配信対象見込み客リストを作成しましょう
2021.06.01
2022年4月7日より、PardotはMarketing Cloud Account Engagementに製品名が変更になります。
この記事で学べること
- メール配信に必要な手順を理解する
- 承諾にもとづくマーケティングポリシーの遵守
- リストの種類 (スタティックリスト・ダイナミックリスト)
メール配信に必要な手順
まずはなにより、Pardotで「メール配信」を行いましょう。4つの手順を踏んでいきます。
- リストの作成
- テンプレートの作成
- メール配信
- 開封・クリック状況確認
本記事では “誰に” にあたる「1. リスト作成」について概要と学習ツールを解説していきます。

承諾にもとづくマーケティングポリシーを遵守する
さあ、リストを作るぞ!その前に...
Pardotの「承諾にもとづくマーケティングポリシー」を理解しておく必要があります。
Pardotでは「事前にオプトインされていない(=配信の承諾を得ていない)見込み客」に対するメール配信は禁止されています。例えば、購入リストや第三者によるリストがそれに相当します。
- ヘルプ記事:リストのコンプライアンスに関するよくある質問
承諾を得ていない対象に配信を行うと「スパムメール」と認定され、苦情やバウンス(メール不達)に繋がります。送信者の信頼を損ねる原因となるため、たとえば名刺交換やフォーム登録などで、事前に承諾を得た対象に送りましょう。

リストの種類
さて、ポリシーを理解したら、さっそく配信準備に取り掛かります。
Pardotではメールの配信対象となる見込み客を「リスト」として束ねて設定を行います。
「誰を」ターゲットとして選定すべきか決めかねるという場合は、ぜひ事前準備「ゴール達成のための戦略/施策を決めましょう」をご参照ください。(例:失注顧客、休眠顧客、展示会での獲得した見込み客など)
Pardotで設定するリストには、2種類あります。
- スタティックリスト (静的リスト)
- ダイナミックリスト (動的リスト)
利用シーンに応じて適切なリストを選択し、継続にメンテナンスを行います。 それぞれの概要や設定方法は、学習ツール「リストメールの送信」(6:50)の動画で解説を行っていますのでぜひご参考ください。

「誰に」送る場合は「どの」方法でリスト化するのが適切か、最初は悩むことがあるかもしれません。
- CSVファイルをインポートする (例:過去の名刺情報や展示会参加者など)
- Salesforceにある情報をもとにリスト化する (例:半年以内の商談の失注顧客など)
学習ツール「Pardotドリル - リスト作成」では、利用シーンに応じた設定方法を、画面キャプチャ付きのドキュメントで解説しています。こちらを一通り練習していただくと、それぞれの利用シーンがご理解いただけるかと思います。
学習ツール
1. <動画> [エキスパートコーチング] Pardot:How to:リストメールの送信
2. <ドキュメント> Pardotドリル「リスト作成」

まとめ
いかがでしたでしょうか。作成したリストは、他の社内メンバーみても目的がひと目でわかるよう、命名規則にもぜひ工夫してみてください。 次の章では、"何を"にあたる「メールテンプレート」を作成していきます。
2021.06.01
この情報は役に立ちましたか?
ご意見お待ちしております。
フィードバックありがとうございます。
より役に立つために
役に立たなかった一番の理由を教えてください。