト件数を正確に取得するものではない。▼参考情報Log Your Redirected My Domain HostnamesHostname Redirects Event Type関連リソースのまとめTrailblazer CommunityMy Domain and Enhanced Domains グループWinter’23 リリースノートDeploy Enhanced Domains (Release Update)Review the New Timeline for Enhanced DomainsWinter’22 リリースノート拡張ドメインの有効化 (リリース更新)Summer’22 リリースノート拡張ドメインの有効化 (リリース更新)拡張ドメインを有効にした後のサイト URL のリダイレクト新規および更新後の Sandbox での拡張ドメインの使用ヘルプドキュメント/ナレッジ拡張ドメイン拡張ドメインを使用する理由拡張ドメインに関する考慮事項(*1)拡張ドメインを有効にする場合の [私のドメイン] の URL 形式の変更必要なドメインを許可拡張ドメインを使用するデジタルエクスペリエンスのコンテンツ配信ネットワークExperience Cloud 向け Mobile Publisher アプリケーションと拡張ドメインSalesforce ドメイン (「私のドメイン」 と拡張ドメイン) の変更に備えた準備Log Your Redirected My Domain HostnamesHostname Redirects Event TypePrepare for the End of Redirections for Non-Enhanced DomainsCDN の有効化によるアプリケーションの読み込みの高速化Enhanced Domains TimelineOpt Out of the Automatic Deployment of Enhanced Domains in Spring ’23FAQQ1 : 「[私のドメイン] の名前」が外部のURLに使用されることを回避することはできますか。A1 : 「[私のドメイン]の名前」を変更する方法とカスタムドメインを使用する方法があります。「私のドメイン」を変更すると、既存動作に影響を与える可能性もあるため、カスタムドメインを使用することを推奨しております。詳細は「拡張ドメインに関する考慮事項」の「公開 URL の変更」をご覧ください。Q2 : 拡張ドメインが適用される前のURLにアクセスするとどうなりますか?A2 : 拡張ドメインで変更される URL では、古い URL にアクセスすると、Salesforce がWinter'25でリダイレクトを停止するまで、新しいホスト名にリダイレクトされます。またリダイレクトの動作には以下の注意点がございますのでご確認ください。・拡張ドメインが有効になった後に「[私のドメイン] の名前」を変更すると、名前変更前のURLでのアクセスは名前変更後のURLにリダイレクトされますが、拡張ドメイン有効前のURLはリダイレクトされなくなります。(拡張ドメイン有効化以前のURLへリダイレクトが必要な場合には、拡張ドメイン有効化後に「[私のドメイン] の名前」を変更をしないで下さい)・「以前の[私のドメイン]を削除」ボタンを押下すると、リダイレクトはされなくなります。・「以前の [私のドメイン] の URL を現在の[私のドメイン]にリダイレクト」のチェックをOFFにしてテストをする事で、リダイレクトされなくなるので問題が発生する部分を確認する事ができます。Q3 : Salesforce Edge Networkが有効になっていることはどこで確認できますか?A3 : [設定] > [クイック検索] >「私のドメイン」と入力し、[私のドメイン]を選択してください。 [ルーティング] セクションでご確認いただくことができます。詳細は 「拡張ドメインの前提条件」の「組織が Salesforce Edge Network の対象かどうかの判断」をご覧ください。尚、現在はSalesforce Edge Networkが無効でも拡張ドメインは有効化できます(参考情報 : Enhanced Domains Available Everywhere Except Public Cloud)Q4 : Experience Cloud サイトや Salesforce サイトを使用していない場合は、影響はありませんか。A4 : 外部向けのURLだけではなく、内部向けのURLが更新されるものもございます(Visualforceなど)。これによりAppExchangeパッケージやお客様のカスタマイズに影響がある可能性もございますので、Experience Cloud サイトや Salesforce サイトを使用していない場合も、Sandboxでの動作確認/テストを推奨します。Q5 : Salesforce Edge Networkも自動有効化の対象でしょうか。A5 : いいえ。Salesforce Edge Networkは自動有効化の対象ではありません。Q6 : 現在使用しているカスタムドメインには影響はありますか?A6 : Experience Cloud サイトや Salesforce サイトで使用するカスタムドメイン自体には影響はありません。CDN 等の外部 HTTPS ベンダーでカスタムドメインを使用している場合、外部 HTTPS ベンダーが Salesforceへの転送先ドメインを変更する必要がある場合があります。詳細は「ドメインの外部 HTTPS の有効化」を参照ください。Q7 : API接続には影響があるのでしょうか?A7 : Sandbox についてはURLに「sandbox」という文字列が追加されるため、影響がでる可能性があります。また、.cloudforce.com や .database.com のドメインサフィックスを使用した組織では、変更される前のドメインサフィックスである .cloudforce.com や .database.com を使用したインテグレーションで失敗する可能性があります。Q8 : 拡張ドメインの有効化後に何かしらの問題が発生した場合にはどのように対応したらよいでしょうか?A8 : 自動有効化の前であれば拡張ドメインは有効化/無効化を実施することが可能です。自動有効の前に拡張ドメインを有効にする事で、何か問題が発生しても拡張ドメインを戻せるため、問題に対応する時間が取れます。もし、何かしらの問題が確認された場合は、弊社サポートにお問合せ下さい。